Tangerine Dream “Ricochet”

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もう、何度も紹介しているTangerine Dreamのライブ・アルバム”Ricochet(リコシェ)”です。この時期のメンバーはEdger Froese, Christopher Franke, Peter Baumannのトリオです。詳しいバイオグラフィーは既に書いていますので、そちらを参考にして下さい。このアルバムは、フランスと英国での1975年のライブ録音から成ります。もう泣ける位カッコいいシーケンスとドラムやギターとの絡みが充二分に楽しめます。この時期はまだ、半即興的に演奏していない時期ですが、ライブ感を含めて、適度な緊張感のある演奏が聴かれます。何らかの譜面らしきものはあったみたいですが、所謂、通常の「譜面」ではなかったみたいです。片面1曲ずつと言うか、長尺の曲を無理やり2つに分けたようです。しかしながら、これがロックなのか?プログレなのか?と言う命題を考えさせられます。しかしなから、振り返ってみれば、このような電子音楽は「ロック」のある一面にもありましたし、また出自がアカデミックではなく、「ロック」であれば、それはどのような形態を取っていても、「ロック」の範疇に吸収されてしまうのですね。プログレについても同様なのですが、例えば、Tangerine DreamとPink Floydとが余りに違う形態であっても、それはプログレと言う名の元に同一視されてしまうのでしょう。つまり、何が言いたいかと言うと、ロックとかプログレとかのジャンル分けは早々に無意味化し、聴き手の感性のみで判断するしかないと言うことです。だから、リスナーは音楽の形態ではなく、そのコアの部分をしっかりと把握して、聴くしかないと言うことではないでしょうか? そんなことを考えさられた作品でした。また、難しいことは別にして、本作品も聴き応えのある演奏が収録されていますので、少しでも興味のいる方は、遅くは無いので、聴いてみて下さい。

https://youtu.be/mp7n8bX8d2g

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