Scutellumの一種、頭部左喰われ

0

非常に細かな棘が尾板辺縁部に密集する。左自在頬の根元から欠損し、ゆがんだまま治癒している。
他の部位はとても高品位なプレパレーション。

Default
  • File

    Trilobites

    2020/12/20 - 編集済み

    S.lahceniの素晴らしい標本ですね。Scutellumの外骨格は他の三葉虫より薄い気がしますが、頭部なのに致命傷にならず生き残るのは胸部や尾部より低いと感じますが、実際どうなんでしょうね。

    返信する
    • Picture

      三葉虫の巣穴

      2021/01/02

      三葉虫の頭部には重要臓器が集中してますからねー。
      真ん中ざっくりの化石がないのはそういうことだと思います。

      返信する
    • File

      tatsutoy

      2022/01/09 - 編集済み

      横から失礼します。三葉虫の巣穴さんの意見を補足する資料を見つけました。下記要約の3番目ですね。

      https://www.academia.edu/39052963/

      時代は違いますが、カンブリア紀化石に見る捕食痕の再評価という論文に、三葉虫の捕食痕の解説がありました。
      ・三葉虫化石の修復痕が希少である事は、捕食者が三葉虫を食べる成功確率が高かったことを示唆する。
      ・修復部位は体幹部の後部(胸部、尾部)が一般的。特に右側が多い。
      ・三葉虫の頭は重要な器官を収容しているので、この部分への攻撃は致命的であり、捕食の失敗を示す頭部の異常がまれである理由を説明している。
      ・現代の節足動物では、90%が脱皮中及び脱皮直後に攻撃されている。

      返信する
    • File

      Trilobites

      2022/01/10

      tatsutoyさん
      情報ありがとうございます。現在の節足動物に当てはめても、大体の説明は付きますね。右側が多いのは、三葉虫の特定の逃避習性なども関連していると思われ、当時の捕食者の状況もあり興味深いです。

      返信する