Pere Ubu “20 Years In A Montana Missile Silo”

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連投、失礼します。またまたPere Ubuの登場です。もうトータル何枚目かはよくわかりませんが、このアルバムの前にちょっとした事件がありました。2003年にPere Ubuの前身バンドRocket from the Tombsが再結成して、2017年5月にClevelandで、コンサートをやったと言うのです。勿論、David Thomasもメンバーでしたから参加はしていますが、Peter Laughnerは参加はしていなかったので、代わりにRichard Lloyd(後にTelevisionに加入)が参加して、2017年までバンドは続いたみたいです。それで、その年の9月末に、Pere Ubuは本作品をリリースします。この時のメンバーはDavid Thomas (Vo), Keith Molinè (G), Gary Siperko (G), Kristof Hahn (Steel G: The Swansのメンバーでもある), Darryl Boon (Clarinet, その他), Robert Wheeler (analog Synth, Thermin), Gagarin (Digital Synth), Michele Temple (B), Steve Mehlman (Drs, その他)で、Roshi Nasehiが1曲Backing-Voで参加しています。この頃はDavidはPere UbuとRocket From The Tombsの二足草鞋を履いていた訳ですが、そのヴァイタリティとクリエイティヴィティには驚かされます。そして、本作品ですが、初心に帰ったような、スピード感のあるノリの良い曲が収められています。一言で言うと「カッコいい」曲が満載ですね。多分、David以外のメンバーが若返ったからだとは思いますが、それでもDavidがそれに付いていくだけでない、リードしている感すらあります。近年では、Davidは椅子に座って歌うことが多いようですが、MCとかも含めて、その存在感は相当なものと思いますね。そんな訳で、決して守りに入らず、常に攻めで言ってるPere Ubuを聴いてみて下さい。その意味で、この作品はお勧めですよ。

“Monkey Bizness”
https://youtu.be/wI0GfXynR6k

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