ヴィクトリア朝ロンドンへようこそ…の巻

初版 2023/01/07 11:49

改訂 2023/01/11 19:31

年末から家族♯1が🧚‍♀️に、正月に家族♯2も🧚‍♂️に、看病してた私も3日からティンカーベル🧚です…。

でも、私だけなぜか熱も大して出ずに喉をやられただけ、味覚も嗅覚もヘイキなんです。とはいえ、部屋にこもって殊勝にプラモ作ったりしながら大人しくしております☝️😅

先行組の🧚🧚‍♀️はほぼ復活済み、で、後発組の私はまだ奥の部屋でラプンツェル状態なので、、、ヒマつぶしに取り出してきたのがコレ

「シャーロック・ホームズ 10の怪事件」(二見書房)、ゲームブックです。

高校生の頃に入手(確か誕プレか何かで買って貰ったような…)、当時は根気もなく、真剣に取り組まずに結局は放置状態でクリアせず…。で、物持ちの良い我が家ですので30数年経ちましたが当然そのまま残ってまして(笑)

こういうのが、こういうヒマな日々にピッタリじゃないですか☝️

ホームズになるのではなく、ウィギンズ率いる浮浪児の探偵団(Baker Street Irregulars)になり、ホームズの代わりに街を歩き回って情報を集めて事件解決に取り組むのです。

さすがにいま30数年前のコレをやる人はいないと思いますので、以下、少しだけネタバレも入りますから、もし「いまコレをやっている人」がいたら以下は読まないで下さいw

このブックには10の事件が収録されておりまして…

こんな感じでまずは小説風に導入部があり、あとは街を歩き回って情報をとるのですが、、、

地図があります。

ちゃんと、徒歩なら、馬車なら、と移動時間が定められていて、事件発生の時系列も地図を見ながら確認が必要です。

聞き込みで得た人物や場所の情報からは、まずこの住所録で住所を調べます。

今回やった第2話に出てくるハリディ特約ホテル(Halliday's Private Hotel)に聞き込みに行きたいので…調べると

…ロンドンSW(南西)地区の「15SW」です

ここですね。セントジョージ街です。

そして、ブックの方は、15SWのページに行きますと…

こんな感じに聞き込みができるのです。

しかし、ハリディ特約ホテルとは、、、『緋色の研究』でスタンガスン氏が殺されたホテルじゃないですか。

こんな風に、見る人が見ると「お!」と反応してしまうツボの小ネタがちやんとあちらこちらにアレコレ散りばめられてるのがこのゲームブックの魅力です☝️

分かってる人が作ったなーというかんじですね。

さらに、聞き込みができる情報源は他にもありまして

この辺↑↑↑はどの事件でも使って良い情報源になっています。

パースンズ&サン玩具店「気付」でコンタクトできるフレッド・ポーロックなんて、シャーロキアンにとってはなかなかツボですよね。

で、今回の事件でも18NWのP &S玩具店に行ってみると…

こんな意味深な情報をくれました。

お、これはあの記事に関係してるな、とピンと来ます。

付属のタイムズ紙、新聞も事件の解決に必須のアイテムでして、

今回の事件の日付の記事を見ますと

これですね。「ローマ時代のコインが…」と言えば、そうです。「彼」のことですね。

同日の新聞記事の私信欄に、意味深なメッセージが…。『J. M…』と。やはり「彼」の臭いがしますね…。

とある場所で見つけた銀行の記録…

これは…?

タイムズ紙の「社交界泥棒」の記事と関係がありそう…

今回の事件の発生日とも何やら関連がありそうですね…

こうやって、あちこち聞き込みをしながら情報を集めていき、最後に謎解きにトライ…

シャーロック・ホームズに出てくる登場人物が何人も出てくるので、普段から読んでいる人なら、「トレベリヤン医師?あ、『入院患者』でホームズに依頼をした精神科医ね。ということは精神病の…」と分かるようになってますので、なんと言いますか、シャーロキアンにはあちこちの小ネタがタマらないんですね☝️

巻頭にもあるとおり、本当に、ヴィクトリア朝時代のロンドンを歩き回っているかの気分に浸れるのです。よく出来たゲームブックです。

ということで、今回の事件の答え合わせ

ガーン‼️😱

55/100点でした…。殺害犯が違った❗️ 妹の方だった(笑)

…むむむ。ではお次。

3つ目の事件は…

お?これだけ?

タイムズ紙🗞読まなきゃ☝️

…と、逆境をそれなりに楽しく過ごしているワタシでした☝️

つづく

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T. S

I am a collector....

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