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フランス 10ユーロ銀貨「NARUTO」ナルト対サスケ
#NARUTO のアニメ放送20周年を記念して、 #フランス で発行された銀貨です。フランスで大人気の作品として貨幣になりましたが、日本の漫画作品が貨幣のデザインになるのは大変珍しい事例です。同時に50ユーロ金貨も発行されましたが、片面のデザインが異なります。 共通面のデザインは、木ノ葉隠れの里にある火影の顔岩と火影の執務室がある建物、NARUTOのロゴなどが採り入れられています。もう片面は原作20巻の表紙からとったデザインですが、サスケの持つ刀がクナイにアレンジされています。 貨幣は化粧箱入りで、NARUTOデザインの特製スリーブに収められて発行されました。
プルーフ 銀 フランスHokutosei
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鉄道開業150周年記念 1,000円銀貨
明治5(1872)年10月14日に日本初の鉄道が新橋(後の汐留)・横浜(現:桜木町)間に開業してから150周年の節目を迎えるにあたり、令和4(2022)年に発行されました。月岡芳年が描いた錦絵「高縄鉄道之図」と旧新橋停車場をデザインに採り入れています。 近年の記念1,000円銀貨としてはオーソドックスな作りですが、錦絵の彩色を多色刷りで見事に表現しています。字体は配置などの構成は近代通貨制度150周年記念1,000円銀貨に近いものとなっています。
プレミアム貨幣 銀1,000 70,000枚Hokutosei
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ドイツ 2ユーロ「ドイツの連邦州 II・ハンブルク州」
2022年に完結した #ドイツ の #2ユーロ 「ドイツの連邦州」シリーズに代わり、2023年より「ドイツの連邦州 II」シリーズが始まりました。2023年の記念すべき初貨は、ハンブルク州(自由ハンザ都市ハンブルク)が選ばれました。 前シリーズである連邦州シリーズは歴史的スポットをテーマとしていましたが、連邦州 IIシリーズでは各州の文化的アイデンティティに焦点を当てています。 モチーフは、同州の新しいランドマーク、エルプフィルハーモニー・ハンブルクとなっています。このコンサートホールと波打つエルベ川の図柄により、文化的な意義だけでなく、水上都市ハンブルクの都市としての性格をも表現しています。 ドイツの貨幣に刻印されるミントマークと造幣所の関係 A: ベルリン D: ミュンヘン F: シュトゥットガルト G: カールスルーエ J: ハンブルク ※ 発行枚数は全造幣所担当分を合算した枚数です。
銅・亜鉛・ニッケル ドイツ 30,000,000枚Hokutosei
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旭日竜20銭銀貨 明治4年銘
明治政府が江戸時代より続く貨幣制度を改める際に、本位金貨に対する補助通貨として発行された銀貨です。明治3年銘と明治4年銘でのみ発行され、明治4(1871)年の新貨条例により通貨として定められました。 この旭日竜20銭を含む初期の小型銀貨は、図柄を入れるための極印が後年のものより軟質だったため、竜図の出来に個体差がありました。明治3年銘で竜図の鱗がはっきりと現れた出来のものは収集家に「明瞭ウロコ」と呼ばれて区別されています。また、明治4年銘には額面の銭の字の払いが欠けているものがあり、「欠銭」として区別されています。写真は普通品です。 ※ 発行枚数は明治3年銘も含む。
銀800/銅200 4,313,015枚 24mmHokutosei
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1厘銅貨 明治7年銘
明治初期の新貨条例による「円」の導入に際し、補助貨幣として発行されました。銅貨の製造設備の完成が遅れたため、本位貨幣や補助銀貨などに遅れて明治6(1873)年より発行されました。1厘銅貨は当時1厘通用とされた寛永通宝に代わるものとして発行され、大きさから竜図が刻めず、菊紋を大きく取り上げるデザインとなっています。 同時期に2銭銅貨、竜1銭銅貨、半銭銅貨も制定されました。 しかし、1厘銅貨は小さすぎて使い勝手が悪く、寛永通宝を置き換えきることなく製造が打ち切られてしまいました。 ※ 発行枚数は明治6年銘を含む。
銅980/錫10/亜鉛10 6,979,260枚 15.75mmHokutosei
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2銭銅貨 明治8年銘
明治初期の新貨条例による「円」の導入に際し、補助貨幣として発行されました。銅貨の製造設備の完成が遅れたため、本位貨幣や補助銀貨などに遅れて明治6(1873)年より発行されました。デザインには、同時代の金貨や銀貨に採用された阿竜に対し、吽竜が採用されています。 同時期に竜1銭銅貨、半銭銅貨、1厘銅貨も制定されました。銅貨は量目が額面に応じた比例関係とされましたが、2銭銅貨は少額貨幣にしては大きすぎて使い勝手が悪かったようで、明治17年銘をもって発行が打ち切られました。
銅980/錫10/亜鉛10 22,835,255枚 31.81mmHokutosei
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竜1銭銅貨 明治19年銘
明治初期の新貨条例による「円」の導入に際し、補助貨幣として発行されました。銅貨の製造設備の完成が遅れたため、本位貨幣や補助銀貨などに遅れて明治6(1873)年より発行されました。デザインには、同時代の金貨や銀貨に採用された阿竜に対し、吽竜が採用されています。 同時期に2銭銅貨、半銭銅貨、1厘銅貨も制定されました。この竜1銭銅貨は使い勝手が良かったようで、大きさが流通に不便とされた2銭銅貨や1厘銅貨が早めに製造を打ち切られる一方、竜1銭は明治21年銘まで発行されました。
銅980/錫10/亜鉛10 26,886,198枚 27.87mmHokutosei
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クロアチア ユーロスターターキット
2023年1月1日よりユーロを導入するクロアチアで、2022年12月1日より120万セット発売されました。このスターターキットは、ユーロ導入前に旧通貨を回収しつつ、広くユーロ硬貨を配布する目的で、金融機関や郵便局などで発売されるものです。33枚・13.27ユーロ分のユーロ硬貨(2023年銘)が入ったキットで、価格は100クーナです。なお、ビジネス向けにより大量のコインが入ったビジネススターターキット(145.50ユーロ分の525枚のコインを封入)も20万セット発売されました。ユーロ硬貨には共通デザイン面と各国デザイン面がありますが、各国デザイン面に採用された図柄は以下の通りです。 2ユーロ貨: クロアチア地図とシャホヴニツァ(国章の市松模様) 1ユーロ貨: イタチ科の動物クロテン(クーナ)とシャホヴニツァ ※ クロテン(クロアチア語読みでクーナ)は、旧通貨単位クーナの語源でもある。 50 / 20 / 10セント貨: ニコラ・テスラの肖像と磁場線、シャホヴニツァ なお、セルビア人であったテスラの肖像の採用に関して、セルビアとの間で一悶着あった。 5 / 2 / 1セント貨: グラゴル文字による国名のモノグラム HR とシャホヴニツァ
クロアチア 1,200,000セット クロアチア造幣局Hokutosei
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オーストリア 3ユーロ「光る海洋生物シリーズ」2022年 ヒョウモンダコ
オーストリアで発行された収集家向け3ユーロ白銅貨です。2021年発行分で完結した「スーパーサウルスシリーズ」に代わる「光る海洋生物シリーズ」の初貨にあたります。2022年から2025年にかけて計12の海洋生物を取り上げ、額面のデザインにはそれら12種のシルエットが採用されました。共通の特徴として、モチーフとなる生物がカラーで表現され、ブラックライトを当てることにより特定の部位が光る蛍光仕様となっています。 記念すべき第一貨のテーマには、ヒョウモンダコが選ばれました。身の危険を察知すると、筋細胞を伸縮させて隠れた虹色素胞を露出させることで、名前の由来にもなった青い豹紋を出して警戒します。この一連の現象こそヒョウモンダコの「光る」といわれるメカニズムであり、その特徴をコインの蛍光仕様(コインにブラックライトを当てると豹紋が青く発光します)により視覚的に楽しむことができます。
銅・ニッケル オーストリア 65,000枚Hokutosei
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ドイツ 5ユーロ「昆虫の不思議な世界・昆虫の王国」
ドイツで発行された収集家向けの5ユーロ貨幣で、2021年発行分で完結した「地球の気候帯シリーズ」に代わる新シリーズ「昆虫の不思議な世界シリーズ」の初貨です。2022年から2024年にかけて9種の貨幣が発行され、カラーコインとして発行されます。記念すべき第一貨のテーマには、昆虫が集まる草花をモチーフにした「昆虫の王国」が選ばれました。 草花に集まる昆虫の小さな姿を余すことなく刻み、草花にのみカラーリングを施すことで、まさに昆虫たちの暮らす「王国」にスポットを当てています。 この貨幣は1箇所の造幣局(シュトゥットガルト造幣局)でのみ発行されたため、ミントマークは F しか存在しません。
銅・ニッケル ドイツ 非公表Hokutosei
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英国「女王エリザベス2世」 5ポンド白銅貨 2022年
2022年に女王エリザベス2世が惜しまれつつ息を引きとられたことを受け、同年にイギリスで発行されました。女王の治世と遺産を讃える3つのコインプログラムの一環で、女王の歩みを表現するものです。同デザインでプラチナ貨、金貨、銀貨を含む計5種の貨幣が発行されています。 特筆すべきは、この3つのコインプログラムで新国王チャールズ3世の肖像が初めて刻まれたことでしょう。通常貨や2022年の他のコインプログラムに先立ち、採用されました。 表面のデザインは、彫刻家マーティン・ジェニングスがデザインを担当した新国王チャールズ3世の肖像です。肖像それ自体や配置、文字の字体にまで考えぬかれたデザインとなっています。裏面では、女王の若き日と近年の肖像を左右に、ロイヤル・サイファと聖エドワード王冠を上下に配し女王の歩みが表現されています。 5ポンド白銅貨は女王陛下の肖像がプリントされた特製ブックレットに収められる形態で販売されています。
銅・ニッケル 英国 未確定Hokutosei
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フランス 2ユーロ「パリ2024」第二弾
2024年の夏季オリンピック・パラリンピックがパリで開催されることを記念し、2022年にフランスで発行されました。パリ造幣局では、2021年から2024年までの4年間、オリンピック記念2ユーロを年に1回発行するコインプログラムを組んでおり、この貨幣はその第二弾にあたります。 この第二弾のデザイン面には、エトワール凱旋門を背景にに円盤投をするジーニー、トラック、PARIS2024のエンブレムが配されています。5色のコインカード形態で各5万個販売されました。
銅・亜鉛・ニッケル フランス 250,000枚Hokutosei
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オーストリア 10ユーロ「花言葉シリーズ」マリーゴールド
オーストリアが2021年より発行する、身近な花の花言葉を題材とした10ユーロ貨幣シリーズの1つです。2022年のタンポポに続き同年に発行された第三貨の題材には、マリーゴールドが選ばれました。同じテーマでカラー銀貨(プルーフ)、銀貨、銅貨の3種が発行されましたが、こちらは銅貨です。 片面はマリーゴールドの花そのもので、その姿が余すことなく刻み込まれています。シリーズ初貨「バラ」に引き続き、本物の花を育てて特殊技術により転写したもので、花弁の先から茎に至るまで生花の姿をそのまま刻んでいます。 一方の額面は、聖母マリアの黄金の花ともいわれるマリーゴールドの香りを楽しむ女性の姿がモチーフとなっています。マリーゴールドには困難を乗り越えるというイメージがあります。その花弁に抗炎症、抗ウイルス、抗菌作用、防腐性があることは、花のもつイメージを後押しします。また、マリーゴールドは癒しの花ともいわれ、先のイメージとも相まって、香りを楽しむ女性の姿に花言葉が集約されました。
銅 オーストリア 130,000枚Hokutosei
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寛永通宝 不旧手 伏見銭 陰目寛背大濶縁
寛文8(1668)年以降に鋳造された いわゆる「新寛永」のうち、元文期(1736年以降、詳細な年代は不明)に鋳造されたと考えられている銭です。長崎屋不旧が筆者と考えられる銭文の特徴、すなわちマ頭通、俯永が見られる書手で、いわゆる不旧手と呼ばれる一派に分類されています。また、山城国横大路銭の一部に見られる、寛字見画の二引が陰起して拓本に現れない特徴(陰目寛という)を引き継いでいます。 最大の特徴は何といってもその背で、縁がきわめて太くなっています(大濶縁)。不旧手伏見銭でこのように背大濶縁となっているものは、ほぼ同時期に流行した蛇ノ目傘の開いた柄に似ていることから、蛇ノ目とも呼ばれて人気を集めています。
銅 京都伏見 元文期(1736年以降)Hokutosei
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旧1円銀貨 明治3年銘 普通円・無輪
明治初期の新貨条例のもとで対外決済用の貨幣(貿易銀)として製造された銀貨で、円銀と呼ばれています。国際的な信用を得ていたメキシコ銀よりやや銀量目が劣り、主に現在の中国や台湾で盛んに流通しました。加納夏雄の案による優れた出来の竜図などから収集家に人気の貨幣です。 明治3年銘の1円銀貨だけは、旭日竜銀貨と同様、片面が竜図でもう片面が旭日になっています。旭日図に替えて一圓の額面表記が大きく配された明治7年銘以降の1円銀貨に対して、旧1円銀貨と呼ばれています。写真の貨幣は、圓字中の貝字の6角目が欠けている普通円で、旭日図の中に輪がない無輪にあたります。下記発行枚数には他の手替わり品(普通円有輪・正貝円・欠貝円)も含まれています。
銀900/銅100 3,685,049枚 38.58mmHokutosei
