「沈む太陽」(山崎豊子さんではありません)~ 絶景、南さつま海道八景
初版 2022/11/14 15:28
改訂 2025/02/23 23:13
またまた遅い夏休みを取って今回も九州へ。熊本、指宿に宿泊後、レンタカーを借りて家内と南さつまの海岸をドライブしました。海岸沿いの国道226号線は「海道八景」と言われ、美しい海岸線と夕日で知られています。枕崎で昼食にカツオ刺身定食を食べたあと、海岸線を走りました。

耳取峠からみた開聞岳と枕崎市街です。どこから見ても開聞岳のプロポーションは抜群だと思います。

耳取峠の名前の由来が書かれていますが、「見ほれが訛って耳取りになった」というのはちょっと無理があるのではと思いました(笑)。

輝津館展望所から見た景色です。中央に小さく双剣石が見えています。

拡大しても私のスマホのカメラ能力ではこれが限界です(涙)。

近くまで行って撮影すると「双剣石」はこのように見えるとのこと。かなり昔から有名な景勝地であったようです。

こちらは歌川広重が描いた『六十余州名所図会』の「坊ノ浦双剣石」です。まさにこの石のことですが、広重自身は実物を見ておらず、伝聞または他の絵を見て描かれたものだそうです。

鑑真記念館から撮影した夕日です。ここは754年に鑑真が漂着したところです。大陸からの航海も困難を極めましたが、日本語が分からない鑑真が、この後奈良の都までたどり着くのは大変なことだったと思われます。

「海道八景」の地図です。今回は時間が足りないため八景全部は回れず、南の四景だけを見ました。移動しながらの夕日の撮影会になっています。一応国道ではありますが途中の道は大変狭く、一車線幅の山道がかなり続きました。

鑑真記念館からほんの数百メートル国道を北上すると、『007は二度死ぬ』の記念碑があります。この港の沖で映画が撮影されたとのことでした。でも今思い出しても変な映画だったなぁ。

ショーン・コネリーの他、丹波哲郎のサインも入っていますね。平行四辺形の形状の碑となっていますが、「形は普通の四角の方が良かったのでは?」と、珍しく家内と意見が一致しました(笑)。

海道八景の「落水」から見る夕日。

さらに移動して「坊津平尾」という海岸からの夕日です。

最後は「丸木崎展望所」からみた日没です。この日の日没は17:37でした(札幌より1時間以上遅いです!)。
私の撮影技術の低さで夕日の見事さがあまり伝わらないと思いますが、海岸の美しさは筆舌に尽くし難く、行って本当に良かったと心から思えるところでした。

利右衛門
2022/11/14 - 編集済み何て美しいカツオの刺身!✨
プリプリ感も伝わってきます🤩
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グリーン参る
2022/11/15利右衛門さん、
私は全く血の匂いというか、匂いのしないカツオを初めて食べました。どうも捕った船の上ですぐ血抜きをして冷凍するらしいのですが、その冷凍の仕方も別格なのでしょうね。魔法としか思えない食感でした。枕崎おさかなセンターのこの定食で1600円。クーポンが出て支払い1300円とは有り難くて涙が出そうです。
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利右衛門
2022/11/15これで1,300円!超お得な定食ですね🤩
お刺身だけでも1000円はしそうです
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