Staufen Bräu #3 “Dampf Bier”(Märklin / HO)

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1997年にメルクリンの本社があるゲッピンゲン市(Göppingen)で開催された「Modelbahn Treff」(鉄道模型フェア、とでも訳せばいいんでしょうか)で発売された、フェア限定の記念貨車です。

メルクリン社の地元ということで、メルクリンの製品がそのイベント貨車のベースに選ばれたのでしょう。
Zのページに掲載していますが、2001年にも地元ゲッピンゲンで開催され、その時のフェア限定品がZゲージ・ミニクラブで発売されており、それもこれと同じく“DAMPF”です。
Zに次いでHOもやっと手に入れることができました。

ミニクラブのほうは古典タンク貨車ベースのビール貨車ですが、このHO版は“あの”ワイン樽貨車がベースの製品になっています。
古くからのメルクリン・ユーザーの方なら、おそらく必ず持っている定番?のワイン樽貨車(掲載ページ:https://muuseo.com/miniature-models-bottles/items/61)の色違い、プリント違いで再現されています。

この“DAMPF BIER”なるビールですが、特定の銘柄ではなく…、dampfとは“蒸気”というドイツ語で、“蒸気ビール”というビールのスタイルのひとつです。
蒸気機関を活用して安価な製造法により作られていた上面発酵ビールで、ヴァイツェン製造から出た余剰酵母、自家製の安いホップ、低温殺菌もせず地下室に保存…のように、低コストで安さを追求して作っていたので、別名“貧民のビール”とも言われていまして、19世紀末ころまで主にラインラント地方やバイエルン地方を中心に普及していたそうです。(その後、1980年代以降、また作り始めるところが出てきたようで…。)

ネットで調べてみたところ、とある方のブログに「1997年にゲッピンゲンでフェアが開催され、その際、地元のシュタウフェンブロイが蒸気ビール(DAMPF BIER)を醸造し、会場で売られていた。」という解説がありましたので、その「会場限定ビール」を記念したビール貨車、というわけです。

なかなか趣のあるビール貨車です。
これはELではなくSLで牽引して走らせたいですね。(クラシックな醸造所を再現したミニ・レイアウトでもあれば、なお良し!です。。。)

車輪はメルクリン純正のDC用車輪に交換済。

ワイン大樽貨車#1「No.4432 Wine Car」( Märklin / HO )
古くからのメルクリン・ファンなら誰もが持っている(と思う)「ワイン貨車」です。製品NO.4432、私も子供の頃に買って貰いまして、この車両は我が家のメルクリンの”初期メンバー”の1台です。 今回改めて見てみましたが、樽の側面に「Oberrh. Weininteressenten」と「Actien Gesellsch. Rosheim」という看板が付いてまして、Weininteressentenというのはワインのバイヤー会社のことらしく、ROSHEIM(ロスハイム)はドイツ東部のポーランド国境に近い町、ゲゼルシャフトとあるので、ワイン業界の共同体?(農協みたいなモンですかね?)ということでしょうかね…? 買い付けたワインを運ぶ樽の貨車、ということでしょう。 所有して35年目にして初めて読んでみて、こんなことが書いてあったのか?と知りました。 最近ではこの車両は廃番となり、もう少しリアルな製品が代わりに販売されていますが、この車両はメルクリンの長い歴史の中でひとつの金字塔として、いつまでも愛好家の皆さんの記憶の中で生き残り続けてもらいたいと思います…。
https://muuseo.com/miniature-models-bottles/items/61

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