Concert For George

初版 2022/11/28 18:04

改訂 2022/11/28 21:42

「Concert For George」

今から20年前の2002年11月29日、ジョージ・ハリスンの一周忌の日に、
ジョージの人生に関わった人達が、そしてジョージの音楽が大好きな大勢のファンが
ロイヤル・アルバート・ホールに集まって行われた追悼コンサート。
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なのだけれど、
私は感傷的な気持ちが大き過ぎて、実は長い間見るのも聴くのも避けてきたライブでもあった。
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でも、「絶対見ない!」という固い決意だったにも関わらず、今こうして映像も音源も手元にあるのは、
その出会いというのが唐突というか不意打ちというか、
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だってYouTubeの自動再生で始まっちゃったんだもん(笑)
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で、その突然始まった曲というのが
これまた大好きな
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「While My Guiter Gently Weeps」
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ポールがピアノを弾いて、クラプトンが歌っているのだけれど、
ライブと言えばいつもなら水を得た魚の様に活き活きポールなのに、
ここに写るポールは沈痛な面持ちでクラプトンのボーカルに声を重ねていて 、
そしてステージ上の他のメンバーも、元々切ない曲というのも相まって、感情をガッツリ乗せて演奏する様子に
涙が溢れ出るくらい本当に心揺さぶられてしまって、もう寝る前だったのにそれどころでは無くなってしまい
このライブの他の動画も漁り始めてたら止まらなくなってしまい…
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で、その夜のうちにというか、その時点で既にもう朝の五時だというのに
2CD+2Blu-ray 4枚組セットと、4LP Boxを衝動買い✊🔥
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それ以来、
「ジョージの日」のある11月の終わりには、この映像を見てレコードを鳴らす事が私の年中行事の一つとなりまして、
そして今年もその時期がやって来ました。

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ライブは二部構成になっていて、
第一部は、ジョージの愛したインド音楽の世界。
そしてその後、ジョージが大好きだったコメディグループ、モンティ・パイソンのステージを挟み、
第二部は、メインでもある、ジョージの親しいお友達によるジョージの曲の演奏会。
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コンサートはまず、ジョージの奥様オリビア夫人が現れ、ステージ端に置かれたインドテイストなランプに火を灯す所から始まります。穏やかな表情がとても印象的✨
宗教的な意味合いは私には分からないのだけれど、
ジョージのインドへの想いを夫人がとても大切にされてるのが伝わってくる場面なので、 揺れるそのランプの火と共に、私の心もほんのり温かくなる。
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そこからクラプトンの進行で第一部が始まるのだけれど、
このインド音楽の演奏、それなりにボリュームがあって、ラストの曲などは、レコード片面使ってしまうくらいの演奏時間。
でもインド独特の音、響き、リズム、そして何よりその魂籠った心洗われる様な演奏が素晴らしくて、時間を忘れて聞き入ってしまう。
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からの、
モンティ・パイソン(笑)
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ロイヤル・アルバート・ホールでのまさかまさかな衝撃的パフォーマンスは、
荘厳なインド音楽からの完璧なまでの場面転換🤣
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絶対ジョージが喜ぶやつ(笑)
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メンバー全員が本気で楽しんでるのが伝ってくるから、何度観ても楽しめちゃう🎵
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追悼コンサートという しんみりなイメージからの脱却具合が素晴らし過ぎて、このコーナー本当大好き👏✨
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そしていよいよ、場がしっかり温まってからの、メインイベントなジョージのトリビュートライブ。
「I Want To Tell You」はJAPANツアーでの始まりの曲でもあったので、前奏のギターリフ聴いただけで血圧100は上昇しちゃう🔥
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そこからクラプトンやジェフ・リンに始まり、ジョー・ブラウン、そしてトム・ペティにビリー・プレストンetc...素敵なアーティストが続々と加わり演奏を披露してくれるのだけれど、
嬉しいのは、変にアレンジを加えるでも無く、ジョージの曲を皆が大切にしてくれていて、その演奏を心から楽しんでいるのが伝わって来る事。
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そしてやっぱり、リンゴとポールの存在は大きいなと。
リンゴがステージに現れた途端、バンドの皆の緊張が解れ笑顔になったのは本当に印象的。
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また、リンゴが「作った時と歌詞の意味合いが変わってしまったよ」とステージで語っていた、ジョージとの共作である「Photograph」もやっぱり良い曲。
切なくもあるけれど、爽やかで、とてもジョージらしい曲✨
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そしてポールのウクレレな「Something」の心に沁みる事といったら!

先月下北沢での怪獣消しゴム展示会でお会いした怪獣消しゴム好きなポールファンのおじさまも、
「あのSomethingは本当に良かったよねー!」と話題に上ったのも思い出したりして。
ジョージ推しでない方からこのライブのお話が出たのも、嬉しかったなぁ〜…と。
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また、このライブを観るきっかけとなった、ポール&クラプトンのWhile my guitar gently weeps、やっぱりこんなに切ない2人の表情はステージで見ることがなく、何度観てもぐっと心に迫る。
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でも悲しいだけで終わることが無いのが、このライブの本当に良いところ。
WAH-WAHの大円団では皆マイクに向かってWAH-WAH〜の大合唱。
元々ポールのお小言がワーワーうるさいぞっ!というシチュエーションから生まれた曲だから、揃いも揃ってというか寄って集ってワーワー言ってる姿は、
君をそんなに簡単に寝かしはしないよ!
という皆の気持ちが伝わってくるよう(笑)
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そしてこの人数で奏でるエネルギッシュな演奏は迫力満点で、正に圧巻🔥

そしてそして、音の渦に飲み込まれた後のラストは、
夢で逢おうねとジョー・ブラウンがウクレレ片手に優しく唄い、穏やかにフィナーレを迎える。

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最後のウクレレ演奏と共に、ひらひら大量に降ってくる美しい紙吹雪…まさにその舞い落ちる様子と対称的に、
ステージ上のメンバー、観客、そしてそれを見ている我々の抱えているジョージへの想いは、
ロイヤル・アルバート・ホールの天井に吸い込まれるようにふわ〜っと昇華されていく。
思わず涙が零れ落ちてしまうけれど、それは悲しいそれとは違い、
満ち足りた、とてもとても晴れやかな涙。

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コンサート冒頭、シタールの師匠ラヴィ・シャンカールは言った。「ジョージはここに来ている」と。
間違いなくジョージは来ていた、と会場の誰もが思った筈だし、私も本当にそう思う。
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今年も、素敵な時間をありがとう、ジョージ🤗✨
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そのうちBanされちゃうかもだけど、トリビュートライブ全部な映像はこちら↓↓↓

そのうちBanされちゃうかもだけど、リハーサル風景はこちら。ジョージの写真が共にあるのが嬉しい✨

おしまい。

利右衛門(リエモン)です。
ビートルズとジョージ・ハリスンが大好きで、UK盤を中心にアナログレコードを集めてます。

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    Reirei Paint Art

    2022/11/28 - 編集済み

    利右衛門さんの日記読みながらの動画鑑賞…素敵な1時間半でした。ありがとうございました🎶
    そして、ジョージさんが居たから、私はここで利右衛門さんと出逢えました。
    利右衛門さんが居なかったら今の私はいないでしょう。
    ジョージさんありがとうございました😌

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      利右衛門

      2022/11/28

      おおお、長い動画ご覧になったのですね!✊🔥
      そして、まるで愛の告白のようなコメント💕
      いえいえ、こちらこそなのです。過分なお言葉恐縮ですが、素直に嬉しいです。本当にありがとう!

      全てはジョージのおかげって事で👍🎵

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