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007 ゴールドフィンガー
シリーズ三作目ですが、初めてTV放送された作品が本作であります。テレ朝(NET)ででした。ボンドの声は日高晤郎氏。この配役を踏襲して他局のTBS系で前作が放送されたという事ですね。 ゲルト・フレーベ扮する敵役のゴールド・フィンガーの声は能楽師の観世栄夫氏で、本業の能楽だけでなくちょくちょくTVドラマにも出演されていた方です。珍しい役としては「恐竜戦隊コセイドン」の長官、なんてのも担当した事も。残念ながら声優の経験がなかったからでしょうか、全体的に台詞がもごもご聞き取り難い感じがしました。 今作のボンド・ガールはオナー・ブラックマン。声はTV「プレイガール」のリーダー・オネェ役で有名な沢たまき女史。沢さん、けだるい感じで務められてて個人的には好きです。 ある意味目玉作品だったのでいささか奇をてらった異色の配役でしたが、局が変わって日テレで放送した際は定番のボンド=若山弦蔵、ゲルト・フレーベ=滝口順平という配役に変更、オナー・ブラックマンも清水良英という方が演じられてます。 話題作りで定番を外しちゃうと、後々放送する際に別のキャストで録り直しという事が多々ありますね。スター・ウォーズのEP4だとか、タイタニックとか…。ハマればいいんですが、そうでない場合が多いですね。 #洋画 #吹き替え
キングレコードオマハルゲ
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007 サンダーボール作戦
ショーン・コネリーの007映画では、個人的に一番地味じゃないかと思うのが本作なんですけど。ともあれ、ようやくボンド=若山が確立しました。 ボンド・ガールのクローディーヌ・オージェは宗形智子女史、敵のラルゴ役のアドルフォ・チェリは島宇志夫氏という配役です。島さんはこれと言ったフィックス俳優はいませんけど、刑事ドラマの元祖「特別機動捜査隊」のナレーションが有名です。他のレギュラー・キャストがM=今西正男、マネーペニー=花形恵子と固定されたのはTBSの月曜ロードショーで連続して放送されたからでしょうね。 #洋画 #吹き替え
キングレコードオマハルゲ
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007 ドクター・ノオ
記念すべき007シリーズの第一作、「ドクター・ノオ」です。ショーン・コネリー=若山弦蔵というイメージを確立した作品です。ジャケット写真がスタイリッシュで気に入ってます。 最初の作品ながらTV放送されたのは3番目という、視聴率が稼げそうな後の作品を優先した結果、あおりを食らってしまいました。 初のボンド・ガールはウルスラ・アンドレス、声は武藤礼子女史。エリザベス・テイラーが持ち役の方です。敵となるタイトル通りのDr.ノオに扮するのはジョセフ・ワイズマン、声は横森久氏。時代劇で知的な悪役が多かった人ですけど、時代劇の悪役の俳優さんは声優として主人公を演じる事が多いですね。川合伸旺氏、田口計氏なんかもそうですね。吹き替えではヒーロー、時代劇では悪代官というわけです。 #洋画 #吹き替え
キングレコードオマハルゲ
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007 ロシアより愛をこめて
「007シリーズで一番の作品は?」と訊かれたら、まずこの二作目を挙げる人が大多数じゃないかと思います。そんな名作、「ロシアより愛をこめて」です。 一作目は最初に公開された時は「007は殺しの番号」なんて題名でしたが、この二作目も最初は「007危機一発」という題で公開されてます。「危機一髪」でなく「危機一発」なのはタイトルの名付け親の水野晴郎氏が“敢えて”危機を連想し易いように狙って付けたそうですね。 この二作目、TVでは二番目に放送されまして、しかも初放送時のショーン・コネリーの声は日高晤郎氏。日高さんは顔出しの俳優さんでもあり、脇役ながら声優も数多く勤めておられます。北海道で永らくラジオのDJをされてましたが惜しくも亡くなられてしまいました。恐らくボンド役が唯一の主役だったのではないかと思われます。 初放送から一年後、二度目の放送時に録り直されて若山さんが担当となったんですが、ボンド・ガールのダニエラ・ビアンキ、スペクターの殺し屋グラント役のロバート・ショウはそれぞれ鈴木弘子女史、内海賢二氏が続投されてます。特に内海さんはロバート・ショウ=内海賢二を確立させた功績は大きいと思います。新旧どちらのバージョンも味があって好きです。 #洋画 #吹き替え
キングレコードオマハルゲ
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007 女王陛下の007
007シリーズ6作目。前作までのショーン・コネリーに代わって二代目ボンド役がジョージ・レーゼンビーになりましたが、評判があまり良くなくこの一本のみ。態度がデカいとスタッフからも嫌われてたそうですね。 ボンドの声は若山さんが続投、という訳にはいかず、二枚目と言ったらこの人、広川太一郎氏が起用されました。本作のボンド・ガールはダイアナ・リグ、声は田島令子女史。ボンドと結婚するというキャラでしたが、最後は悲しい別れとなりました。敵役のプロフェルドはテリー・サバラスが演じ、放送されたのがTBSだったので刑事コジャックでお馴染みの森山周一郎氏が吹き替えてます。 個人的にボンド=コネリーなので、続いて発売されたBOX-SETは購入しておりません。ただこの作品の次の「ダイアモンドは永遠に」はコネリー主演に戻ったので、これだけ単品で購入しようかと考えてます。 #洋画 #吹き替え
キングレコードオマハルゲ
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007 007は二度死ぬ
007シリーズ5作目。日本が舞台です。ストーリーは原作と大きくかけ離れてるそうです。 日本の諜報機関と組んでスペクターの基地を殲滅するという本作、日本から丹波哲郎、浜美枝、若林映子が出演してますが、丹波氏と浜女史は本人が吹き替えを担当しています。これは珍しい。 若林さんだけ引退状態だったので小宮和枝さんが吹き替えてます。若林さん、死亡説が流れていたそうですが、近年になってインタビューに答える形で当時を回想してました。 ロケ地の姫路城でスタッフが傷を付けてトラブルになったりもしましたが、火口内の大きな敵基地に忍者の登場と、本作から段々スペクタクル溢れる派手な内容になって行ったのではないでしょうか? とうとう宇宙にまで行くようになるしw #洋画 #吹き替え
キングレコードオマハルゲ
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007シリーズ製作50周年・超特別記念盤 第一期
誕生50周年を記念して、TVで放送された吹き替えを収録した「007シリーズ」のボックスセット第一弾です。今のところTV版の吹き替えはBDには収録されてないようです。 吹き替えとしては複数のバージョンが網羅されております。現行のソフトには新規収録(と言ってもかなり時間が経っていますが)されたものしか収録されてないので、かなり貴重です。 007ファンには必携のアイテムだと思います。次回から作品別にアップして行きます。 #洋画 #吹き替え
キングレコードオマハルゲ
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1/150 自動車あれこれ
トミーテックのカーコレは同一車種のバリエーションが多いのが嬉しいところ。 自家用車やら消防関係やらと、様々な状況のストラクチャーに対応出来ますからね。 また、食玩の自衛隊車輛と並べると一見違うスケールじゃないかと思う場合もありますわね。改めて実車の大きさの違いを思いました。 #ストラクチャー
Nゲージオマハルゲ
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1/8計画
ウルトラQより「1/8計画」という話に登場する縮小された江戸川由利子のフィギュアです。大きさは15㎝ほどになります。演者の桜井浩子女史の顔にはあまり似てないんじゃないかと思います。どうやら肖像権の関係であまりソックリにすると問題があるようで。 フィギュアは「1/8」計画なので本来なら20㎝近くなければ、なんですがそれより小さいですね。おそらく、付属のベースやカメラも含めて実際に1/8にするとコストの問題で難しかったのかなとは思います。しかし、カメラが小さいのでトイカメラにしか見えず臨場感を損ねているのが残念。由利ちゃんの脇に立っている鉛筆も本物ではなくフィギュアの一部でPVC製。逆にコストを上げている気がします。 今回再撮影して気付きましたが、由利ちゃんの胸のバッジ、ちゃんと劇中通り再現されてます。気付きませんでした。 しかしまあ、エクスプラスの「大怪獣シリーズ」は登場怪獣コンプを謳っていただけあって気合いが入ってます。由利ちゃんは怪獣じゃないけどw ※画像を入れ替えました。 #怪獣
エクスプラス 15cmオマハルゲ
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100万ドルの決斗
物心ついた時からジョン・ウエインの声は小林昭二さんでありました。 この映画、ジョン・ウエインの出演作の中で特に取り立てて書くほどではない所謂「小品」であります。でも、小林氏が吹き替えてくれているので、それだけで評価が上がっちゃいますw 「誘拐された孫を取り返しに初老のガンマンが奮闘する」という内容なんですけど、ウエインの映画って殆ど独身か、結婚していても別居してるとか、「幸せな夫婦生活を過ごしてる」という設定が少ないですね。 本作も、家庭を顧みず自由にあちこち渡り歩いて来た男が久々に家に戻ったら孫が誘拐さてていた、という、女性からしたらダメ人間な設定ではあります。 ウエインの映画は「女性が誤解するような言動で自分に惚れてしまった相手を傷付ける」「相手が好き好きビームを発してるのに気が付かない鈍感」、そんなストーリが多い。 そんな「女性の扱いがヘタ」という朴訥な男を、どの映画でも小林氏はさらりと演じられてます。ウルトラマンのムラマツキャップや仮面ライダーの立花藤兵衛でお馴染みで、吹き替えファンから「おやっさん」と呼ばれてる小林氏。青少年の「これぞ大人の男」という理想像、羨望の的だったからこそ説得力があるんだと感じております。マジ、リスペクト! #吹き替え #洋画
オマハルゲ
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12人の怒れる男
吹き替え映画鑑賞の醍醐味は、台詞の応酬だと思うんですよね。 ポンポン台詞が飛び交う映画の場合、字幕だと追い切れないこともあるし、第一、台詞の内容が読み易く要約したものだったりするので、ストーリーがぼやけてしまう事もある。 その点吹き替えだと台詞がダイレクトに伝わって来るので、映画に没入する事が出来る。 今回の「12人の怒れる男」も全編通してセリフまたセリフ、息を吐かせぬ展開なのです。 父親殺しで裁判にかけられた少年。証拠や目撃者どれを取っても少年に不利で、陪審員の誰もが有罪と思っている中、主人公が「話し合いましょう」と、ただ一人無罪を主張する…という内容です。 米国の陪審員制度では評決は全員一致でなければならず、一人でも反対すれば一致するまで話し合いを続行する…というのは日本人には分かり難いかも知れません。 このブルーレイのソフトには1969年の旧版と、1974年の新録版が収められてます。 個人的には古い吹き替えが好きなので、旧版を支持したいところなんですが、この映画の場合、新版も捨て難い。 ヘンリー・フォンダ扮する主人公8番は(旧/小山田宗徳・新/内田稔)、主人公と敵対する3番は(旧/富田耕生・新/宮川洋一)、中立の立場の論理的な4番(旧/穂積隆信・新/鈴木瑞穂)他となってますが、どの役者のどの声優さんも甲乙付け難い吹き替えだと思います。 面白いのは新版では老人をバカにするような態度の3番を演じている宮川氏は、旧版では別の役で「老人を労われ!」と、3番と対立する役を演じているところ。 こういう楽しさも吹き替えにはありますね。聞いてるか?字幕バカ! #洋画 #吹き替え https://youtu.be/2L4IhbF2WK0
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1964 オリンピック東京大会 日本陸上競技後援会記念メダル
本館には珍しいアイテムの展示です。1964年の東京オリンピックの際に作られた「日本陸上後援会記念メダル」です。個人宅で廃棄された物で、由来であるとかの詳細は不明です。プレミアが付くようなアイテムではないと思われます。 表はルーブル美術館所蔵の古代ギリシャの壺絵から、裏は旧国立競技場千駄ヶ谷門がデザインされております。 入手したのは2000年代前半。当時はまさか2020年に東京で再びオリンピックが開催される事になろうとは夢にも思いませんでした。 #オリンピック #メダル
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ALCHEMISM2/VARIOUS ALCHEMISTS
大阪を拠点とするレーベル「アルケミー」のオムニバス・アルバムの2枚目です。 アルケミーは世界的に有名な「非常階段」(吉本のシルク姉さんがいた漫才コンビではありません)を中心としたノイズ系のバンドが多く集まりました。女性のパンクバンド「赤痢」やグループ名から想像出来ない「思い出波止場」「花電車」などというバンドも参加しています。 非常階段は他のバンドとコラボしたライブも多く、本作でも「SOB」と組んだ「SOB階段」の曲が収録されています。近年ではアイドル・グループの「BiS」とのコラボ「BiS階段」や畑中葉子との「畑中階段」などなど異色のコラボで精力的に活動しています。「ノイズ一筋40年」。継続は力なりです。 #邦楽 #ロック #インディーズ #ノイズ https://youtu.be/rjVT-jsiPnw
アルケミーオマハルゲ
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CAMPUR DKI
80年代末からワールドミュージックが密かなブームになりました。主に東南アジアの、日本に馴染みのない音楽が次々に紹介され、CMソングに使用された例もあります。 このグループは日本の「サンディー&ザ・サンセッツ」のメンバーが中心となってプロデュースされたインドネシアの二人組のグループです。その1stアルバムが本作。一曲目はお馴染みの「コーヒー・ルンバ」のアレンジ。 インドネシアのダンス音楽「ダンドゥット」とポップミュージックの融合。収められた曲はどれもファンクやレゲエの要素を取り込んだオサレな仕上がりです。 ところで「チャンプルー DKI」という名前、DKIはジャカルタを意味しチャンプルーはMIXの意味だそうですが、沖縄の「チャンプル」と関係あるんでしょうか? #音楽 #ロック #アジア https://youtu.be/34az9vsvdQs
テイチク 2800円オマハルゲ
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Color Collectors Guide
保存状態は悪いですが、主に1950年代アメリカのSF・ホラー映画のポスター・ロビーカードを集めたコレクター向けのガイドブックです。 当部屋で紹介している映画も多数見受けられます。21世紀になってからこれらのB級C級Z級の作品の日本盤が続々とリリースされている現状は、喜んでいいのか悲しむべき事かw 反面、ここに載っている映画の多くが日本未発売。まだまだこれから発売される楽しみが残されていると言えます。 #最低 #映画ポスター
オマハルゲ