-
緑柱石(エメラルド)
2005年の9月頃に仕事でブラジルに出張した際に購入しました。当時から鉱物は少しずつ集めていたため、完全に一目ぼれで購入。透明感はないため、宝石に出来るクラスのエメラルドではありませんが、母石も含めてかなりの大型結晶です。
2005年 Beryl (Emerald) Estado de Minas Gerais, Brazilluhna-009
-
緑柱石(ヘリオドール)
ミネラル展で購入。丁度、緑柱石のコレクションを増やしたい…と考えていたので、思わず購入してしまいました。同じ緑柱石でも、こちらはFe3+のドープによる発色のため、エメラルドのようなCr3+やV3+による発色と異なり、薄い黄緑から黄色に近い色の結晶です。このクオリティーですと、カットすれば宝石に出来そうですが…もったいないので、このままの状態で所有しています。
2016年頃 Beryl (Heliodor) Zeylatoya Vada, Tajikistanluhna-009
-
緑柱石(アクアマリン)
ミネラル展で購入。前年にヘリオドールを購入していたため、同じ緑柱石系でFe2+がドープされ薄青色に発色したアクアマリンの結晶がどうしても欲しくなり、手に入れました。アクアマリンの結晶としては小型ですし色合いも少し薄めの青ですが(あまり高価なアイテムではありませんが)、トルマリンと一緒に母岩に付いている所などが非常に気に入っています。
2017 Beryl (Aquamarine) Elongo, Namibialuhna-009
-
霰石(アラゴナイト)
仕事で訪れたスロベニアで購入。スロベニアはポストイナ大鍾乳洞を含め多くの鍾乳洞を持つ国のため、このようなアラゴナイトは結構採れるようです。今回のアラゴナイトは一つ一つの結晶の大きさも比較的大きく、全体としての大きさも結構大きいため、アラゴナイト自体のレア度は低いかもしれませんが個人的には非常に気に入っているコレクションです。
2007年頃 Aragonite Slovenijaluhna-009
-
霰石(アラゴナイト)
こちらも仕事で訪れたスロベニアで購入。スロベニア産のアラゴナイトは他にも持っていますが、このコレクションが初めてのスロベニア産鉱物になります。個人的には、とてもアラゴナイトっぽい標本で非常に気に入っています。やはり「霰石」ですから、これくらいの大きさの方が霰石っぽいと思うんですよね。
2005年頃 Aragonite Slovenijaluhna-009
-
方解石(カルサイト)
ルーマニアに仕事に行った際、ブラショフの朝市?で購入。近場で採取出来たカルサイトとの事で、おそらく(ほぼ間違いなく)ルーマニア産のカルサイト。全体にビッシリと細かいカルサイトの結晶が付着しており、全体としての大きさもあり非常に綺麗なコレクションの一つです。カルサイト自体は珍しくもない鉱物ですが、これだけギッシリと細かく付いていると見栄えもよく、お気に入りの一つです。
2003年頃 Calcite Brasov, Romanialuhna-009
-
方解石(カルサイト)
こちらも初めてルーマニアに仕事で行った際にブラショフの朝市?で購入したカルサイト。こちらのカルサイトはピンク色のカルサイトで、全体的にモコモコした感じに見える(実際には硬いですが…)非常に可愛らしいコレクションの一つです。
2003年頃 Calcite Brasov, Romanialuhna-009
-
藍晶石(カヤナイト)
ミネラル展で購入しました。カヤナイトは結構脆い鉱物のため、大事にしまっています。カヤナイトの鉱物としては、それなりの大きさですし、目立つ鮮やかな青色のため、見栄えは凄く良いコレクションの一つです。
2010年頃 Kyanite Sao Jose de Safira, Minas Gerais, Brazilluhna-009
-
輝安鉱
輝安鉱というと、愛媛県の市之川鉱山から産出していた大型結晶が有名ですが、非常に細かいこのタイプの輝安鉱も良いな…と思います。このコレクションは、昔ルーマニアに仕事で行った際、首都ブカレストにある国立博物館のミュージアムショップで購入。帰国時、ルーマニアのオトペニ空港(現:アンリ・コアンダ国際空港)の荷物検査で引っ掛りました(笑)。係官には事情を説明して通してもらいましたが、形状がね…武器に見えたのかもしれません。非常に珍しいアンチモンの結晶です。ただ非常に脆い鉱物のため、普段は布で包んで保管しています。
2003年頃 Stibnite Baia Sprie, Romanialuhna-009
-
藍銅鉱(アズライト)
スロベニアで購入してきた藍銅鉱の鉱物標本です。孔雀石(マラカイト)もそうですが、銅の炭酸塩特有の青色系の色が非常に鮮やかで、とても好きな色合いの鉱物の一つです。
2007年頃 Azurite Slovenijaluhna-009
-
リシア電気石(トルマリン[エルバアイト])
スロベニアで購入した電気石(トルマリン)の鉱物です。トルマリンは色々な種類がありますが、この鉱物はLiを含むリシア電気石(Elbaite)になります。母岩に張り付いている結晶の一つ一つは小さいのですが、これだけギッシリ付いていますと、結構見栄えも良く気に入っています。この結晶は、一般的にグリーントルマリンと呼ばれる緑色のタイプの電気石になります。
2007年頃 Elbaite (Tourmaline) Slovenijaluhna-009
-
石英(水晶)
ルーマニアで購入した水晶の鉱物標本です。一応透明な部分がかなりあるため、水晶と呼んでも問題ないかと思いますが、ひょっとしたら石英に分類されるかもしれません。水晶としては小さめの結晶になるかと思いますが、ブラショフの朝市でルーマニアの駄目親父とビール片手(朝っぱらから)に、色々馬鹿話をしながら購入した思い出の一品になります。
2003年頃 Quartz Brasov, Romanialuhna-009
-
辰砂
硫化水銀の鉱物になります。昔はこの赤色を利用して顔料としても使用していました。また現在でも漢方薬の原料として一部使用されているようです。流石に顔料の原料だけあって、非常に鮮やかな赤色をしておりとても綺麗な鉱物です(残念ながら、このコレクションでは一つ一つの結晶が小さすぎ、私の撮影技術ではこれが限界ですが…)。
2009年頃 Cinnabar Cordero mine, McDermitt, Nevada, USAluhna-009
-
ニッケル華(アンナベルク石)
ニッケルの砒酸塩鉱物で、ニッケルと砒素から成り立っている鉱物です。非常に美しい緑色をしており、おそらく非常に人気のある鉱物の一つだと思います。このコレクションでは、母岩の隙間からニッケル華の美しい緑色が顔を出しており、とても綺麗な姿をしています。ミネラル展で購入しました。
2013年頃 Annabergite KM4 mine, Laurion, Greeceluhna-009
-
コバルト華(エリスライト)
コバルトの砒酸塩鉱物です。ニッケル華と結晶構造は等しいのですが、こちらは非常に濃厚な赤紫色の結晶になります。おそらくこの鉱物も、色合いから非常に人気のある鉱物ではないかと思います。鉱物名のエリスライト(Erythrite)は、ギリシャ語のErythros(紅色)から来ているのですが…紅色というよりは、赤紫のような気がするような…。非常にコバルトらしい色合いの鉱物で、お気に入りの一つです。これもミネラル展で購入。
2010年頃 Erythrite Bou Azzer, Moroccoluhna-009
