-
オーストリア 3ユーロ「光る海洋生物シリーズ」2022年 ヒョウモンダコ
オーストリアで発行された収集家向け3ユーロ白銅貨です。2021年発行分で完結した「スーパーサウルスシリーズ」に代わる「光る海洋生物シリーズ」の初貨にあたります。2022年から2025年にかけて計12の海洋生物を取り上げ、額面のデザインにはそれら12種のシルエットが採用されました。共通の特徴として、モチーフとなる生物がカラーで表現され、ブラックライトを当てることにより特定の部位が光る蛍光仕様となっています。 記念すべき第一貨のテーマには、ヒョウモンダコが選ばれました。身の危険を察知すると、筋細胞を伸縮させて隠れた虹色素胞を露出させることで、名前の由来にもなった青い豹紋を出して警戒します。この一連の現象こそヒョウモンダコの「光る」といわれるメカニズムであり、その特徴をコインの蛍光仕様(コインにブラックライトを当てると豹紋が青く発光します)により視覚的に楽しむことができます。
銅・ニッケル オーストリア 65,000枚Hokutosei
-
オーストリア 10ユーロ「花言葉シリーズ」マリーゴールド
オーストリアが2021年より発行する、身近な花の花言葉を題材とした10ユーロ貨幣シリーズの1つです。2022年のタンポポに続き同年に発行された第三貨の題材には、マリーゴールドが選ばれました。同じテーマでカラー銀貨(プルーフ)、銀貨、銅貨の3種が発行されましたが、こちらは銅貨です。 片面はマリーゴールドの花そのもので、その姿が余すことなく刻み込まれています。シリーズ初貨「バラ」に引き続き、本物の花を育てて特殊技術により転写したもので、花弁の先から茎に至るまで生花の姿をそのまま刻んでいます。 一方の額面は、聖母マリアの黄金の花ともいわれるマリーゴールドの香りを楽しむ女性の姿がモチーフとなっています。マリーゴールドには困難を乗り越えるというイメージがあります。その花弁に抗炎症、抗ウイルス、抗菌作用、防腐性があることは、花のもつイメージを後押しします。また、マリーゴールドは癒しの花ともいわれ、先のイメージとも相まって、香りを楽しむ女性の姿に花言葉が集約されました。
銅 オーストリア 130,000枚Hokutosei
-
オーストリア「ウィーン・フィルハーモニー金貨」1/25オンス 2022年銘
オーストリアで発行された、地金型コイン(収集価値ではなく素材の価値を基に取引されるコイン)の一種にあたる金貨です。金貨としては最も有名なコインの1つであり、「ウィーン金貨」と呼ばれます。純金(.999)で出来ており、重量は1/25オンス(トロイオンス)となっています。 いわゆるウィーン金貨は1989年に発行開始し、ユーロの現金が導入された2002年からは額面がユーロに置き換わりました(2001年までの金額はオーストリア・シリング)。1/25オンスのウィーン金貨は、小口投資の需要に適う小型金貨として2014年より発行されています。 デザインはオーストリア造幣局の彫金師 トーマス・ペゼンドルファーが担当したものです。両面ともウィーンで最も有名な管弦楽団「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」をモチーフにしています。片面は楽友協会大ホール(黄金の間)にあるパイプオルガンが、もう片面はブーケ状に配された管弦楽器(ホルン、ファゴット、ハープ、チェロ、ヴィオラ、バイオリン)が採用されました。
金 オーストリア 未確定Hokutosei
-
オーストリア 10ユーロ「花言葉シリーズ」タンポポ
オーストリアが2021年より発行する、身近な花の花言葉を題材とした10ユーロ貨幣シリーズの1つです。2022年に発行された第二貨の題材には、タンポポが選ばれました。同じテーマでカラー銀貨(プルーフ)、銀貨、銅貨の3種が発行されましたが、こちらは銅貨です。 片面はタンポポの花そのもので、その姿が余すことなく刻み込まれています。シリーズ初貨の「バラ」に引き続き、本物の花を育てて特殊技術により転写したもので、花弁の先から茎に至るまで生花の姿をそのまま刻んでいます。 一方の額面は、花の冠をつけてタンポポの綿毛を吹く女性の姿がモチーフとなっています。タンポポの花言葉の1つには愛の信託がありますが、これは、昔のヨーロッパでタンポポの綿毛を吹いて恋占いをしていたことによるものです。そこから、タンポポの綿毛を吹くと願いが叶うといわれるようになりました。コインの図柄も、想い人の方に向かって綿毛を飛ばす女性の姿を表現しています。
銅 オーストリア 130,000枚Hokutosei
-
オーストリア 5シリング銀貨 1965年銘
ユーロ導入以前のオーストリアで使われていた一般通用貨幣です。5シリング貨は1960年代に一時的に銀貨(Ag 640 / Cu 360)として発行されていましたが、それ以前の5シリング貨はアルミ貨でした。少額貨幣に使われるアルミニウムから銀へと素材価値を大幅に上昇させたことから、当時のオーストリアの経済成長が伺えます。その後の5シリング貨は白銅貨になりました。写真のコインは銀貨として発行されたものです。 デザインは、国章の盾とスペイン式宮廷馬術学校の白馬と旗手をモチーフにしています。
銀・銅 オーストリア 4,759,000枚Hokutosei
-
オーストリア 10グロッシェン アルミ貨 1997年銘
ユーロ導入以前のオーストリアで使われていた一般通用貨幣で、オーストリア・シリングに対する補助通貨「グロッシェン」の貨幣です。 デザインは額面や国章、国名しか使っていませんが、余白の少ない優れたデザインの貨幣に仕上がっています。オーストリアの貨幣はウィーン金貨をはじめデザインでの評価が高いですが、このような少額貨幣でもその特徴が現れています。アルミ貨ですが、若干のマグネシウムが含まれています(Al 985 / Mg 15)。
アルミニウム・マグネシウム オーストリア 不明Hokutosei
-
オーストリア「ウィーン・フィルハーモニー銀貨」1オンス 2022年銘
オーストリアで発行された、地金型コイン(収集価値ではなく素材の価値を基に取引されるコイン)の一種にあたる銀貨です。1989年に発行開始した地金型金貨に続き、欧州初の純銀地金型銀貨として、2008年より発行が続いています。銀貨としては最も有名なコインの1つであり、「ウィーン銀貨」と呼ばれます。純銀(.999)で出来ており、重量は1オンス(トロイオンス)となっています。 デザインは、先行して発行された金貨のものと同一で、オーストリア造幣局の彫金師 トーマス・ペゼンドルファーが担当したものです。両面ともウィーンで最も有名な管弦楽団「ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」をモチーフにしています。片面は楽友協会大ホール(黄金の間)にあるパイプオルガンが、もう片面はブーケ状に配された管弦楽器(ホルン、ファゴット、ハープ、チェロ、ヴィオラ、バイオリン)が採用されました。
銀 オーストリア 未確定Hokutosei
-
オーストリア 3ユーロ「スーパーサウルスシリーズ」2020年 ティラノサウルス
オーストリアで発行された、スーパーサウルス 3ユーロ白銅貨シリーズのうちの1つです。2020年発行分には、ティラノサウルスの図柄が選ばれました。もう片面のデザインはシリーズ共通で、同シリーズで取り上げる恐竜のシルエットが用いられています。 恐竜の輪郭線に蓄光塗料が使われており、光の下に置いておくと暗闇の中で光るようになります。
銅・ニッケル オーストリア 65,000枚Hokutosei
-
オーストリア 10ユーロ「花言葉シリーズ」バラ
オーストリアが2021年より発行する、身近な花の花言葉を題材とした10ユーロ貨幣シリーズの1つです。記念すべき第一弾の題材には、バラが選ばれました。 片面はバラの花のデザインです。バラの図柄はイラストや図形をもとに再現するのではなく、本物のバラを育てて特殊な方法でプレスして作り上げられています。これにより、花弁から葉脈に至るまで、複雑な花の姿を自然に近い形で表現しています。もう片面は、バラの花言葉「愛」を表現するべく、花の冠をつけて見つめ合うカップルの図柄となっています。 カラー銀貨(プルーフ)、銀貨、銅貨の3種が発行されましたが、こちらは銅貨です。
銅 オーストリア 130,000枚Hokutosei
-
オーストリア 5ユーロ「イースターの ひよこ」
オーストリアでイースターの時期に発行される九角形の銅貨シリーズです。2021年発行分の図柄は、卵の殻を破って出てきたヒヨコが生まれて初めて見る光景をモチーフとしており、キリスト教で祝われるイエスの復活をイメージしています。そのためか、ヒヨコが座っている卵の殻も、通常の殻ではなくイースターエッグとなっています。これらのデザインにより、イースターから連想される新しい生命と再生を象徴する貨幣となりました。 もう片面は、ユーロ導入以来使われている5ユーロ貨幣共通デザインで、オーストリアの9州の紋章を配置しています。
銅 オーストリア 200,000枚Hokutosei
