HOmゲージ、レストア編…の巻

初版 2020/08/30 22:58

改訂 2020/09/04 13:49

最近HOm(12mm)ゲージのビール貨車・第1号を登録しましたが、実はビール貨車以外のスイスの鉄道車両の模型がかなり有ります。


その中から…、ドイツBEMO社製の「氷河急行スターターセット」です。

スイスの山岳鉄道、レイティッシュ鉄道のGe4/4型電気機関車に、客車3両、貨車1両、それにR376のオーバル型の線路がついています。

パワーパックは付いていないのですが、Nゲージ用のが有ればそれで走らせられます。


これは元が中古なので、電気機関車の屋根の高圧線のところが壊れていたり、車体側面の片側に結構目立つ擦れ跡があったり、、、以前から気になっていたので、、、今日はそれを直すことにしました。


とても分かりにくいですが、超小さいガイシの部品が取れてまして…

芯を入れて取り付け直し、、、高圧線のラインを取り付け直し、、、

…屋根の上、直りました。


この手の機関車は、細かいパーツを自分で付けることになっていまして、少々面倒ですw ブレーキ管だとか、ドア脇の手すりとか…。

こんなのはこの流れでやってしまわないと永遠にやりそうも無いので、今日のモチベーションで一気に済ませてしまいましょう。

付きました。

前面の下側にチマチマとパイプみたいなのが付いてますが、それらです。


お次は車体の傷隠し。

コンパウンドで慎重に磨きます。

どうかな?と思ってましたが、軽く表面を磨いたら日常使いレベルでは殆ど気にならないくらいに復旧。。。よかった…。


お次はパンタグラフです。


欧州の電気機関車の模型の多くは「憧れの架線集電」に対応できるものが多いのです。

つまり、模型で架線を張ると、パンタグラフで本当にそこから電気を取って走ることができます。(デフォルトでは普通の鉄道模型と同じく線路からの集電、床下のスイッチを切り替えると架線から、になります)


このため、架線にパンタグラフを押しつけるためにパンタがかなり上まで上がります。

これだと、架線無しで走らせるときにとても不自然な形になってしまいます。

これでは↑↑↑ちょっと…ですよね。


良くやるのが、殆ど見えないレベルの細い糸や針金をパンタに結びつけ、屋根側と結んでしまうのです。

それで上がりすぎないようにします。今回は細い銅線を使いました。

↑↑↑左側が処置済み、右側のほうは未処置。

高さが抑えられて実感的な形になります。


これで機関車は完成です。。。

せっかく出来たので、ビール貨車を曳かせて走らせて遊びマスw

…なかなかイイですね。

持ち主にしか分からないレベルですが(笑)、密かに生まれ変わりましたw

フライホイールも効いてスムースに走ります。


さて、本日はもう1両ありまして…、、、


先ほどの機関車と同じレイティッシュ鉄道(RHB)のABe4/4型電車です。

いかにもスイスの登山電車、という感じで気に入っております。

1両で走らせてもサマになりますし、客車を引かせても良し…。

これも元は中古品で、パッと見では分かりませんが先ほどの機関車と同じく屋根上の高圧線の破損、、、それから両端に付いているスノープロウ(雪かき板)がひとつ欠けているのです。

屋根の上は元の状態が分からないので、実家に保管中の同型の完全品を参考にし、後日直すことにします。


スノープロウ、、、どうやって直そうかと実は3年間迷ってました。

しかし、先日開眼した「無いものは作ろう!」の精神で「作る」ことにしまして、今日のやる気で取り掛かることにしました。。。


プラ板で形を切り出し…、

曲げて…、立体にし…、

成形箇所を整え、、、各エッジをシャープに研いで…、

塗装しますと、、、

まぁまぁホンモノに近い感じにできました。

車両の両端に付くものなので、付けた後は正規品と並べて見比べることはありませんから、少しくらい形が違ってても分かりゃしません。


仮に当てがってみますとこんな感じになります。

ホンモノはこちら↓↓↓

パッと見では違いはあまり分かりませんよね?

…これで3年越しの懸念事項が解決✌️


後日、この電車もパンタグラフの処置をして、、、屋根の高圧線を直し、、、ブレーキ管などの細かい部品を付けて完成させる予定です。

このベモ社のHOmゲージですが、HOゲージと同じ1/87ですが、元が山岳鉄道の模型なので結構な急曲線に対応します。


70cm×90cmくらいの卓上スペースで楕円に線路を組めますし、山岳鉄道なので短い編成でも不自然さをそれほど感じませんから、縮尺はHOスケールですが規模的にはNゲージ感覚で手軽に走らせることができるのです。


もっと素晴らしいのは、機種によっては「ラックレール対応」の車両もあり、線路間のラックレールに歯車で食いついて15%の急坂!を登れる…とか、、、日本ではなかなか見られない楽しいモノも有りまして…。


これから鉄道模型を始めてみようかな…、という方で、もし「世界のの車窓から」好きの方には是非『HOm』(12mmゲージ)をオススメします。

スターターセットは、スイス国内価格で、新品で€420くらい、eBayなどの中古だと€200前後で流通しています。(プラス送料)


…ということで、本日はこれでいったんオシマイ。続きは後日…。


本日はこのほか、この10年前の作りかけの25ポンド砲の続きをやろうかな?とか…

小型のトイラジコンを分解して、1/35英軍のスカウトカーまたはSASジープに移植できないかな?と妄想してみたり、、、

中国からラジコンユニット(たったの860円で送受信機のセット…)が届きましたので…、

その試運転をしてみたり(モータに繋いでみたらちゃんと動きますね)、、、

ジョニ黒のボトルが増えてきたのでそれぞれの年代を鑑定しながら飲んだりと、、、


…何かと忙しい1日でした(笑)



#ベモ

#HOm

#登山鉄道

#レストア

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T. S

I am a collector....

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    T. S

    2020/08/31

    電車の方ですが、裏面をよくよく見たら「Made in W. Germany」と、西ドイツ製の表記がありました。
    30数年以上前の相当古いものですね。それでも調子良く走りますから、流石のドイツ品質ですね。

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    T. S

    2020/08/31 - 編集済み

    実はワタクシ結構「ベモ推し」なものですから、この機会にもう少しご説明いたしますと、、、

    両者は同じく1/87縮尺の鉄道模型ですが、HOは線路幅1435mmの標準軌を模型では16.5mmに。
    一方、線路幅1000mmの狭軌鉄道を再現するHOmは模型では12mmの線路を使います。

    こうして比べると、右のHOmの方が左のHOよりひとまわり小さいことがお分かり頂けるかと思います。

    その分、急曲線も走れますし(半径33cmくらいまで行けます)編成も短くて済むので、スペース的にはNゲージと大して変わらないサイズで楽しむことができるのです。

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    T. S

    2020/09/03

    トイラジコンは、ジープには大きすぎて合いませんでした。ダイムラー・スカウトカーも同じく…残念。

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      T. S

      2020/09/03

      ホイールベースが全然合いませんでした。残念。

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    toysoldier

    2020/09/03

    この、BEMOというメーカーは初めて知りましたがドイツのメーカーは先入観でクオリティ高いという認識です。

    製品に対して真面目なモノ作りをしようという姿勢がドイツという国柄そのものを表していると思います。

    移植計画はうまくいかないようですね…
    しょうがないことですが、残念ですね。。

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      T. S

      2020/09/04

      移植計画はうまくいきませんʅ(◞‿◟)ʃ
      ホイールベースが合うものがあればいいんですが…。

      さて鉄道のほうですが、このBEMOは日本ではあまりポピュラーではないようですね。
      対象の鉄道がスイスの山岳鉄道専門で、ゲージも特殊な12mmなので、しかも日本では扱い店も少なく、よほどのスイス鉄マニアの方しか手を出さないようで…。
      ここまでスイスの鉄道に拘るメーカーなのでスイスかと思いきや何故かドイツなんですけどねw
      さすがのドイツ品質ですよ。
      メルクリンのHOゲージもありますけど、メンテをしておけば40年前のがまだちゃんと快調に走りますからね。

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