阪急6300系電車

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従来の2800系電車に代わる京都線の特急列車用として1975(昭和50)年に登場。

車体は、車内における居住性の更なる向上を目指し、乗降扉の位置を車端に寄せて立客と着席客の空間の分離を図ると同時に、クロスシート席の増加を達成させたほか、外部塗色は阪急電車の伝統カラーと言えるマルーンを継承しつつ、初の試みとして屋根肩部分にアイボリー塗装を施した。

また、前面は本形式と同年に登場したチョッパ制御の長期実用試験車である2200系電車同様、行先と列車種別の表示装置を左右の窓上部に振り分けて配置し、標識灯は尾灯と通過灯と分離した上、左右の窓下部へ各1灯ずつ設置している。この標識灯の周囲にはステンレス製の飾り帯を配し、前述した車体屋根肩部のアイボリー塗装と併せて特急車両であることのアピールとしている。

制御装置や制動装置、台車等、走行機器類については5300系電車に倣っているが、運転台においては2200系同様のワンハンドル式主幹制御器(いわゆるワンハンドルマスコン)を採用し、運転台周りの機器配置の簡素化と作業環境の向上が図られている。

なお、最終増備分の編成は6330系とも称されるが、これは7300系電車同様の界磁チョッパ制御を採用したことにより番号を区分したためである。

その内外装から“私鉄特急界のクイーン”とも称されて人気を集め、後継形式である9300系電車の登場後は、嵐山線の線内折返し列車用に4両編成化し、併せて座席配置を含めた車内の改装を実施した車両や、京阪間の移動需要喚起を目指した観光列車「京とれいん」へと改造された車両が現れ、京都線特急の任を解かれてなお活躍を続けている。

#阪急電鉄
#阪急6300系

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    MOYO.

    2020/5/6

    何だか懐かしい気品の高さを感じさせる車両ですね。

    実際には見た事は無いのに、とても懐かしい気持ちにさせられる車両でした。

    有難う御座いますm(__)m。

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    • こんにちは。コメントありがとうございます。
      屋根肩部分へのアイボリー塗装と少しのステンレス装飾だけでこれだけの風格を漂わせているわけですから、この車両の設計・開発に携わった人々のセンスを感じさせますよね。
      今日では他の形式にも広がった屋根肩部分へのアイボリー塗装も、かつてはこの6300系だけのもので、まさに“白眉”と言える存在でした。

      京都線特急の役割は後輩の車両に譲りましたが、相応の改造工事を受けて4両編成で嵐山線の往復に従事したり、更には「京とれいん」となって新たな活躍を続けたりしている車両もあり、まだまだファンを喜ばせている形式です。

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      MOYO.

      2020/5/7

      鉄道や列車にまるで無知な私に、ご教授頂きまして誠に有難う御座いますm(__)m。

      これからもどうぞ宜しくお願い申し上げますm(__)m。

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    • 冗長駄文でスミマセン。m(_ _)m
      こちらこそどうぞ宜しくお願い致します。

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