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佳興の会 邦楽ライブ Vol.11 日時:2023.01.29[日] 14:00 会場:佳興堂 https://kakyounokai20230129.peatix.com/ 佳興の会 邦楽ライブ Vol.12 日時:2023.04.16[日] 16:00 会場:佳興堂 https://kakyounokai20230416.peatix.com/ 「こんにちは、タクト!~タクト5周年おめでとうスペシャル篇~ 日時:2023.05.13[土] 14:30 会場:佳興堂 https://www.facebook.com/events/178251328344841/ 親子で楽しむ古琴 の音(コンサートとワークショップ) 日時:2023年5月14日(日) 14:00 会場:藩校 致道館 https://kokinws2023.peatix.com/ 山澤昭彦 尺八本曲ライブ 観音Ⅱ 日時:2023年5月21日(日)19:00 会場:木村写真館(鶴岡市) https://live20230521.peatix.com/ 山澤昭彦尺八本曲ライブ@モックシェア金沢 日時:2023年6月17日(土)14:30 開演(14:00 開場) 会場:モックシェア金沢(Share金沢) https://live20230617d.peatix.com/ 山澤昭彦 尺八本曲ライブ@金沢市民芸術村 日時:2023年6月17日(土)19:00 開演(18:45 開場) 会場:金沢市民芸術村 里山の家 https://live20230617n.peatix.com/ 德法寺報恩講 尺八本曲コンサート 日時:2023年6月18日(日)15:00 会場:德法寺(金沢) http://www.tokuhou-ji.com/t_Info_detail_news_tokuhouji.php?InfoID=567&EMPID=26&InfoStageID=19 LUDOVIC B.A JAPAN TOUR 2023 対バンLIVE(鶴岡@木村写真館) 日時:2023年6月24日(土)19:00 開演 会場:木村写真館(鶴岡市) https://live20230624.peatix.com/ LUDOVIC B.A JAPAN TOUR 2023 対バンLIVE(鶴岡@オーブンカトウ) 日時:2023年6月25日(日)OPEN 17:00/START 18:00 会場:オーブンカトウ(羽黒・芸術の森 https://live20230625.peatix.com/
2023年mugen
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2023-04-08
●LEAF 1033 春風の花を散らすと見る夢は 呪文:In my dream I saw petals falling From cherry blossoms. (Stable Diffusion 2) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-1007-1033 お花見といえば「桜の花」、「花」という言葉だけで桜を表す場合もあります。西行の和歌には「桜の花」を詠んだ作品がたくさんあります。 西行 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E8%A1%8C 西行――その美しい孤独と桜 https://www.bungeisha.co.jp/publishing/kakitai/article_195_148.jsp 私の好きな西行の和歌がこれ。 「春風の花を散らすと見る夢は さめても胸のさわぐなりけり」 この歌は、法金剛院の待賢門院を慕う西行が、夢の中で逢瀬を遂げたことを詠んだものと言われています。 古典・詩歌鑑賞 http://e2jin.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-1ac6.html この和歌が収録されている「山家集」のデジタルアーカイブ(京都大学)があります。 山家集 https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00015080 Caht-GPT に英語訳を訊いてみました。 "In my dream I saw petals falling From cherry blossoms. But when I woke up The sound of crying Was only me sobbing." 西行の和歌にインスパイアされて2012年に制作したアルバムが「西行」です。 西行 https://yamazawa.bandcamp.com/album/--2 楽譜 https://etext-music.com/works/score/saigyo.pdf このアルバムは、日本語プログラム言語「なでしこ」を使って作成した「西行 Ver.2」を使って作曲(自動生成)しました。 歌声の合成には「SInsy」(HMM-based Singing Voice Synthesis System)を使っています。 Sinsy https://ja.wikipedia.org/wiki/Sinsy https://www.sinsy.jp/ アルバムのトラッ2(春歌Ⅱ)が、「春風の花を散らすと見る夢は さめても胸のさわぐなりけり」です。 春歌Ⅱ https://youtu.be/PBJnn8leq-Q 世阿弥作の能楽作品に「西行桜」というのがあります。 西行桜 https://w.wiki/6Xt2 次回の「佳興の会 邦楽ライブ」では、プログラムの最後に琵琶の弾き語りで「西行桜」が演奏されます。 佳興の会 邦楽ライブ Vol.12 https://kakyounokai20230416.peatix.com
2023年mugen
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2023-04-07
●LEAF 1026 海坂藩の面影@鶴ヶ岡城址公園(2022.05.09) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-1020-1026 鶴岡公園は私のお散歩コース。公園内は「鶴ヶ岡城」の城址。お堀に囲まれた園内は、江戸時代の面影を色濃く残しています。 鶴岡公園(鶴ヶ岡城址)の紹介 https://www.city.tsuruoka.lg.jp/seibi/koen-ryokuti/koen/tsurugaokajyoushi.html 鶴ヶ岡城 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B6%B4%E3%83%B6%E5%B2%A1%E5%9F%8E 桜の咲くころから藤が終わる頃までは花の季節。お花を眺めながらの朝の散歩が楽しめます。 鶴岡公園散策 https://www.tsuruokakanko.com/spot/438 https://www.tsuruokakanko.com/spot/527 「藤沢周平」の時代小説に登場す「海坂藩」は、ここ鶴岡城下がモデルです。 藤沢周平 https://w.wiki/6XuR 海坂藩 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E5%9D%82%E8%97%A9 鶴岡には桜の名所がたくさんあります。 鶴岡桜めぐり https://www.tsuruokakanko.com/course/4056 鶴岡公園は日本さくら名所100選になっています。 日本さくら名所100選・約710本の桜が咲き誇る鶴岡公園で開催 https://mokkedano.net/event/41484 桜の鶴岡城址公園(撮影:2019年) https://twmf.webnode.jp/l/%e6%a1%9c%e3%81%ae%e9%b6%b4%e5%b2%a1%e5%9f%8e%e5%9d%80%e5%85%ac%e5%9c%92/ 公園内の夜桜は絶景。ということで、一曲作ってみたのがこちら。 鶴岡公園の夜桜 https://www.facebook.com/ayamazawa/videos/1621244841289759
2023年mugen
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2023-04-06
●LEAF 1021 縄文杉の箸 呪文:chopstick made by Jomon cedar (Stable Diffusion 2) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-969-1021 お箸の専門店というのがある。アトレ吉祥寺にも「銀座夏野」があるので、覗いてみると箸の種類の多様さには驚いてしまいます。 箸専門店 銀座夏野 https://www.e-ohashi.com/ 日本人の食事には欠かせない箸ですが、私は木の割り箸が持ちやすくて食べやすい。とにかく一番使いやすいです。割り箸の原料となる木材は、材木の端材や間伐材などを利用するので環境にも優しい。 割り箸がSDGsに貢献する理由 https://sdgsitems.com/mokuhyo/rikunoyutakasa/waribashi/ 食事の道具としての箸の歴史は古代中国に始まり、日本でも古事記に登場します。小野妹子ら遣隋使が中国で知った食事作法を聖徳太子が取り入れたという説もあるそうです。 吉野に息づく「もったいない精神」 https://miraimedia.asahi.com/be_chopsticks/ 私が愛用している箸は、鹿児島県屋久島の「屋久杉」の間伐材で作られた箸。旅行のお土産で買ってきたものなのですが、これがとても使いやすいです。ヒノキのような優しい木の香りもいいですね。 屋久杉 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%8B%E4%B9%85%E6%9D%89 屋久杉はその希少性かから木のダイヤモンドと称されています。屋久島の森の厳しい環境の中、風雪に耐え千年の時を経た屋久杉は、他の杉にはない非常に複雑で緻密な木目と多くの油分を含みます。 屋久島は「世界自然遺産」の島。屋久杉の中でも「縄文杉」と呼ばれる屋久杉の樹齢は7千年以上と推定されているそうです。縄文杉の箸はどんな神秘的な香りがするんでしょうか? 日本の世界自然遺産 https://www.env.go.jp/seisaku/list/sekaiisan.html 縄文杉 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%84%E6%96%87%E6%9D%89 箸は二本でワンセット。時々、一本が見当たらなくなるんですよね。
2023年mugen
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2023-04-05
●LEAF 1010 熊蜂の飛行@藤島(2022.05.10) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-337-1010 現在は鶴岡市になっていますが旧「藤島町」は歴史ある町で、合併前は「東田川郡」の中心地でした。 藤島町 https://bit.ly/40XNJ1N 東田川郡 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E7%94%B0%E5%B7%9D%E9%83%A1 旧東田川郡役所と郡会議事堂は、今年の3月に文化財保護法に基づく国指定史跡になっています。 旧東田川郡役所及び郡会議事堂」が国指定史跡に https://www.city.tsuruoka.lg.jp/bunka/rekishi/higasitagawa_sitei.html この建物は現在「東田川文化記念館」という施設になっていて、市民はもとより広域的な人々の芸術文化、生涯学習の拠点として幅広く利用されています。 東田川文化記念館 https://www.city.tsuruoka.lg.jp/shisei/shiyakusyo/infomation/fujishima/joho/higasitagawabunnka.html https://mokkedano.net/spot/30295 旧東田川郡会議事堂は、現在「明治ホール」という名称になっています。「明治ホール」では定期的にコンサートも開催されています。 明治ホール https://fujishima-bunka.jp/facilities/higashitagawabunka/introduction/gijidou/ 昨年の10月22日に開催された「第99回 明治ホールコンサート」では、私も「SSION2022」として出演させていただきました。 SESSION2022@明治ホール https://live20221022.peatix.com/ 藤島は、名前の由来にもなった「藤」の花で有名です。最近は道路などの整備も進んで街中に美しい「藤棚」があります。 藤(Wisteria floribunda) https://w.wiki/3CzE 藤棚(パーゴラ) https://w.wiki/6XpM 藤の季節の5月には「ふじの花まつり」、雪の季節の年末年始には「Hisu 花 de ないと」という藤の花にちなんだイベントも開催されています。 ふじの花まつり https://matsuri-no-hi.com/matsuri/9651 藤島イルミネーション「Hisu 花 de ないと 2022」 https://mokkedano.net/event/41585 藤島イルミネーション「Hisu 花 de ないと 2020」 https://www.facebook.com/ayamazawa/posts/pfbid02DrvWMdKNeLXWxARWSsRmNGgamWatBg1DZdtBHdUqv85WW2TnXB5mbRGS8y4nKHMxl コメントに私が撮影した動画があります。 桜の終わるころになると「ブーンブーン」という大きな音を立てて飛ぶ熊蜂が花に蜜を集めにくるようになります。熊蜂はこの時期に咲く藤の花が大好きなようで、藤島の藤棚でも良くみかけます。 熊蜂 https://w.wiki/59FH ロシアの作曲家「リムスキー=コルサコフ」が作曲した作品に「熊蜂の飛行」という有名な曲があります。この曲はオペ「サルタン皇帝」の中の間奏曲。 ニコライ・リムスキー=コルサコフ https://w.wiki/5E4G 熊蜂の飛行 https://w.wiki/3VFf コンピュータで演奏するのは簡単ですが、人間が弾くのは超絶技巧かな。 Rimsky-Korsakov, Flight of the Bumblebee https://youtu.be/s0vP08QBqVw https://youtu.be/GPSnkap7Rmo
2023年mugen
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2023-04-04
●LEAF 1002 大理石に眠るアンモナイト 呪文:Ammonites on a marble wall (Stable Diffusion 2) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-990-1002 美術館や博物館などの建物の壁、大理石が使われていることが多いです。壁面をよく観察すると、化石が混じっていることがあります。 大理石の中で化石が見られる理由 http://www-w.cf.ocha.ac.jp/cos/fossil-page1/ 丸ビルの地下1階の壁は、ジュラ・イエローと呼ばれるジュラ紀のドイツの海の石灰岩で、アンモナイトやベレムナイト、厚歯二枚貝が見れるそうです。 東京は巨大な「石の博物館」 https://urbanlife.tokyo/post/42766/ これは化石だ!とすぐにわかるのが特徴的な形をしている「アンモナイト」。アンモナイトは、古生代シルル紀末期から中生代白亜紀末までのおよそ3億5000万年の間、海洋に広く分布し繁栄しました。 アンモナイト https://w.wiki/3Dqu アンモナイトの語源は、ギリシアの羊角神アンモーン。大理石の中のアンモナイトは、まるで墓石に彫刻された肖像のようです。
2023年mugen
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2023-04-03
●LEAF 0995 東京産のアクアレッド@三鷹市(2023.04.02) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-978-995 東京には「生産緑地地区」というのがあります。 生産緑地地区 https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/midori_kakuho/seisanryokuchi.html 三鷹市は「生産緑地地区」が多く、今でも野菜や果物を生産している農家がたくさんあります。三鷹の特産品はなんと「キウイフルーツ」。キウイフルーツで作った「キウイワイン」も三鷹の代表的な名産品です。 三鷹キウイワイン2023 http://kanko.mitaka.ne.jp/docs/2023021300018/ 苺を作っているのは、東八道路沿いにある「以志井農園」。 以志井農園 https://ichigoland-ishiinouen.tokyo/ 以志井農園では、春になると「いちごの食べ放題」いちご狩りをやっています。栽培している苺は10種類。甘味、酸味、食感が違う苺の食べ比べができます。園内のショップでは摘みたての苺の販売も行っているので「アクアレッド」を買ってみました。果皮・果肉ともに真っ赤、ほのかな酸味と、さくらんぼやりんごのようなフルーティさを感じる珍しい味わいだそうです。
2023年mugen
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2023-04-02
●LEAF 0989 畳上のミサ 呪文:tea ceremony in japanese garden (Stable Diffusion 2) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-934-989 安土桃山の頃、「堺」は東洋のベニスと称えられた自由都市でした。 東洋のベネチアとも呼ばれた堺 https://youtu.be/p4X3yO-14uM 茶道を大成した「千利休」は、堺の裕福な町衆でした。 千利休 https://www.city.sakai.lg.jp/kanko/sakai/keisho/senjintachi/sennorikyu.html 日本独自の文化だと思われている千利休の「茶道」には、当時日本に伝わったキリスト教のミサの影響があるこが知られています。 茶道とキリスト教の関係はものすごく深かった https://intojapanwaraku.com/gourmet/99490/ 現在のミサは立って行いますが、キリスト教が普及し始めた頃は仏教寺院を教会堂として使用することも多く、この頃に日本で行われていたミサは、畳に座って行うことがほとんどだったようです。
2023年mugen
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2023-04-01
●LEAF 0980 誕生日の花束@TOPS(2022.12.17) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-953-980 花束を頂戴するのは嬉しいですね。この花束は昨年のバースデーライブで頂いたものです。 山澤昭彦バースデーライブ@TOPOS https://live20221217.peatix.com/
2023年mugen
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2023-03-31
●LEAF 0972 珈琲豆の物語 呪文:story of coffeecherry (Stable Diffusion 2) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-881-972 珈琲豆というのはコーヒーの木の果実の種。珈琲の実はサクランボに似ていいるので「コーヒーチェリー」と呼ばれています。 真っ赤な実「コーヒーチェリー」とは https://macaro-ni.jp/88217 珈琲の実から種を取り出す方法は、大きく分けて「ウォッシュド」と「ナチュラル」の二つあります。 コーヒーの精製処理 https://basecoffee.jp/column/coffee/546/ チュラルはコーヒーチェリーに果肉が付いた状態で乾燥させる伝統的な加工法で、コーヒーはものすごくフルーティーな味わいに仕上がります。 私は少し酸味があるほうが好きなので、ナチュラルの豆を買うことが多いです。この酸味のある珈琲を飲むと、珈琲が果物であることが実感できます。 父が珈琲が好きだったので、私は小学生の時にもレストランで珈琲を飲んだ記憶があります。中学生になると家でもインスタントコーヒーを飲むようになりました。高校生になると禁止されていた喫茶店に行くようになり、大学生になると名曲喫茶やジャズ喫茶に入りびたりだったかな。仕事でプログラムを書くようになってからは、珈琲は仕事の必需品。珈琲なしに徹夜でコーディングはできなかったです。仮眠して寝ざめに飲む珈琲は特別に美味しかった。 オフィスでは挽いた豆で珈琲を淹れていましたが、家では自分で豆を挽いていました。この珈琲ミルを私は50年近く使い続けています。
2023年mugen
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2023-03-30
●LEAF 0961 神学校のパイプオルガン@ルーテル学院大学(2018.03.16) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-756-961 私は数学的なセンスに溢れたバッハの音楽がけっこう好き。 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ https://w.wiki/3Js5 バッハは「フーガ」の曲を作る天才です。 作曲技法の最高峰「フーガ」って何? https://www.phonim.com/post/what-is-fugue バッハの音楽に潜む対称 https://logmi.jp/business/articles/211785 バッハが作った「蟹のフーガ」という曲があります。この曲は「二声の逆行カノン」になっている。 天才バッハ一世一代の大仕掛け! この曲に隠された秘密に驚く https://grapee.jp/225729 J.S. Bach - Crab Canon on a Möbius Strip https://youtu.be/xUHQ2ybTejU この曲にインスパイアされて2011年に作ったアルバムが「Palindrome」。二声の回文的カノンによる12の変奏というサブタイトルを付けました。アルバのアートワークもかなり凝って作ったのですが、私が誕生した月「194612」という数を見つけられますでしょうか? Palindrome 二声の回文的カノンによる12の変奏 https://yamazawa.bandcamp.com/album/palindrome #01 Raindrops falling on brand-new day https://youtu.be/f7p9k1FCBoE バッハの「フーガの技法」は、フーガの手法がてんこ盛りの究極のフーガの曲集だと思います。 フーガの技法(The Art of Fugue) https://w.wiki/3ReL コロナで集まってアンサンブルの練習できなかった時期、フーガの技法の中でも有名な「Contrapunctus 1」を各自のパートをスマホで録音してもらい、4名4声部を録音編集してみたのがこちらです。 Bach - The Art of Fugue, BWV 1080, Contrapunctus 1 演奏:アンサンブル・チコーニア https://youtu.be/Pwg0IM3JIcc バッハの職場は実は教会でした。代々のバッハ家は、ルターの宗教改革以降のドイツ・プロテスタント音楽の作曲や演奏家としてその生涯を送ります。 音楽の父 J.Sバッハの生みの親はマルティン・ルター http://jelctokyo.org/about/bach/ 三鷹にある国際基督教大学(ICU)の側に、ルター派の神学校「ルーテル学院大学」があります。チャペルではパイプオルガンを使った公開講座や演奏会も行われています。 公開カリキュラム「パイプオルガン講座」 https://www.luther.ac.jp/news/20200218-01.html 宗教改革500年「ルターとバッハ オルガンコンサート」 https://www.luther.ac.jp/news/20170522-04.html
2023年mugen
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2023-03-29
●LEAF 0955 バレエを踊る牝鹿 呪文:female deers by Laurencin (Stable Diffusion 2) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-256-955 私が大好きなフランス近代音楽とバレエの関係は深い。20世紀初頭の芸術を牽引したロシアのバレエ団「バレエ・リュス」は、バレエ音楽を当時パリで活躍していたストラヴィンスキー、ドビュッシー、ラヴェル、サティなどに委嘱、20世紀初頭の音楽史に名を残す数々の作品を生み出した。 20世紀の音楽を切り拓いたバレエ・リュス https://www.colors-chords.com/marginalia/?p=124#.ZCDOdR_P1hE バレエ・リュス×音楽 30の共犯関係 https://naxos.jp/digital/balletsrusses バレエ・リュスを率いたのは、ロシア出身のプロデューサー、セルゲイ・ディアギレフ。ディアギレフ自身がリムスキー・コルサコフから作曲を学んだ音楽家、その審美眼が多くの名作を生み出すこととなった。 Ballets Russes(バレエ・リュス) https://en.wikipedia.org/wiki/Ballets_Russes https://w.wiki/6VYn 魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展 https://www.nact.jp/exhibition_special/2014/Ballets_Russes/ 狂騒の時代と言われた1920年代、美術、音楽、文学、そしてファッションなど、別々の発展を遂げてきた表現が、新たな総合的芸術を生み出す。フランスを中心に活躍したこのバレエ・リュスは、まさに1920年代パリを象徴する存在でした。ライバルだった(らしい)ココ・シャネルとマリー・ローランサンも、その活動に参加することで表現の幅を広げ新たな人脈を形成していきます。 マリー・ローランサンとココ・シャネル https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/23_laurencin/commentary.html 1924年、ココ・シャネルはコクトーやピカソとともに、バレエ・リュスの作品「青列車」の衣装を手がけます。 青列車 https://w.wiki/6VYr 曲を書いたのは「ダリウス・ミヨー」。 ダリウス・ミヨー https://w.wiki/6VYs ミヨー:バレエ音楽「青列車」 https://youtu.be/Vi0D1DIvsXo バレエ 青列車(Le Train Bleu)Re-staging Tennis and Golf https://youtu.be/rEHbAscVByI 青列車が初演されたのと同じ1924年に、マリー・ローランサンが衣装や装置までを手がけた作品が「牝鹿」でした。 牝鹿 https://w.wiki/6Vo3 曲を書いたのは「フランシス・プーランク」。 フランシス・プーランク https://w.wiki/4cNT プーランク:バレエ音楽「牝鹿」 https://youtu.be/HPBnx764zMI バレエ 牝鹿(Les Biches)Ballet Russes Festival 2009 https://youtu.be/FZyhfI1ea8w 牝鹿と言えば日本では春日神社ですが、「Les Biches」は「若い娘たち」「かわいい子」といった意味だそうです。
2023年mugen
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2023-03-28
●LEAF 0949 五百羅漢@善寶寺(2021.02.13) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-879-949 龍神の寺として全国的に有名な善寳寺(鶴岡市)には多くの有形文化財があるのですが、安政2年(1855年)に建立された「五百羅漢堂」もその一つ。正面には釈迦三尊、十大弟子が祀られ、柱上には風神雷神、左右台座上には東西南北を守護する四天王が安置されています。北前船で財を成した商人達の寄進によって建てられ、北前船西回り航路の繁栄を感じさせる貴重な文化的遺産となっています。 善寳寺五百羅漢堂 https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/213454 「五百羅漢」というのは、仏教の信仰の対象である500人の阿羅漢。五百という数字にも仏教的な意味があるようです。 羅漢 https://kotobank.jp/word/%E7%BE%85%E6%BC%A2-146966 五百羅漢堂の500体の羅漢像は、顔の作り・表情、着物の模様のデザインからポーズまで一つとして同じものはありません。「亡き人の面影しのぶ五百羅漢」と詠われるように、写真のない時代には亡くなった人に似た顔を500体の中から見つけて、そこに手を合わせたといいます。現在、東北芸術工科大学の協力で五百羅漢像の修復作業が行われています。 善寳寺五百羅漢修復プロジェクト https://500rakan.net/
2023年mugen
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2023-03-27
●LEAF 0938 パリのギャルソンヌ 呪文:flapper in Paris by Laurencin (Stable Diffusion 2) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-520-938 大正末期から昭和初期にかけての時代(1920年代)に現れた断髪に短いスカート姿の新しい女(モダンガール)は、アメリカでは「フラッパー」、フランスでは「ギャルソンヌ」、日本では「モガ」とよばれていました。 フラッパー https://w.wiki/4o36 ギャルソンヌ https://kotobank.jp/word/%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%8C-674740 モガ https://w.wiki/6VfY 当時のパリは、第一次大戦の惨禍を忘れるかのような「Les Années folles」(狂騒の時代)。今に繋がるファッション雑誌や広告、服飾や香水のブランドなどはこの時代に始まりました。 狂騒の20年代 https://w.wiki/4tXS 現代社会の特徴を、都市化・情報化・大衆化とすれば、1920年代のニューヨーク、パリ、東京、上海などに出現したモダンガールこそが現代の典型的な社会現象だったのではないでしょうか。大正ロマンと言えば、雑誌や広告の挿絵などにカラフルな美人画を描いた竹久夢二です。 竹久夢二 https://w.wiki/3QFU 当時の白黒写真にに映っているモダンガールをAIを使ってカラー化してみると、夢二の画の色とは全く異なる予想外の結果だったそうです。 AIで蘇ったモダンガールの色 https://withnews.jp/article/f0191009000qq000000000000000G00110701qq000019863A 昭和初期は、洗朱、青磁色、蘇芳色、杏色、葡萄鼠、金泥色などが流行色だったそうで、これはローランサンの絵のような色だったかもしれません。
2023年mugen
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2023-03-26
●LEAF 0929 12使徒の鐘塔@サグラダ・ファミリア(2010.03.21) http://cambrian.jp/findflow/?p=newyear2023-686-929 バルセロナ(スペイン)にある世界遺産「サグラダファミリア」は、1882年に建設が始まり今もなお建設が続いています。 サグラダ・ファミリア https://w.wiki/3DRV この教会を設計したのは、スペインが誇る天才建築家「アントニ・ガウディ」です。 アントニ・ガウディ https://w.wiki/4fXJ 完成まで300年はかかると予想されていた工事でしたが、設計技術の進歩や観光収入の増加などもあり、2026年頃には完成するのではないかと言われていました。 サグラダファミリアの完成予想ムービー https://youtu.be/69COc7UhvbY しかし、新型コロナが流行で、建設の主な資金源である観光収入が激減。そのため、目標までの完成は不可能になったようですが、2021年には高さ138メートルの「マリアの塔」が完成しました。 サグラダ・ファミリア「聖母マリアの塔」完成 https://www.afpbb.com/articles/-/3379930 サグラダ・ファミリアの見所の一つがタワー。生誕・受難それぞれのファサードに聳え立つ4本のタワーは展望台になっていて、タワー入場付きのチケットを持っていれば、教会入場後に登ることができます。サグラダ・ファミリアには「12使徒の鐘塔」があり、東の生誕のファサード側の塔からは、西側の受難のファサードの4本の塔がバルセロナの街並とともに見渡せます。鐘塔には「Excelsis(いと高き)」と「Hosanna(神を賛美する言葉)」という文字が刻まれています。 2つの塔とファサード https://pianotohikouki.com/sagrada-familia/towers
2023年mugen
