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DAB #2 ( Fleischmann / HO )
ドルトムントの『DAB』(ダブ・ビール)、DABというのは「ドルトムンダーのActien Brauerei」、つまり「ドルトムント醸造会社」のイニシャルがブランド名になっています。 こちらも日本ではあまり聞きませんが、1875年創業の歴史ある醸造所だそうです。 こちらのビールのスタイルは“ドルトムンダー・スタイル”で、この“ドルトムンダー”というのは「ドルトムントで作られるピルスナー」のことを言います。(つまり、ピルスナーなんです。) ホップの苦みはほどほどに抑えられた穏やかなビールで、日本のサッポロ(エビス)もこのスタイルに該当します。 模型はドイツ、フライッシュマン社製、'80年代のモデルでしょうか? ゴツいカギ型のフラッシュタイプのカプラー(連結器)が付いた、やや大型の2軸冷蔵貨車のモデルです。
HO Fleischmann €17.49 RareLocos模型店(仏)T. S
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Tucher #2 ( Fleischmann / HO )
1672年創業、約350年の歴史を持つドイツ・ニュールンベルグ市のTucher(トゥハー)醸造所のビール貨車。 ドイツ、フライッシュマン社製の古いモデルで、やや大型の2軸冷蔵車を再現しています。 フライッシュマンのゴツいカギ型のカプラー(連結器)や、古風な紙箱など、古さを感じさせる古き良き時代のビール貨車モデルです。
HO Fleischmann €19.99 RareLocos模型店(仏)T. S
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Hessische & Herkules(FLEISCHMANN / HO gauge)
ドイツ中部、ヘッセン州の第三の都市カッセル市のランドマークが、八角形の石造りの城の上にそびえる高さ8.3mのヘラクレス像です。 この像は地域のヴィルヘルムシェーヘ山岳公園の一部として2013年以降に世界遺産にも登録されました。 カッセル市にかつてあった醸造会社がHessische und Herkules-Brauerei AGで、模型は戦前のドイツ帝国鉄道時代の木造貨車を再現したモデルです。 1895年、サンプ兄弟が旧来からあった古い醸造所を再建、それを基に1897年に設立されたのがヘラクレス醸造所でした。 もちろんその名前は地元カッセル市のシンボル、ヘラクレス像から名づけられています。 1898年には、カッセル市で最初の醸造会社であるヘッシシェ(Hessische=ヘッセンの)醸造会社を買収、社名をこのビール貨車のロゴに書かれている「Hessische und Herkules-Brauerei AG」としました。 後にそのHessische社だった工場を閉鎖したので、1921年以降は「ヘラクレス醸造会社」と改名していますので、この模型は1898年から1921年の間の時代の車両ということになります。 同社は第1次大戦を経て、第2次大戦においては各地の醸造工場は大きな被害を受け戦後は復興するものの、1960年代以降に大手のバインディング社との提携を始め、そして1972年にバインディング社に完全に吸収され、1999年にそのブランドは消えました。(商標は同社が引き続き保有) モデルはドイツ、フライッシュマン社製HOゲージ。中古で入手時はショートカプラーでしたが、入手後にループタイプカプラーに換装しています。
HO Fleischmann 1500円 ネットオークションT. S
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Pilsner Urquell ( Fleischmann / N )
チェコ・ビール『Pilsner Urquell』(ピルスナー・ウルケル)のビール貨車、ドイツ・フライッシュマン社製のNゲージ模型です。 以前にこれと同じ型式、同じデザインのHOゲージ貨車も入手していますが、それのN版です。 フライッシュマンのNゲージは「フライッシュマン・ピッコロ」ブランドで売られていました。 ブレーキ手室付きの木造の古典貨車、小さいながらもサイドのスライド・ドアが開閉します。 中古品ですが、状態も良くデザインも素晴らしい1両です。 ちょっとドアが黄ばんでいるので、いずれ黄ばみを取ろうと思います。
N Fleischmann 2200円 ネットオークションT. S
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PATZENHOFER(FLEISCHMANN / HO gauge)
ドイツ、フライッシュマン社製HOゲージ模型、かつてベルリンにあった醸造所「PATZENHOFER」(パッツェンホッファー)のビール貨車です。 珍しい「3軸車」で、ややロングの木造車体の中央部に中間軸があり、模型ではそれが左右に若干スライドしてカーブを通過しやすいように工夫されています。 創業者の名を取ったパッツェンホーファー醸造所は1856年創業、その後、フリードリッヒシェ―醸造会社と名を変え、1920年、ベルリナー・キンドル・シュルタイス醸造所と合併して「シュルタイス・パッツェンホーファー醸造会社」(Schultheiß-Patzenhofer Brauerei AG)となり、ベルリンの最大手の醸造所としてWW2も生き延び、現在に至ります。 創業当初のパッツェンホーファーの建物は再開発され取り壊されたり、一部は他の用途に転用されるなどして現存しているそうです。 WW2末期、ベルリン総統府の地下壕に隠れていたナチス首脳部のうち、多数の捕虜殺害で悪名高いモーンケSS少将や、ナチスNo.2マルチン・ボルマンの秘書、エルゼ・クリューガー嬢らが総統の自殺後に地下から脱出し、市内にあったこのパッツェンホッファー醸造所の地下蔵に隠れていたところを発見され…、なんていう逸話もあるそうです。
HO Fleischmann 1500円 ネットオークションT. S
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Löwenbräu #5(FLEISCHMANN / HO gauge)
ドイツ、フライッシュマン社製HOゲージ模型、ミュンヘンの銘酒「Löwenbräu」(レーベンブロイ)のビール貨車、木造冷蔵貨車の白い車体に、シンプルに『LÖWENBÄU MÜNCHEN』(ミュンヘンのレーベンブロイ)とロゴが書かれています。 車体にDeutsche Reichsbahn(ドイツ帝国鉄道)の表記があるので、1919年から戦後すぐの東西分裂までの時代の貨車を再現したものです。 レーベンブロイの歴史は古く、なんと1383年、"Zum Löwen"(獅子亭)という宿屋で作られたのが起源で、その名声にあやかり「レーベンブロイ」(獅子ビール)と名乗るビールがその後多数現れましたが、現在ではその他は全て廃業し、残っているのはこの本家本元のレーベンブロイだけとなっています。
HO Fleischmann 1500円 ネットオークションT. S
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Bitburger #1 ( Fleischmann / N )
ドイツ西部、ルクセンブルグとの国境に接するラインラント=プファルツ州、ビットブルグ市にあるビットブルガー醸造所(Bitburger Brauerei)のビール貨車です。 1817年創業の歴史ある醸造所で、ドイツで初めて“ピルスナー”の名を使ったのがここだそうです。 ピルスナータイプが主力商品なので、この貨車も誇らしげに『bitburger pils』と、ピルスナーのブランドが緑の文字で描かれています。 模型はドイツ・フライッシュマン社製のNゲージ、同社の“ピッコロ”ブランドの製品です。 戦前の木造古典貨車を再現したもので、側面のドアが開閉するギミック付きです。 小さいながらも味のある“ビール貨車らしい”1両です。
N Fleischmann 1800円 ネットオークションT. S
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Pilsner Urquell #2( Fleischmann / HO )
チェコ・ビール『Pilsner Urquell』(ピルスナー・ウルケル)のビール貨車、ドイツ・フライッシュマン社製のHOゲージ模型です。 ブレーキ手室付きの木造の古典貨車、サイドのスライド・ドアが開閉します。 フライッシュマン社の特徴の¬型のカプラーで、車輪はスポーク式のものが付いており古典貨車らしさを醸し出しています。 中古品ですが、状態も良くデザインも素晴らしい1両です。 1300円と破格値で入手することができました。
HO Fleischmann 1300円 ネットオークションT. S
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WEIHENSTEPHAN #2( Fleischmann / HO )
ドイツ、フレイスバーグのヴァイエンシュテファン(Weihenstephan)ビールです。 創業はナント西暦1040年、世界最古の醸造所だそうです。 模型はドイツのフライッシュマン製、中古で入手したので、前オーナーさんの手により片側のカプラー(連結器)がフライッシュマンの¬型のものからループ型に交換されています。(交換可能な製品ということは、比較的新しいもののようです。) ロング車体の冷蔵車、白い車体にとても緻密なロゴが印刷されており、大変美しいビール貨車です。 床下の片側のステップがモゲて無くなっていますので、後日レストア作業が必要です。(ワクワクw ← 少し壊れているほうが取り組み甲斐があって楽しかったりする妙な趣味がありまして・笑) ↓↓↓ レストア完了です https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/74
HO Fleischmann 1600円 ネットオークションT. S
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Warteck #1(Fleischmann/HO)
スイス、バーゼル市のビール、ワルテック(Warteck)ビールです。ドイツ語圏なので、Rはドイツ語発音になりまして、ワ~ ではなく、カタカナにするとワ「ル」テックでいいんですかね? ワルテックですw ボディに白字で書かれた「das echte Basler bier」 というのは、“本格的なバーゼルのビール”という意味のようです。 ドイツ、フライッシュマン社製のHOゲージ模型(製品番号5337)、パネルバン貨車といいますか、側面のパネルがスライドして大きく開口します。 このビールは日本ではあまり見かけませんね。正規ルートでは入ってきていないようですね。 さて、フライッシュマンでも少し前の製品のようで、カプラーが交換できるようになっていません。 純正のフライッシュマンの ¬型 のフック式カプラーです。 これは、一般的なループ式カプラーにつながるようで、つながりにくかったりします。ちょっと高さがずれていると引っ掛からずに牽引できないのです。 なので、可能であれば、このフライッシュマンのカプラーは通常のループ式に交換したいところなのです。 そのうち加工して何とかしたいと思います。
HO Fleischmann 1500円 ネットオークションT. S
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Heineken #2 (Fleischmann / HO)
オランダの大手醸造所、とても有名な「ハイネケン」(Heineken)です。 1863年にハイネケン氏により創業、現在は世界第3位のビール会社として全世界100か所近くの工場を持っています。 日本ではキリンビールと合弁で展開しており、通常商品はライセンス生産により日本国内で製造されています。 さて、このビール貨車は、西ドイツ時代、しかも1960年代のフライッシュマン社の製品です。 白と緑に染められたブリキ製の車体に、鮮やかに赤いハイネケンのロゴがプリントされています。 こういうデザインの貨車は、いかにも「古きよき時代のビール貨車」という感じがして私は好きです。 この古いデザインのハイネケンは、先にNゲージで入手していましたが(https://muuseo.com/miniature-models-bottles/items/224)、遅ればせながらHOも入手できました。 おそらく、この1両は私のコレクションの中で最古の時代の製品だと思います。(メルクリンのボギータンク車のフェルドシュロッシェンも同じくらい古そうですが…。)その割に程度が良いです。いい品を手に入れることができました。 ボディの一部が少しだけスレて塗装が剥げているので(側面ドア上部のレール部のあたり)、こんどタッチアップしてレストアします。
HO Fleischmann 3500円T. S
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KULMBACHER #5(FLEISCHMANN / HO)
ドイツ南部バイエルン州のオーバーフランケン(アッパーフランコニア)地方に1895年設立されたKulumbacher(クルムバッハ)のReichelbräu(ライヘルブロイ)醸造所のビール貨車です。 所在するオーバーフランケン地方は人口一人当たりのビール醸造量が世界一だそうです。 クルムバッハ・ビールのロゴは、中心に盾のような柄を挟み左右にスタンディング・ライオンが挟む、立派なロゴマークなのですが、この中心の盾は所在地のクルムバッハ市の紋章。ビールの商標に都市の紋章を表示する唯一のドイツの醸造所はここクルムバッハ醸造所のみだそうです。 これは1926年にクルムバッハ市議会によって承認されて以来のことです。 1980年以降、Mönchshof(メンヒスホフ)醸造所と合併しています。青い車体の#1、#2などのクルムバッハのビール貨車が、その合併後の銘柄になります。 模型はドイツのFleischmann社製、同社の特徴的な¬型のカプラーが印象的です。 比較的古いモデルのようで、裏面に「Made in Western Germany」の刻印が。東西ドイツ統一の1990年以前の商品です。 リブ入りの鋼製車体の冷蔵貨車を再現したモデルです。 ロゴの下に小さくドイツ語で「fur Zart und Derb EDELHERB」と書いてありまして、最初はgoogle翻訳先生に訳してもらったら「柔らかく粗いEDELHERB用」…、、、仕方ないので、まじめにドイツ語辞書で翻訳しなおしてみましたら、『…繊細で滋養の有るエーデルハーブのために』(すみません、それでもしっくり来ない感じですが…)だそうです。 このクルムバッハの発売している銘柄の一つが『クルムバッハ・エーデルハーブ』というビールでして、その広告なんでしょうかね。 古きよき時代の年代物のビール貨車模型です。 先日カプラーを直したNゲージとパチリ。
HO Fleischmann 600円 ヤフオクT. S
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KULMBACHER #2(FLEISCHMANN / N)
ドイツ南部バイエルン州のオーバーフランケン(アッパーフランコニア)地方に1895年設立されたKulumbacher(クルムバッハ)のReichelbräu(ライヘルブロイ)醸造所のビール貨車です。 オーバーフランケン地方は人口一人当たりのビール醸造量が世界一だそうです。 1980年以降、Mönchshof(ミュンヒスホフ)醸造所と合併しています。 模型はドイツのFleischmann社製、比較的現代的な鋼製ロングの冷蔵貨車を再現したモデルです。 もう一台のとデザイン違いです。 ロゴの下に小さく「Kommt aus Kulmbach und sucht seinesgleichen」と書いてありますが、これはドイツ語で「クルムバッハから来て、誰にも負けない」という意味だそうです。 格安の中古品でした。 カプラが片方ないので、今度直さねば。 2020.1.28追記 2020.1.27 カプラー直しました。 https://muuseo.com/miniature-models-bottles/diaries/44
N Fleischmann 600円 ヤフオクT. S
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機関車「Re 460」(FLEISCHMANN / N)
久々にNゲージの機関車の入線です。 スイス国鉄(SBB)の高速電気機関車Re 460型、模型はドイツ・フライシュマン社製、品番731302。 Nゲージのビール貨車コレクションも気付けば少し増えてきましたので、主役のクロコダイルだけでは寂しく?なった感じがしまして…、、、父の遺品(未整理品の山)よりビール貨車用の2両目の機関車として我が社へ移籍させました。 安定の品質で快調に走ります。 本当はこのロコとペアの高速旅客列車用の見事な客車たちが1編成あるのですが、ビー貨車専門の私には客車は不要でして(笑) 後から気付きましたが、これでRe 460がHOとZと合わせて3スケールが揃いました。
N FleischmannT. S
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Furstenberg(FLEISCHMANN / N)
南ドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州、バーデン地方のドナウエッシンゲンという町にある醸造所、ファステンベルグです。 このドナウエッシンゲンという町は、いわゆる「黒い森」(シュヴァルツヴァルト)の中にある町だそうです。 ファステンベルグ醸造所はこの町の地場産業で、かつてこの地を治めていたファステンベルグ公の名を冠したビールを発売しています。 h ttp://www.fuerstenberg-beer.com/our-beers/ 模型はドイツのフライッシュマン社製、ロングのコンテナ車の模型です。私のビール貨車Nゲージのコレクションのなかでは、コンテナ車タイプは初めての1両です。 ビールのロゴの下には、小さく「Donauessingen」と町の名前も記載されています。 ドナウエッシンゲン…、なんだか響きのいい名前の地名ですね。どんなところか全然分かりませんが(笑)、森林地帯にある町だそうで、、、なんとなく行ってみたい気分になる地名ですね。。。 旅行や仕事、これまで世界各国あちこち行っているのですが、実はわたくし、ビール貨車と言えば必須のドイツだけは行ったことがないのです。(2019年5月現在) ドイツに行きたい! ドイツの鉄道模型屋に行きたーい!w
N Fleischmann 1800円 ヤフオクT. S
