Würzburger Hofbräu (Märklin / HO )

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ドイツ南部バイエルン州、その州の北西部に位置するウンターフランケン行政管区の都市がヴュルツブルグ、その町にある醸造所が「ヴュルツブルガー・ホフブロイ」(Würzburger Hofbräu)です。

地勢的には、ヴュルツブルグの南西側はバーデン=ヴュルテンベルク州に接し、西はヘッセン州と接し、北はテューリンゲン州と接し、東側は同じくバイエルン州のオーバーフランケン郡と、南東側はミッテルフランケン郡と境を接し、ウンターフランケンを貫いてマイン川が流れており、その流域の人々はその土地を「マインフランケン」と呼ぶ。。。と、Wikipediaに書いてありました(笑)

そのヴュルツブルグにある唯一の醸造所がこちらです。

フランコニアの司教ヨハン・フィリップ・フォン・シェーンボルンによって1643年に設立された醸造所で、ヴュルツブルクには多くのスウェーデン人兵士がいたそうで、彼らが飲むアルコールの需要が相当なものだったそうで、そのため、ヨハン・フィリップ・フォン・シェーンボルン司教がこの醸造所を設立したのが起源です。

その後も醸造所の経営はうまくいき、彼の後継の司教たちによっても支えられ現在まで受け継がれてきました。この醸造所の創業者を記念し、醸造所の星形のロゴの中心に市況の冠が描かれているのです。(※醸造所のスローガンは「幸運な星の下で楽しむ」とされています。)

19世紀、この醸造所も国際的に活躍する企業として発展し、ドイツより1887年に米国向けの最初のビール輸出がされた際にその1つとして輸出され、2度の大戦を経て、 1990年台以降には設備の近代化も行われ、米国、イタリア、中国など世界中に輸出されているそうです。
そして、業界の再編で現在はクルムバッハ醸造所の傘下にあり存続しています。

さて、模型のビール貨車ですが、相当古いメルクリンのHO模型です。
金属シャーシで、もちろんMade in Western Germany、おそらく1960年台後半から1970年台ころのモデルだと思われます。

中古で入手してレストアしました。
その過程はこちらをご覧ください。
  ↓↓↓
https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/159

貨車の側面は、両側でちょっとデザインが異なります。
片側は、Würzburger Hofbräuのロゴの下に「DIE WEL TMARKE」とあるのは、グローバル・ブランドという意味です。

反対側、同じようにロゴの下に文字があり「Ein Pilsner das die Linie schaut!」と書いてあります。
Linieって何だろうといろいろ調べてみると、ドイツを東西に流れるマイン川のあたりが、北ドイツと南ドイツを仕切る「線」だそうで、Mainlinie(本線)などと呼ばれているようです。
schautは「見える」なので、直訳すると「“線”が見えるピルスナー」…、南北の境界線上にありますよ、という意味でしょうかね。付け焼刃の語学勉強ではうまく解読できません(笑)
ドイツ語って難しい…。

車輪はカツミ(製造エンドウ)のφ11.5mmピボット軸プレート車輪に交換済み。

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