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フェアレディ Z33 セントラルRC製
フェアレディZ33 セントラルRCが発売したオリジナルモデルです。 私は大のZ党で実車はS130Z・Z31 ZR-1・Z31 300ZX・Z32 300ZXツインターボと乗り継ぎました。 カラーリングで何とかS30Zっぽくしてみましたが・・・ テールランプはZ32みたいになっちゃいました。 このボディを作った頃はまだ真面目に1/8レーシングに取り組んでいましたので(笑)しっかり走り込んでいました。フロントとリアの穴はエンジン冷却用です。当然走行重視でガバっと開けていましたが最近はあけたくないですね~ GTボディはエアクリーナーがボディ内に収まりますので吸気音がややこもった感じになるためかえっていい味が出たりします。もともと1/8エンジンはかなり甲高い高周波ですがそれがマイルドになる感じです。 走行フィールもマイルドでとんでもなく大きいリアウィングですがローラ系ボディのダウンフォースには全く歯が立たずオシリが軽い感じです。
1/8ボディ セントラルRC 2007motonica-mania
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サーパント950R serpent950R made in netherland
サーパント950R 2005年世界戦に照準を当て950をリファインしたモデルです。 リアに引き続き97年から使用していたベクターのサス周りを一新しより強度アップを図りました。ロールセンター機能はそのまま踏襲されメカデッキではスロットルサーボもレイダウンされ低重心化が図られています。 受信機バッテリーは当時のトレンドで単4サイズのコンパクトなものになっていますが高性能サーボへの供給としては不十分なものとなっていました。 サーパントはこの950Rまでが完全自国生産マシンとなります。 ナショナリズムがしのぎを削る1/8GPレーシングの世界においてオランダの威信をかけて戦った最後のマシンといえます。
1/8GPレーシング サーパント 2005motonica-mania
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シェファード・ヴェロックスV8 made in Germany
VELOXはロバート・ピーチが設計を担当しリアアクスルの軸上に大径のブレーキディスクを搭載し長丁場のレースでも安定したブレーキングが特徴 ドイツ製らしく質実剛健な作りで精度も高い。 2015年には世界を制し未だ進化を続けているマシン。 しかしながら海外製の宿命かパーツの価格が非常に高い。
1/8GPレーシング シェファード 2011motonica-mania
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HPI プロシード(HPI PROCEED)made in USA
HPIレーシングとしては異色の1/8GPレーシングマシンです。 既に構造が確立されていた1/8レーシングマシンの中で様々なニューコンセプトを投入した意欲作となりました。 大きな特色としてはメインシャーシやアッパーデッキなどをスリム化しマスの集中を図った設計が目立ちます。 バルク間もタイト設計となりサスペンションアームのロング化にも貢献しています。このスタイルはまさに現代のマシンが到達しているところであり20年前にこの構造を採用していたことには驚きます。 一軒では見た目が変わらない1/8GPレーシングですが各社様々な構造を模索して世界戦の舞台で戦っていたということが分かる1台です。 このモデルのエンジンはイタリアのノバロッシにOEMさせた自社ブランドのナイトロスター3.5が搭載されています。 当時はサーパントの代名詞であったパープルアルマイトのパーツが多かったですがガンメタのヒートシンクヘッドを採用しておりHPIらしくCOOLなイメージに仕上がっています。 メインシャーシの画像を見ていただければどれだけスリムであるかわかると思います。
1/8GPレーシング HPI 2000motonica-mania
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サーパント ベクターNT serpent VECTOR NT made in netherland
サーパントVETEQがマニアックすぎてユーザーのサーパント離れが顕著となりベクターの構造に戻したモデルです。 フロントにはインボードサスペンションを残しシャーシも特殊形状としましたが安価でよく走る国産車に移ったユーザーを戻すことはできませんでした。 サーキットではエキスパートに見放されたVETEQの廉価版としての位置づけとなってしまいサーパント崇拝者が孤軍奮闘していたモデルです。 それでも全日本選手権ではファイナルに進出していましたので基本性能は問題なかったものと思われます。2000年代に入り国産メーカーのマシンが台頭しパーツの価格が圧倒的に安いため爆発的にユーザーを増やしました。 サーパント暗黒時代の突入です。 ベクターの出来が良すぎたため結局大きなリファインが出来ず(VETEQ除く)遅れてしまったということでしょう。
1/8GPレーシング サーパント 2002motonica-mania
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サーパント エクセル serpent EXCEL made in netherland
マイケル・サルベンが設計を担当した最初のマシンです。 サーパント2台目の’95世界戦制覇という金字塔を打ち立てたエクセルですがここで現在に続く1/8GPレーシングのエポックが採用されます。 それはセンタックス・クラッチで従来の遠心クラッチとは異なるコンセプトで設計されておりミートタイミングを自由に調整できるものとなりました。 前設計者のロン・トンの構想を具現化したものでした。 センタックス・クラッチはドライバーの走行フィールに合わせて調整が可能でありまた、搭載エンジンの特性にも合わせることができます。素早くつながり素早く切れるというレスポンスは飛躍的にレーシングエンジンのパワーを引き出すことに成功しました。 その他でもスプリントからシャーシ全体がフルモデルチェンジされました。 一部汎用品を除きほぼすべてのパーツが新規設計されています。 サスアームはこの時点ですでにフルアジャストとなり条件に合わせたセッティングが可能となっています。 ・前後キャンバー ・前後トー角 ・前後車高 ・アジャスタブルスタビライザー これまでのマシンのセットアップはタイヤ硬度・ダンパーオイルやスプリングレートのみのセッティングでしたが路面状況に合わせた調整が可能となりました。 エクセルは1995年の世界戦にてファイナルに10台中8台を送り込みました。BMTの4連覇を阻みこの年は王者コラーリもエクセルを駆って優勝しています。コラーリは自国イタリアにこだわりを持っていましたがエクセルの性能を認めサーパントワークスに移籍していたということです。 設計者サルベンも自らエクセルを駆り堂々の2位を獲得しています。 サーパントエクセルはサーパント社の黄金期の始まりのマシンとなります。
1/8GPレーシング サーパント 1995motonica-mania
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バートン サーパント スプリントSWB6020 BARTON serpent SPRINT SWB6020 made in netherland
バートン社としては最終モデルとなる サーパントスプリントSWB6020です。 SWBとはショートホイールベースの略でテクニカルコースに対応するモディファイがされたモデルです。 ヨーロッパ車はとかく高速コースに対応した形で当初リリースされますが結局テクニカルコースに合わせたモディファイがされることが多いです。 恐らく最大公約数的にはテクニカルコースに照準を絞ったマシンの方がオールマイティに対応できるということだと思います。 この時期のサーパントはオール自前を目指してエンジンはもとよりチューンドパイプまで自社品を準備していました。 最終モデルである6020シリーズにはリアのフローティングボディマウントが採用されました。どのメーカーが初めて採用したかは時代考証が必要となりますがサスのバンプ量にかかわらずボディの位置を保持できるこの構造は現在の1/8GPレーシングには欠かせないものの一つだと思います。 当然狙いは安定したリアダウンフォースの確保にあります。 このスプリントにはフロントサスのインボードタイプがオプション設定されていました。パーツはありますがちょっとスマートではないので現在は取り外していますがサーパント初のインボードマシンという部分ですのでまた取り付けたら紹介します。 これにてバートンの1/8GPレーシングモデルはコンプリートとなります。 引き続きサーパント社にチェンジしたモデルも展示してまいります。
1/8GPレーシング バートン サーパント 1990motonica-mania
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BMT 891 made in italy
1/8GPレーシングの王者ランベルト・コラーリ伝説の始まりとなったマシン 従来から大幅に異なる構造ながらその優位性をいきなり世界戦で証明しました。 最大の特徴はフロントセクションの可変キャスターサスペンションでコーナリング時に外側の車輪がバンプ量に伴いキャスター角が立ちクイックなハンドリングをもたらす構造です。 サイドベルトの取り出しも右出しとなっているのも特徴でミドルシャフト軸上にディスクブレーキが配置されます。 サススプリングはトーションタイプで独立したオイルダンパーが配置されています。BMTといえば緑ですが当初は赤い樹脂パーツが採用されていました。 クラッチはオーソドックスな遠心タイプですが後にサーパントのセンタックスに対抗すべく3速ミッションを搭載しました。 カーボンのメカデッキは当時サーパントのディーラーであったセントラルRCがリリースしたものです。 ライバルメーカーのディーラーがパーツを出すほどに人気があったことがうかがえるモデルでした。カーボンデッキにはサーパントタンクが搭載できるものも出ていました。
1/8GPレーシング BMT 1989motonica-mania
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モトニカ P8.0R motonica P8.0R 2007
モトニカP8.0R 2007年のモデルで最大の特徴であるボールコネクトサスは他のサスピン仕様と 異なり非常にスムーズな挙動を示します。 各社一辺倒な構造から一線を画しているのも大きな特徴です。 P8.0のシャーシはイタリアの実車デザイナーの手によるもので秀逸なものとなっています。 初代のP8.0はヨーロッパの高速サーキットに照準を合わせ シャーシ剛性が非常に高いのが特徴でしたが日本などのテクニカルサーキットにも対応できるようリファインされたモデルです。 コレクションは現在GTボディ用に変更されておりバンパーとリアボディマウントが異なっています。
1/8GPレーシング モトニカ 2007motonica-mania
