Muuseo Times ベートーヴェン生誕250周年
初版 2020/09/12 18:14
改訂 2022/12/20 13:53
こんにちは。Muuseo編集部の伊藤です。
突然ですが今年、2020年は音楽界ではビッグイベントの年なんです!
2020年はベートヴェン生誕250周年のメモリアルイヤー
クラシック音楽ファンの方もそうでない方も、おそらく老若男女誰もが知っている、おなじみジャジャジャジャーンで始まる交響曲《運命》、ピアノといえばの《エリーゼのために》など、幾多の名曲を生み出した偉大なる作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
今年は、ベートーヴェン生誕250周年にあたり、記念CDの発売や様々なイベント、各種コンサートなどが行われているいうことで、今回は、皆さんから寄せられたベートヴェン関連アイテムとともに、このメモリアルイヤーをMuuseo的にお祝いしたいと思います。
東ドイツ 1952年 ベートーヴェン死去125年
コレクションオーナー:ともきち さん
https://muuseo.com/stamp/items/416
7歳なのに6歳?!憧れのあの人の背中を追いかけて
1770年12月16日、祖父も父も宮廷歌手という音楽一家に生まれたベートーヴェンは、幼い頃より父の厳しいピアノ指導を受け、めきめきと上達してコンクールを開くまでになりました。そのとき父は、7歳だったベートーヴェンを6歳と発表したといわれています。当時、ベートヴェンより14歳年上ですでに6歳のころから天才と言われ活躍していたモーツァルトを意識してのことだったとか。
4歳、5歳のころから、寝ているところを起こされたり、時には叩かれて泣きながら練習していたというベートーヴェン。才能の裏で涙ぐましい努力もあったんですね。
モーツァルト
コレクションオーナー:横浜黄昏 さん
https://muuseo.com/yokohamatasogare/items/202
(ベートーヴェンはこの背中を追いかけたのか…)ベートーヴェンはモーツァルトのことをとても尊敬していて、曲作りにも多大な影響を受けていたといいます。ウィーンで憧れのモーツァルトの前で演奏したときには、モーツァルトはベートーヴェンを天才だと褒め称えたとか。後世にこれほどまでに名を遺すこととなった2人の出会い、想像するだけで鳥肌が立ちます。
生涯の引っ越し回数は79回。理由はご近所トラブル?!
ベートーヴェンといえば、癇癪持ちでなかなか激しい性格だったともいわれています。
そのベートーヴェンが56歳で生涯を閉じるまでにおこなった引っ越しの回数は79回だとのこと。年平均2回です。引っ越し理由はご近所さんとの付き合いがうまくいかなかったとも言われています。
確かに、教科書に載っていたこの銅像のような顔が日常だとしたら、少し近寄りがたい感じもしますね…。しかし、常に燃え尽きるような創作活動をしていたベートーヴェンにとって、環境を変えたくなるのはわからなくもないような…。
ベートーヴェン銅像ブロンズカラー
コレクションオーナー:chosuke さん
https://muuseo.com/chosuke/items/97
髪を振り乱し、いつも厳しい顔をしているイメージのベートーヴェンですが、その生涯はやはり苦難も多かったことでも知られています。指導者である父の暴力や、早すぎる母の死、愛する人との離別や甥っこの親権騒動など…そして、ベートーヴェンを襲った恐ろしい病が「難聴」でした。しかし、そんな苦悩を振り切るように、次々と傑作を世に送り出します。
自ら完成を聴くことのなかったベートーヴェン最後の交響曲「第九」。お気に入りの1枚を選びたい。
年末に演奏されることで有名な《第九》。この第九が完成したころ、当時54歳のベートーヴェンの耳はすでにほとんど聞こえていなかったといいます。そんなベートーヴェンの生涯を思いながら、私も今年はクラシックデビューしてみたいと思います。
《第九》が収録されているレコードやCDは数えきれないほど発売されているので、何から聞けばよいかと悩んでしまいますが、「クラシックといえばカラヤン」からまず始めてみようかと…。クラシック通のみなさん、聞き比べなど、ぜひおすすめがあったら教えてください!
ベートーヴェン/交響曲第九番ニ短調作品125
コレクションオーナー:ts-r32 さん
https://muuseo.com/ts-r32/items/862
メモリアルイヤーをもっと楽しむアイテム
「クラシックはあまり触れてこなかった」、「ベートーヴェンは聞いてこなかった」という方も、楽曲を聴くのはもちろん、文献で楽しむもよし、Tシャツを着てベートーヴェンになりきるもよし、このメモリアルイヤーをきっかけに、ぜひ一緒にベートーヴェンを楽しみませんか♪
朝比奈隆 ベートーヴェンの交響曲を語る 朝比奈隆著 東条碩夫編
コレクションオーナー:woodstein さん
https://muuseo.com/woodstein/items/22
Tシャツ ベートーヴェン
コレクションオーナー:KENZO さん
https://muuseo.com/kenzo5891/items/80
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ミューゼオスタッフ
2020/09/12今回の記事では、次の方々のコレクションを紹介させていただきました。
いつも素敵なコレクションを展示していただきありがとうございます!
@stamp さん
@yokohamatasogare さん
@chosuke さん
@ts-r32 さん
@woodstein さん
@kenzo5891 さん
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tomica-loco
2020/09/15交響曲第6番「田園」のCDを目覚まし代わりにしてました。
べートヴェンの曲で好きなのはピアノソナタ第17番「テンペスト」が好きです。
14人がいいね!と言っています。
ミューゼオスタッフ
2020/09/16@tomica-loco さん コメントありがとうございます!「テンペスト」といえばやはり第3楽章でしょうか。よく聞いていた時期がありました。久しぶりに聞いてみようと思います。「田園」の目覚めはピッタリですね。
12人がいいね!と言っています。
Jason1208
2020/09/17 - 編集済み映像作品での印象的なベートーヴェン楽曲といえば、1988よりリリースされたOAVアニメ『銀河英雄伝説』の第一シリーズ。
このOAVシリーズは豪華声優陣でも有名ですが、ほとんどの場面で、劇伴音楽としてクラシックの有名楽曲を使用するという趣向もありました。
第二部。自由惑星同盟のクーデターが発生し、クーデター政権側の第11艦隊と主人公側のヤン艦隊の同盟軍同士が相討つ「ドーリア星域の会戦」これのBGMに使用された、《ベートーヴェン 交響曲第7番第4楽章》が実に宇宙艦隊戦を描くアニメーションに合っていました。
https://youtu.be/nWwWu4yyi7o
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ミューゼオスタッフ
2020/09/23@jason1208 さん コメントありがとうございます!実は『銀河英雄伝説』はまだ観たことがないのですが、つい最近までNHKでやっていたんですね!第4楽章のこの疾走感、盛り上がりますよね!『銀河英雄伝説』を観ると、使われたシーンが頭に広がってしばらく離れなくなりそうですが…(笑)
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ts-r32
2020/09/19第九のコンサートには何度か足を運んでいますが、なかでも小沢征爾指揮で東京カテドラル聖マリア大聖堂での演奏は、独特の雰囲気で印象深かったです。
https://muuseo.com/ts-r32/items/846
映像作品では、何といってもスタンリー・キューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」での第九の使われ方が強烈に印象に残っています。
https://muuseo.com/ts-r32/items/58
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ミューゼオスタッフ
2020/09/25@ts-r32 さん コメントありがとうございます!東京カテドラル聖マリア大聖堂で小沢征爾さんの指揮、さぞかし素敵な時間だったでしょうね…大聖堂の写真を見ながらため息が出ます。
さまざまな映像作品で第九は使われていますが、時計じかけのオレンジは特に印象に残りますね!
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