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ワインビネガー貨車「Kauffmann」 ( Märklin / HO )
Fr. Kauffmann, Ebersbach/Fils ファルス川流域•エベルスバッハのカウフマン修道士…と、貨車とトラックに書いてありますね。 ワイン貨車🍷だろうと思って買ったんですが、なんの会社か❓と調べたら、マスタード🍯、ピクルス🥒、ワインビネガー🍾などの食品会社でした…。 1905年、マスタードとピクルス製造業者のカール・フリードリヒ・カウフマンは、エベルスバッハのセメント工場を買収しました。そして使用されていなかったセメント工場を改装してマスタード工場へ転換。 その後、マスタードとキュウリの缶詰の製造に加えて、ワインビネガー、リキュール、チョコレートなどの生産を開始しました。 この貨車、バーデン・ヴュルテンベルクのゲッピンゲンにあるメルクリン・ミュージアムの1997年の限定発売の貨車なんですが、このマスタードのカウフマン社も、メルクリン社と同じゲッピンゲンにあるんですね。つまり地元の会社の貨車というわけで。 樽を積んだトラックとのセット品、トラックはマギラスです。 この貨車、どうやらワインビネガーやリキュールの樽のようですね。格調高いレアな限定品ですけど、、、私のコレクションの対象ではなかったですね。。。うっかり買ってしまったw
HO Marklin 2100円T. S
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ミリタリー貨車「マルダー1A2」 ( ROCO-Mini Tank / HO )
ビール貨車コレクションの番外編…、鉄道模型とミリタリーの世界が融合した「ミリタリー貨車」です。 この手の貨車って鉄道模型界でもけっこう人気があるようで、出物も少ないためかヤフオクなどでも高値が付くことが多いのですが、この車両は比較的お安めで入手できました。 オーストリアの鉄道模型メーカー「ロコ社」の製品、実はロコ社は「ROCO Minitank」というHOスケール、すわなち1/87のミリタリーモデルも展開していて、昔は日本でもポストホビーなどで普通に流通していたのですが、2000年代前半にロコが再生法適用になった際にミニタンクシリーズはヘルパ社に売却され、現在ではロコからは発売されておらず、国内ではたぶん正規では流通しておらず…、、、入手困難になっています。(海外通販の個人輸入でならヘルパブランドが買えます) 当時(と言っても3-40年前)はミニスケールのミリタリーモデルといえば、1/72、1/76、そしてこのHOの1/87が在りましたが、、、いまや市場として活発に生きているのは1/72だけですね。。。 HOゲージャーとしては残念でなりません。 やはりHOの車両の横に1/72は置けない…。 それでいくと、1/76の英国のOOゲージ(ダブルオー)だとまだナナロクのミニスケールと合わせられるのでイイですよね。(ただ、AIRFIXやマッチボックスのナナロクも淘汰されつつあり、見つけたら買っておかないと…) さてこのモデル、ドイツの重量物運搬用フラットカーに、西ドイツ軍のマルダー歩兵戦闘車が搭載されています。 マルダーは1A2型、機関砲塔は旋回・俯仰ともに可動、そしてなんと後部の戦闘室の天井ハッチも可動、パカパカと開閉します。 そしてロコ社といえば…のお約束、履帯は一体成形でして、、、これがロコのAFVモデルの特徴です。 (※近年、ミリタリーモデルで先に履帯と転輪を固定して組む(その後でまとめて塗る)ことを「ロコ組み」と言いますが、そのネーミングの由来です) そして、この貨車モデルになると戦車と貨車をラッシングするための固縛チェーンなど細かいパーツが附属、なかなか凝ってます。 これは仕上げ甲斐があります。 そのうちに手持ち在庫のMinitankのレオパルド1(×4両)とまとめてやるかな…。
HO ROCO 2100円 ネットオークションT. S
