Public Image Limited “Metal Box”

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嘗て、英国パンクロックのアイコンであったJohn Lydon (Jonny Rottenのこと)が、ピストルズを脱退し、1978年に作り上げたのがPublic Image Limited(PIL)です。Pistolsを脱退したJohn Lyndonは、写真家Dennis Morrisの勧めでジャマイカに行くことになり、そこでレゲエやダブに衝撃を受け、帰国後、友人のJah Woobleに声を掛け、更にはThe Clashにも一時期在籍していたKieth Leveneを引き込み、メンバー募集でカナダ出身のJim Walkerを採用して、PILを結成しました。本作品は、PILのセカンドアルバムで、初回限定では45rpm12インチ3枚組・金属缶入りであったが、私は高くて買えませんでした。この仕様にもオーディオマニアであつたJohn Lyndonの拘りがあるようです。そのPILであるが、ファーストと同様に、と言うか更に踏み込んで、Jah Wobbleベースがfatな重低音を奏で、Martin Atkins (Jimはこの時点では脱退しており、オーディションで選ばれた)のタイトでミニマルなハンマービート、それにフリーキーで神経質なKieth Leveneのギターやシンセが絡み、更にJohnのアジる様で堂々としたヴォーカル。Johnはパンクを作っただけでなく、それが終わると、いきなりポストパンクまで作ってしまったとです。このロックのダブ的解釈として、このアルバムは本当に良くできた作品だと思います。因みに私が持っているのは、日本盤でセカンドエディションなので、ダブルでLPです。缶入りが欲しかった。

https://youtu.be/ZsxHzaPBBjM

“Poptones”
https://youtu.be/1gfBUL4f8w4

#JohnLydon, # PostPunk # PublicImageLimited, #MetalBox

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