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1994 Topps #105 David Wells
1994年のMLBカード。 1998年NYYワールドチャンピオンの時の強力先発投手陣の一角を担いました、デビット・ウエルズ。 その98年が18勝4敗で勝率.818で勝率1位、2000年TORで20勝など、30代も半ばになってから安定感のある大活躍をしました。 メジャー実働21時で9チームで投げているんですが、DETのイメージが薄く…申し訳ない。 カード裏面にあるんですが、DETに移籍したのは、TORがリリース(解雇)したんですね。 メジャーではよくある話ではありますがウエルズは当時30歳、TORもまさか30代で大化けするとは思ってなかったんでしょうね。
MLBカード Detroit Tigers Toppsnaoto718
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1994 Upper Deck #354 Andujar Cedeno Electric Diamond
1994年のMLBカード。 1990年代、主にHOUで活躍しました内野手、アンドゥーハー・セデーニョ。 1990年にメジャー初昇格、93年に初めて100試合以上出場したところで発行されたカードですね。 セデーニョはここからスト短縮シーズンの94年を除き、96年まで100試合以上出場。 しかし、97年を全休すると98年は台湾でプレー、そこで選手としてのキャリアを終えました。
MLBカード Houston Astros Upper Decknaoto718
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1994 Upper Deck #476 John Jaha Electric Diamond
1994年のMLBカード。 MILでのグレッグ・ボーンとのワンツーパンチは迫力ありましたね、ジョン・ジャーハ。 93年に一塁に定着し19本塁打。 95年に20本塁打、そして96年に31本塁打。 その後不振に陥るも、99年、OAKに移籍し35本塁打と復活。 初のオールスター選出も果たしました。 その後再び不振に陥り、メジャー実働は意外にも10年で終わりました。
MLBカード Milwaukee Brewers Upper Decknaoto718
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1994 Topps #57 Kevin Stocker
1994年のMLBカード。 PHIからTB、ANAと遊撃手として活躍しました、ケビン・ストッカー。 守備の人という印象が強いですが、ゴールドグラブ賞はなかったものの、TB時代の98年には9イニングあたりの守備機会4.99でリーグトップ。 守備機会の多さは、守備範囲の広さの目安とあれていますよね。 打撃面では打率3割や2桁本塁打、50打点に達したことがありませんが、メジャーデビューの93年は規定打席不足ながら打率.324を記録しました。 これは年度別では規定打席不足の年も含めてキャリアハイであり、この年の250打席以上の打者の中ではNL7位にあたる打率でした。
MLBカード Philadelphia Phillies Toppsnaoto718
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1994 Upper Deck #136 Steve Buechele Electric Diamond
1994年のMLBカード。 TEXやCHIカブスで活躍しました三塁手、スティーブ・ブーシェル。 TEXでメジャーデビューし、91年シーズン途中でPITに移籍、プレーオフに出場しATL相手に7試合出場し23打数7安打で打率.304。 翌92年途中、88年CINで20勝投手となり日米野球でMLB選抜に選ばれて来日もしたダニー・ジャクソンと交換でCHIカブスに移籍。 CHIカブスでは93、94年と2年連続で2桁本塁打、特に93年は27本の二塁打が光りますね。 また、93年は三塁手として守備率リーグトップにもなっています。
MLBカード Chicago Cubs Upper Decknaoto718
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1994 Topps #71 Rich Becker
1994年のMLBカード。 MINで5年、他5チームで計3年、外野手として活躍しました、リッチ・ベッカー。 このカードは93年、メジャーデビューしたことで発行された外野手ですね。 カード裏面には、メジャーのデビュー戦で二塁打を2本放ったこと、その数日後に膝をケガしたこと、守備が素晴らしく典型的な先頭打者であると書かれています。 ちなみにそのメジャーデビュー戦は1993年9月10日のTEX戦でベッカーは1番センターで先発出場し、2三振のあとの第3打席でチャーリー・リーブラントから二塁打、そして第4打席にもクリス・カーペンターから二塁打を放っています。
MLBカード Minnesota Twins Toppsnaoto718
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1994 Topps #110T Anthony Young
1994年のMLBカード。 以前、NYM時代のカードを紹介しましたね、アンソニー・ヤングのCHIカブス移籍のカードですね。 27連敗を前年93年度で止め、94年シーズン開幕前にホセ・ビスカイノとの交換でカブスに移籍しました。 カブスでは19試合に先発、4勝6敗、防御率3.92でした。 94年はストで8月上旬でシーズンが終わっていますんで、このまま行ったら6-7勝できていたかもしれないですね。
MLBカード Chicago Cubs Toppsnaoto718
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1994 Topps #118T Gregg Olson
1994年のMLBカード。 このカードの前年93年までBALのクローザーとして大活躍でした、グレッグ・オルソン。 縦に曲がる大きなカーブが持ち味で、5年で160セーブを挙げました。 93年8月8日に登板の後は9月22日に登板しただけで93年シーズンを終えましたが、ここにはすでに肘のケガがあったようです。 93年オフにFAとなりATLと契約、しかしATLでも94年は20試合登板に終わり、ATLでは1年でのプレーで終わりました。 ちなみにATLには90年にオールスター出場し日米野球で来日もしたグレッグ・オルソンという捕手がいましたが、彼は「Greg」で、BALのクローザーだったオルソンは「Gregg」で「g」が1つと2つの違いだったんですよね。 その捕手のオルソンは93年、投手のオルソンと入れ替わるようにATLを退団し、そのオフにNYMと契約しています(NYMでの試合出場はなし)。
MLBカード Atlanta Braves Toppsnaoto718
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1994 Topps #108T Darrin Jackson
1994年のMLBカード。 95、96年と西武ライオンズでもプレーしました、ダリン・ジャクソン。 CHIカブスでメジャーデビューし、89年途中でカルビン・シラルディとともにSDに移籍。 この時のSDの交換要員の中には後に阪神でプレーしたマーベル・ウインがいました。 SDで91、92年とレギュラーポジションを取り、活躍。 91年は21本塁打、92年は14盗塁を記録しめいます。 93年はTORの当時のプロスペクト、デレック・ベルなどとの交換でTORに移籍、さらに後に西武でプレーした元オールスター遊撃手のトニー・フェルナンデスとの交換でNYメッツに移籍。 94年はCHIホワイトソックスと契約し開幕、この時のカードですね。 カード裏面には93年の病気から回復し、94年のオールスターまで素晴らしいシーズンを送っている、とあります。 94年はストで短縮シーズンでしたが打率.312を記録しています。 ちなみにこのホワイトソックスから95年、ジャクソンとともにフリオ・フランコがロッテに、ジェフ・シュワーズが横浜でプレーしました。
MLBカード Chicago White Sox Toppsnaoto718
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1994 Upper Deck #392 Chad Kreuter Electric Diamond
1994年のMLBカード。 メジャー実働16年で7チームでプレーしました、チャド・クルーター。 主に控えの捕手という位置付けで、年間100試合以上出場したのは16年中2回のみ。 93年DETで119試合、99年KCで107試合出場。 特に93年は15本塁打、3三塁打、23二塁打は自己最高。 107安打も、唯一の年間100安打以上、そしてキャリア初盗塁もこの93年に記録してます。
MLBカード Detroit Tigers Upper Decknaoto718
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1994 Upper Deck #381 Mark Lewis Electric Diamond
1994年のMLBカード。 CLE、CINなど、メジャー実働11年で6チームでプレーしました内野のユーティリティプレイヤー、マーク・ルイス。 11年で通算902試合出場、1シーズン平均では100試合を下回りますが、96-98年は3年連続で100試合以上出場。 それもCIN、DET、SFと異なる3チームでの100試合以上出場だったんですね。 また通算本塁打も48本でシーズン平均だと5本を切りますが、この3年では計30本塁打を放っています。
MLBカード Cleveland Indians Upper Decknaoto718
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1994 Topps #41 Kevin Wickander
1994年のMLBカード。 90年代、CLE、CINなどで左の中継ぎとして活躍しました、ケビン・ウイッカンダー。 94年には台湾でも投げていたようですね。 92年CLE、93年はCLEとCINで、2年連続で44試合に登板しています。 カード裏面には、その93年CIN移籍後、主に試合中盤に左打者に対しての登板が多く、左打者相手には被打率.214に抑えていた、と、ありますね。
MLBカード Cincinnati Reds Toppsnaoto718
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1989 Topps K-Mart Dream Team #31 Doc Gooden
1989年のToppsのミニセット、「Dream Team」より。 86年のNYMのワールドチャンピオンにも大きく貢献しました、ドワイト・グッデン。 Toppsは「Doc」と書くのが好きですね。 以前紹介した「Rock Rains」みたいな感じですね。 カード裏面には84年に新人王、85年にサイヤング賞と出ていますね。 84年は新人で17勝、276奪三振などで衝撃でしたが、サイヤング賞の85年のグッデンは、ヤバかったですね。 24勝4敗、防御率1.53、16完投8完封、投球回数は276イニング。 グッデンの全盛期は短かったようなイメージがありますが、89年の9勝を挟んで93年まで2桁勝利を続け、通算勝利は200勝まであと一歩の194勝を挙げています。
MLBカード New York Mets Toppsnaoto718
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1989 Topps K-Mart Dream Team #17 George Bell
1989年のToppsのミニセット、「Dream Team」より。 80年代、「メジャー最高の外野トリオ」の一角を担いました、ジョージ・ベル。 ちなみに他の2人は、共に後に巨人でプレーしましたロイド・モズビーとジェシー・バーフィールドですね。 長打力とチャンスに強い打撃で、シーズン100打点以上3度。 シーズン50本塁打はありませんでしたが、87年には47本塁打を放っています。 外野トリオの中では最も守備に不安のあったベルは、TORのウィリアムズ監督からのDH起用の打診を拒否。 これも、FAでTORを去る一つの要因になったかもしれないですね。 91年、FAでCHCに移籍、オールスターにも出場する活躍をするも、オフにはサミー・ソサ、ケン・パターソンと交換でCWSに移籍、2シーズンプレーして引退しました。
MLBカード Toronto Blue Jays Toppsnaoto718
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1989 Topps K-Mart Dream Team #5 Jay Buhner
1989年のToppsのミニセット、「Dream Team」より。 90年代、SEAの5番打者として活躍しました、ジェイ・ビューナー。 SEA生え抜きかと思えばメジャーデビューはNYYで、さらにプロ入りはPITだったんですね。 PITは84年A級ウォータータウンで65試合出場、58打点でニューヨーク・ペンリーグの打点王となり、85年はNYYに。 NYYでは87年、AAA級コロンバスで31本塁打でインターナショナルリーグ本塁打王。 88年、ケン・フェルプスとの交換用員の1人としてSEAに移籍。 SEAでは14シーズンに渡ってプレーし、307本塁打を放ちました。
MLBカード Seattle Mariners Toppsnaoto718