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ばんくガールズ春に唄う/ばんくガールズ
70年代の銀座にあったらしい「ばんく」という歌声ナイトクラブに在籍していた歌い手達のグループのレコード。ピアノとコーラス?に司会者付きで当時のお店の雰囲気を味わえるライブ?盤。70年代にしては選曲の時代感が…と思っていたら…。 ブックレットの付属なしで詳細不明だがググってみると軍歌のレコードを出してたりする。司会者の語りによると当時開店6周年、浅草オペラから始まった店との事。この辺から選曲の意味が繋がってくる。戦前の浅草オペラと50年代の歌声喫茶文化のミクスチャーリバイバルみたいな感じだったんだろうか。 パッと聴きの爽やかさは「70年代のナイトクラブ」っていうイメージと全く重ならなかったんだけど、50年代半ばの若者がその頃って考えると「70年代初頭に銀座で」ってのも腑に落ちるし、ロシア民謡なんかが入ってるレパートリーの意味も分かる。
コーラス・浅草オペラ クラウンレコード恥多木人生
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THEE MICHELLE GUN ELEPHANT WORLD GEAR BLUES TOUR
ミッシェル・ガン・エレファントのWORLD GEAR BLUES TOUR時のツアーパンフ。PSYCHO BLUES TOURの辺りの写真かと。オフショットとか佐内正史さんだと思うけどクレジットなしなので詳しくは分かりません。 表紙はスモーキン・ビリーのPVのチバのドアップw #ミッシェル・ガン・エレファント #THEEMICHELLEGUNELEPHANT #ツアーパンフ
ツアーパンフ恥多木人生
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くるり Superstar T-S
くるりのバンドT。カラフルな蛍光色でDe La Soulの3 Feet High and Risingオマージュです。本家より派手(笑)。 この曲を聴くと夏フェスに行きたくなる。。。
恥多木人生
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日本ロック史/田沼正史
1985年初版。歴史なんて編み方次第なのかなって気になりますね。はっぴいえんどとか村八分とかは触る程度、RCは名前も出てきません。その代わりにスペイスメンとかブラウンライス(誰)とかサミー高岡(本当に誰)とか出てきます。 他にも布施明や小椋佳が出てくる流れなんかは個人的には目から鱗でした。 ネタ本として消費しちゃうのは勿体ない(そんな人いないか)珍名本です。静岡ロックンロール組合が出てきたのは嬉しかった! #日本語ロック #ロック史 #別の世界線 #田沼正史とは #初版とは
加美出版 昭和六○年二月二日恥多木人生
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くるり ばらの花T-S
くるり2001年のシングル、ばらの花のTシャツです。いつ買ったのかな?夏フェスで買ったような記憶があるのでその年の瀬ッ戸STOCK(のちのSETSTOCK)だと思います。 そのとんでもねぇ名前とは裏腹に奥田民生、くるり、ハイロウズ、シャーベッツ、ミッシェルみたいな神ラインナップの1日でしたね。 小さな赤いばらの花のワンポイントがとてもかわいらしくてよく着てました。
恥多木人生
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Bloodbrothers T/The Dictators
USの70年代のバンド、The Dictatorsの3rdアルバムBroodbrothersのジャケTです。 74年結成でパンクとハードロックの間みたいなちょっとダサくて熱くてキャッチーで最高のバンドで大好きです。有名なレスラージャケの1stはまだハードロック強めって感じだけど、この3rdはすっかりパンク?パワーポップです。 Tシャツとしてもカッコよくないですか?
恥多木人生
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STEREOGIRL Long Sleeve T
ステレオガールのロンTです。ブリットポップ、マッドチェスターなんかと通じる音楽性もそうですが、メンバーの少し不遜なぐらいの飄々とした佇まいが90年代のバンドっぽくて何となく懐かしくなります。めちゃめちゃ20代の若いバンドですが。 サンプリングされたフレーズはWilliam Carlos WilliamsのSpring and Allから。 ニューアルバムのPink Fogのコンセプトや彼らが身を置く現状と未来ともリンクしているような詩ですが、 製作時期から偶然か意図してか分かりませんが原詩にBy the road to the contagious hospitalという一節がある事からも、今の社会状況にも重なる現代性を強く感じる物になっています。
恥多木人生
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TIME BOMB RECORDS 通信 小冊子
大阪は心斎橋にあった(現在は四ツ橋に移転)世界に誇るレコ屋「タイムボム」の月刊無料小冊子。 この薄黄色A4サイズの版だったのは西心斎橋のビルの3FとB1に店舗があった頃ですかね。 とにかくパンク・ガレージ・R&R・R&B系の品揃えが強くて3Fの古いレコードがゴチャッと置いてある空間が大好きでしたね。 めちゃめちゃお世話になったし、タイムボムに育てられたと言っても過言ではない。 この冊子も内容が異様に濃くて新譜・新入荷品の案内なんだけどジャンルごとの大量のアイテム、 手書きの解説にジャケまでしっかり印刷してあるという親切&熱すぎる仕様。 そしてガレージ好きにはたまらないのがあの名著ソフトヘル!シリーズのキングジョー氏のコラムSLOW DEATHが載っていたこと! この号で語られてる「I can hear raindrops...」とかめちゃくちゃ聴きたくて探したなあ…見つからんかったけど(今はとある管で聴けます。良い時代ですね…)。 今思えばもっとちゃんと集めて残しておけば良かったです。そんなに沢山持ってた訳ではないけどそれでも殆ど処分してしまったので、手元には数冊しかありません。 冊子の刊行自体は小さくなってカラーになったり形を変えつつも2010年ぐらいまで続いてたらしい。 この熱量というかマッシブさは手に取ってもらわないと伝わらないかもだけど、写真でもその片鱗は見えるかと。 #TIMEBOMB #レコ屋 #小冊子
恥多木人生
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thee michelle gun elephant ファンクラブ会報 vol.24
ミッシェル・ガン・エレファントのファンクラブ会報です。 こちらはvol.24 1998年8月頃だと思います。 伝説の中断フジロックの年でGWD、アウトブルーズを連続リリースしたりしてた時期。 チバの超ショートコラム、ちょっとした写真、リリース、ライブ情報で4ページと正直そんなに充実したものではなかったですが、 この頃はチバの手書き文章が毎月送られてくるというだけで嬉しかったのでした。 チケットもかなり取りづらかったですしね。 ライブとして良かったのは他にもっとあるけど、WORLD PSYCHO BLUES TOURの城ホールは体験として凄かったなあ〜 #ミッシェル・ガン・エレファント #THEEMICHELLEGUNELEPHANT #ファンクラブ会報
恥多木人生
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thee michelle gun elephant チバユウスケのロケットシャワー
ミッシェル・ガン・エレファントのチバユウスケさんのエッセイスト連載「ロケットシャワー」の第1回です。 その昔R&R News Makerという雑誌がありましてそこで連載されていたものです。 この雑誌その名前ほどロックンロール色は強くなく当時人気だったビジュアル系がよく載ってた記憶があるのですが、なぜか割とマイナーなバンドもフォローしていたりしてミッシェルもデビュー当時から毎回取り上げてくれていました。 それこそ私がミッシェルを知ったのがカルトリリース時のこの雑誌のインタビューで、 改めて見返してみたらカラーで3ページという中々の好待遇でした。 コラムの内容はダラっとした日常だったり、愚痴、ほとんど散文詩みたいな軽ーいもんでしたね。でもチバ撮影のポラ画像が載ってたり、おすすめレコード紹介なんかの回もあったな。 もう絶対ないけど書籍化してほしかったな。 チバが歯医者行く回で、フュージョンがかかってるのにブチ切れてるんだけど、聴いて「これリー・リトナーだ」「松岡直也だ」って分かる自分もむなしいって書いてて、当時は分かんなかったけど今読むと本当色んな音楽聴いてたんだなあと思いました。まあ積極的に好きで聴いてた訳ではないやろうけど。 チバはミッシェルの音楽から受けるイメージほどガレージ、R&R、パンク一辺倒ではなく、意外なジャンルも沢山聴いてて(当時だとコーナーショップとかCAKEとか、あとブレイクビーツ系なんかもよくリコメンドしてたね)、 時代的なものもあるだろうけど、その辺にちょっとポスト渋谷系の流れみたいなものも感じたりしてましたね。 なんかね、上手だったんですよね。泥臭くなくて。ソフィア・コッポラ起用したりとか。CUTiEとかによく載ってたりする感じ。やっぱ時代かなあ。 #theemichellegunelephant #ミッシェル・ガン・エレファント #コラム
恥多木人生
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メッセージ・ソング/ピチカート・ファイヴ
ピチカート・ファイヴの11枚目のシングル。1996年12月21日発売。 ピチカートはそこまで熱心に聴いていた訳ではないのですがCDのパッケージとしての魅力が凄くあって見かけるとつい買ってしまいます。 (短冊8cmシングルで持ってるのは全部レンタル落ちですが) 表や裏ジャケのデザインのカッコよさはもちろんなのですが、開いた中のデザインがまた美しいのです。 シンプルなデザインに白・青・赤のトリコロールの配色。プラスチックトレイ(盤をはめ込む部分のパーツ)が透明になっており下に青、CD盤面に赤のロゴが入っていて盤をセットした時にピッタリ合うようになっている仕様。このさりげなくも気の利いたお洒落なデザインに感動します。 ピチカートのジャケットと言えば、のもちろん信藤三雄ディレクションなのですがこのCDのプラスチックトレイを最初に透明にしたのが信藤さんだというのは有名な話ですね。 ちょっとした事のようですがこのアイデアひとつ取ってもCDパッケージのデザインの可能性は大きく拡がったと思います(このシングルでもトレイが透明なことでその下に短冊シングルでは割と軽視されがちなクレジットがしっかり入ってる!デザイン性と機能性は裏表!) 信藤三雄さんはこういう革命的な仕事を山ほどされており、この方がいなければ80〜90年代の音産プロダクツのデザインは遥かに味気ないものになっていたでしょう。 なんとなくぼんやりと90年代のコロムビア、特にトライアドのプロダクトデザインにどこか共通のムードというかカラーがあるような気がしていて、この時代に思春期を過ごした私にとって、90年代のビジュアルイメージってもの凄くこれに引っ張られていたなあと感じていたんですが、 色々調べてみるとレーベルとかは関係なく(全くなくもないが)私がその頃感化されていたデザインのほとんどがC.T.P.(信藤三雄)かsunto office(駿東宏)の仕業だったから、という事が最近分かりました。 やっと曲の話をすると当時ピチカートのプラスチックでカラフルな感じ(特にアレンジと歌詞)が正直苦手だった自分にとって、表題曲の分かりやすいギターロックみたいなイントロはとても意外で反応したし、ほろ痛苦くもどこか冷めた歌詞はそれまでの拒否感なんだったんだってぐらい驚くほどスッと入ってきて、ピチカートに対する先入観を取り払ってくれました。そっからはずっと好きです。 トリビュートアルバムの曽我部恵一さんのカバーも凄く好きです。
トライアド 日本コロムビア CODA-1093恥多木人生
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ベイビィ・ポータブル・ロック/ピチカート・ファイヴ
ピチカート・ファイヴの10枚目のシングル。1996年3月20日発売です。 ピチカートのお二人自身も出演されていた日産ミストラルのCMソングでした。某管で観てみたんですが、サビの部分を「Baby×3 日産ミストラル〜♪」替え歌にしたバージョンを野宮さんが歌っていました。普通の車のCMっぽい映像にちょいちょいピチカートっぽいお洒落な映像がカットインするという不思議なCMです。 この曲のお洒落なPVも小西さんが監督してるはずなんですが、CMは流石に違うよなあ。当時のイメージを凄くデフォルメしてる感じがあるし。あれを自らやってたらある意味凄いけど。 そうです!ジャケに写ってるこの車がその日産ミストラルです。タイアップ商品をシングルのジャケにど真ん中に据えるって中々勇気ある事ですよね。しかもちゃんとお洒落なんだもん。 ここで真貴さんが着ているオレンジのワンピースはPVでも着用されていて、特にダンスシーンがコバルトの壁と真っ赤な消火栓にオレンジがとても映えるめちゃめちゃ素敵なPVなので是非。でもどうやってあんな場所見つけてくるんだろうなあ。 ジャケの形式もちょっと特殊で通常のトレイを挟み込んであるタイプじゃなく、トレイ貼り付け部に掛け紙のように表ジャケを合わせるタイプ(伝わるか??)になっております。特に何ってこともないがこうなってくると何でも気が利いてるような気がしてくる。 例によってプラトレイは透明で下のデザインが透けて見えるようになっている。これがあるか無いかでは全然違うよねえ! しかもCDを取り外すと見えるのは同時期に発売されたコロムビアのアナログポータブルプレーヤーのピチカートモデル!型番まで!宣伝上手! 歌詞にもポータブルプレーヤー出てくるしね。コロムビアのGP-3R(下の方のやつね)ってオシャレな感じがしてめちゃ流行ったもんね。レコード聴かない子がインテリア感覚で持ってたりした。 スピッツもロビンソンのジャケで持ってたし。トートバッグみたいにして。サブリミナル的だよね。商売上手。 これピチカートの事だからこの柄のスリップマットになってるか、別売になっててこの絵の感じになるんだろ〜どうせとか思ってたら流石にそんな事はなかったみたい。アナログ盤のレーベルも違った。 レーベルで言えば今回CD盤面もピクチャーレーベルですよ奥さん(ちなみにアナログは同じデザインのひとりずつAB面に分かれてるやつです)。 嬉しいよねえ。やっぱ。ピクチャーレーベルは。 また結局曲な話全然してないですが、ギター小山田圭吾ってクレジットにありますがコーラスもそうですよね?
トライアド 日本コロムビア CODA-909恥多木人生
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天運我に有り(撃つ用意)/ブッダブランド
BUDDAH BRANDの1997年11月12日発売のシングル。 表題はトヨタハイラックス ピックアップのCMで使われ、D.LとCQがガラス割って強盗すんのかと思いきやバカデカい自販機だった(ちょっと違うか)というクソカッコいいCMでした。またその最後に映るキャルルックがカッコいいんだ。 とにかくアナログと比べてこじんまりしてしまう短冊シングルというアイテムをどうにかして魅力的なブツにしようという気概が、巻き6P式という短冊では中々見ない仕様からも強く感じられます。 上部の折り込みを差し込んで閉じられるようにもなっております。逆にそこが傷みやすいのがネックでもあるのですが。 ジャケをバッと開いてみれば見開き2ページ、みたいな感じで3人がガッとこちらを見据えてる写真が一枚絵になります。 ええ、そうです。このシングルNIPPSは参加しておりませんのでどれだけ広げてもNIPPSはいません。あとD.Lの写りデカくない?MASTERKEYが裏にいっちゃってんじゃん。 盤面も分かりづらいですがモノクロのピクチャーレーベルで触るとザラっとするぐらいの細かいマーブル模様みたいな印刷がされています。 巻き6Pというのはデザイン的な面もあるでしょうがやはりクレジットをちゃんと載せたいというのもあったんでしょうね。力強い「続く」という文字と「P.S アルバムは来年の夏頃出すよ」と書かれていますが、結局出ませんでした。 デザインコンセプトはD.L、トータルデザインに他にもブッダの作品をいくつも手掛ける守矢努がクレジットされています。 サンクスの最後の方にある 「NEXT SKOOLなやつら(俺らが畑は耕しとくぜ!)」ていうのが泣けますね。本当にその通りだったと思います。 もういいですかね。音がカッコいいのは聴けば分かりますからね。
cutting edge エイベックス・ディー・ディー CTDR-24014恥多木人生
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Sunday/TOKYO No.1 SOUL SET
TOKYO No.1 SOUL SETの8枚目シングル、1998年7月8日発売です。 出ました!!なんと巻き8P仕様!ついにここまで!!ブッダ天運の巻き6P越えです(そんなとこ競ってないやろけど)。 ここまでくると広げた時にちょっと巻物感が出てきて壮観ですね。私の手持ちの短冊ではこのSundayの巻き8Pが最長なんですがまだ上を行ったシングルとかあるんでしょうか?気になります。体感もうひと巻きぐらいいけそうな気がします。 8cmCDも終わりかけの頃だからか結構な文量で注意書きがあります。トラブルが多かったんやろうなー。 アートワークはAKM9000(Akeem)。ソウルセット以外だと小沢健二の「春にして君を想う」とかもそうです。PVはサッカーだけどジャケはテニス。何かしらスポーツのイメージだった? 私はソウルセットの中で曲単位だとSundayかクレイジークライマーが上位で好きですね。Sundayは硬い独特なキックがとにかくたまんないです。STOMP!って感じのビート。そういや3曲目が突端ストンプという曲名ですけど。 表題曲コーラスにフィッシュマンズ佐藤伸治。
スピードスター・レコーズ ビクター・エンターテイメント VIDL-30156恥多木人生
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真夏の果実/サザンオールスターズ
サザンオールスターズの28枚目のシングル、1990年7月25日発売。 プレ巻きジャケというか巻きジャケまでもう少しという感じのものいってみましょう。シンプルなブックレット4P(横)です。上で挟み込む通常の短冊ではなく横で挟む仕様にしたものです。 表1は夏・海・青春といった感じのアメリカンなトリコロールカラーのイラストをバックに夏らしいエロ…いや、色鮮やかな真夏の果実。 まあストレートやなと思いつつも中々いいジャケではないでしょうか。 ディレクションは現BONES GRAPHICSの前田浩志。クレジットにはMAGNETSと記載有ります。 印象的なイラストはEVENING STANDARD STUDIOとありますがググっても一切情報なし。 しかしこういうアートワークデザイン関連の情報はネットで検索しても殆どロクな情報はありませんね。 サクッとググった程度で見つけられないのは仕方ないとして、何かしら歴史的文化的資料としてどこかしらにまとまって残っていてほしいなと思います。 小林武史参加はみんなのうたが初ですが、真夏の果実はまさにコバタケサウンドやな〜って感じがします。 ハープなのかガットギターか微妙に絶妙なシンセ音色とグロッケン、良き所で入ってくるウクレレがまるで黄金比のような輝きを放つ有名なイントロはもちろん、 サビのエレクトリック・シタールみたいな音、あんなんどんな発想してたら入れようと、合うやろうと思うんでしょう?ビートルズ関係あたりに元ネタとかあるんでしょうか? あれを聴いて夏っぽい感じがするのはサザンがやったから?それとも本当にそういう音色だったのか?みたいなもはや検証できない卵鶏論争レベルでの刷り込みがあります。名曲。
タイシタレーベル/ビクター音楽産業 VIDL-20恥多木人生