展覧会「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物」を訪問

初版 2021/12/31 11:46

改訂 2022/10/07 22:49

コレクションルームに展示されている

谷崎潤一郎の2枚の長襦袢は、

2021年10月3日から2022年1月23日まで、

「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物/弥生美術館(東京都文京区)」で展示されています。

12月26日に訪問しました。

弥生美術館の2階階段を上がり、入口の右側にありますが、順路では、大トリです。

詳細は、コレクションルームをご覧ください。

写真の左側は、長襦袢の柄が、谷崎潤一郎の「細雪」の文章中に、散りばめられています。

個人的には、とても、大きな発見と思うのですが、

まだ、巷や世界的なニュースにはなっていません。

谷崎潤一郎は、ノーベル文学賞に7回ノミネートされ、また、世界の歴史的な作家を監修する「プレイヤード叢書」に監修された唯一の日本人作家です。

プレイヤード叢書には、シェークスピア、ディケンズ、サン・テグジュペリなどが名を並べています。

弥生美術館には、竹久夢二美術館が併設されていて、

こちらも見学させて頂きました。

竹久夢二の正室 たまき が金沢市生まれで、

富山県高岡市、富山県富山市に移住しました。

仕事で、竹久夢二のバトロンだった

朝日新聞ジャーナリストだった翁久允の実家を訪れ、未公開だったスケッチブックを見せて頂いたり、

たまきのお孫さん(浅岡さん、富山市)にお会いしてりしたことがあります。

谷崎潤一郎の長襦袢は、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、産経新聞、婦人画報、婦人画報の美しいキモノ、週刊ゲンダイDigital、週刊「新潮」はじめ、美術展を告示する多くのメディアで紹介されました。

また、展覧会の図録を兼ねた書籍(写真上)が発売され、楽天ブックスと楽天市場の週間売上とデイリー売上で、日本文学史部門で、第1位を記録しました。この部門には、約1000万冊登録されています。

2022年は、金沢市で展示される予定です。

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