Brume “Friction”

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フランス有数のノイズ系アーティストであるChristian Renouのソロユニットが、このBrumeです。日本では今ひとつ人気の無いBrumeですが、ヨーロッパでは評価は高いです。また、多作家でもあり、Brume名義だけでも119作品(本人名義で14作品)もありますし、コラボ作品も多数発表しています。 1985年に自身のレーベルBrume Rec.からカセットアルバムをリリースした後の、2000年〜2008年にBrumeの名前を用いており、その前後は本名名義になっているらしいです(でもこの記述はDiscogsのインフォと合いませんが)。基本的には音響系ノイズのコンポーザーと言うイメージが強いですが,その振り幅は広く、ミュージック・コンクレート、サウンド・コラージュ或いはインダストリアルまで手掛けています。彼は最近(?)では、サウンド・インスタレーションなどの作品も作っているようです。本作品ですが、これはフランスのレーベルRotorelifが同じデザインのジャケで、アーティスト名だけ変えてリリースしているシリーズの一つです(RRRのPureみたいなものですね)。フランスのアーティスト/グループが多いようです。それで、内容ですが、前述のように、元々振り幅の大きいアーティストなので、今回は、ややインダストリアル寄りの曲が多いように思います。躍動感のあるリズムとパルス音に加えて、唸るようなシンセや効果的なテープ音或いは残響処理や逆回転の挿入などが目立ちますね。でも引くべきところは引いて、静謐な音像も聞かせてくれます。これは最早、「ノイズ」とかの範疇を越えていますね。私も彼とコラボしていますが、彼はその時は、本名名義でしたが、非常に繊細ながらダイナミズムを感じさせる曲を作り上げ、思わず舌を巻いてしまいました。そんなBrumeの音楽に一度は触れてみて下さい。

追加: 最近、ChristianはBrumeとしての音楽活動を止めると宣言しています。
追々加: Rotorelifはフランスのノイズミュージックを専門に扱うレーベルです。

https://youtu.be/ArN5crzjiBQ

#Brume #Friction #France #Experimental #Noise #Industrial #Rotorelif

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