【ティカル(TIKAL)】

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ドイツのボードゲーム界には、世界に名だたるゲーム大賞が2つ(『ドイツゲーム大賞』『ドイツ年間ゲーム大賞』)あるのですが、1999年に見事、二冠を果たした名作【ティカル】のご紹介です。
ティカルとは、中南米の密林に隠されたマヤ文明の遺跡群のこと。
プレイヤーは探検隊を率いて、密林を切り開き、神殿や財宝を発掘して勝利点を稼いでいきます。

手元には、1個の隊長コマと18個の隊員コマ、キャンプコマが2つ。
各プレイヤーの手番では、探検隊の隊員コマをボード上に出すことや、ボード上の移動、キャンプの設置、神殿や財宝の発掘など、多岐に渡る『アクション』を『アクションポイント』を消費して行なっていきます。
こう聞くと覚えることが多くあるように思えますが、アクションは1枚の一覧表にアイコン化されてまとめられているので、これを参照しつつ、状況に応じたアクションを選択していくことになります。

ゲーム開始時のボードには、あらかじめ印刷されたベースキャンプと6角形のヘクスしか描かれていません。
プレイヤーの各手番、まずは様々な地形の隠されたタイルを1枚めくり、ボード上に配置していくことから始まります。まさに密林を切り開いていく感覚です。
その後、10点分のアクションポイントを使って、自分の探検隊をボード上に送りこみ、神殿や財宝を求めて探検・発掘を行なっていくことになります。
タイルに描かれた神殿に隊員たちを送り込み、発掘を行なうことで神殿の価値(勝利点)が上がっていきますが、この勝利点を得るのは、その神殿に複数の隊員を配置し、絶対多数となっているプレイヤーとなります。
8種類各3枚ある財宝チップは、同じ種類の財宝を複数獲得すると勝利点が上がっていきます。
これらの勝利点は、地形タイルの山に隠された『火山』がめくられたときに決算が発生し、その都度獲得の機会があります。
地形タイルがすべて無くなったら最終決算となり、最も勝利点を獲得したプレイヤーの勝利となります。
3枚目の写真は次男との2人対戦での最終決算後の状況。
9点の神殿を巡って隊員コマがひしめき合っていますが、お互い余り上手くないプレイだったかもしれません。

自分の手番でやれることも多く、状況によっても最適な行動が変わってくるので、少しとっつきにくい部分(ボードゲームに不慣れな場合は特に)があるかもしれませんが、慣れてくれば、徐々にこのゲームの凄さと面白さに気付いてくるはずです。
ゲームデザインは、多くの名作を世に送り出している名コンビ、ウォルフガング・クラマーとミヒャエル・キースリング。
コンビでなくとも、それぞれが多くの国でゲーム賞を受賞している名匠です。

館主が持っているのは、1999年に発売されてすぐに購入したドイツ語版。なので、ボックスには『ドイツ年間ゲーム大賞』の受賞マークが入っていません。
2016年には、神殿のコマがプラスチックで立体化された豪華版が再発売されています。
こちらの版は、日本でもまだ入手可能のようです<https://bodoge.hoobby.net/market/items/626>

この他、ボックスアートの『怖い顔 3部作』と呼ばれる【ジャワ(JAVA)】【メキシカ(MEXICA)】という作品もあります。当然、コレクションに加わってますので、こちらもいずれご紹介したいと思います。

https://muuseo.com/sarura_004/items/1068

#ボードゲーム

【メキシカ(MEXICA)】
名匠コンビ、ウォルフガング・クラマーとミヒャエル・キースリングによる『怖い顔3部作』(笑)の第3弾【メキシカ】のご紹介です。 既展示の【ティカル】同様のコワイ仮面のボックスアートが目を引く、古代メキシコを舞台とした陣取りゲームです。 決められたアクションポイント(今回は6点)を消費して、様々なアクションを行なって勝利点を稼いでいくのも【ティカル】と一緒です。 ゲーム開始時には、空白の地が広がるゲームボードですが、ゲームが進むに従って運河で区切られていきます。運河で取り囲まれたエリアは広いほど得点が高くなっていきます。 エリアを完成させたプレイヤーは、その広さに従って勝利点を獲得できますが、ゲーム中2回ある決算時に、そのエリアに建造されたピラミッドの層数の合計が大きいプレイヤーは、より大きな勝利点を得ることができます。 ピラミッドは1層~4層まで、各プレイヤー同じ数だけ持っています。 他プレイヤーの完成させたエリアにも、条件を満たせば自分のピラミッドを建造することができるため、他プレイヤーの広いエリアを自分のピラミッドで占領する、といった場合もあり得ます……というか、それを目指すのが基本戦略といえるでしょう。 2度目の決算終了時(エリアがすべて区切られ、いずれかのプレイヤーがすべてのピラミッドを建造したあと、各プレイヤーが1度ずつ手番を行なう)に、もっとも勝利点を稼いだプレイヤーが古代メキシコの王者となります。 詳細なルールは省略しますが、何もないボード上に運河が引かれ、ピラミッドが乱立していく様はなかなかに圧巻の眺めです。 館主が持っているのは、2002年発行のドイツ語初版。 『怖い顔3部作』の中でも傑作の誉れ高い名作のひとつです。 2015年にはコンポーネントをより豪華なものとして再販されています。 https://muuseo.com/sarura_004/items/92 #ボードゲーム #古代メキシコ #陣取り
https://muuseo.com/sarura_004/items/1068

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    fanta

    2021/01/13

    はい、ボードゲーム全くやったことがないのですが💦世界観に惹かれます^^

    一面の密林に、カードを置いて開拓していくゲーム運びは、さながらジグソーパズルのようですね♪

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      さるら。

      2021/01/14

      機会があれば、ぜひ!
      『怖い顔3部作』は、どれもfanta館長好みかと思います(^^

      MUUSEO館長方々とテーブル囲みたいですね~

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