明月記 ~ 蔦の葉蒔絵 野弁当
初版 2022/11/25 17:13
改訂 2025/01/11 04:54
昼飯用に引っ張り出してきた野弁当箱です。高さ、幅が五寸半、奥行きが四寸ほどの大きさです。

枠の細工は三日月と満月をイメージしたものだと思われます。

蓋を開けると赤い蔦の葉の蒔絵。

力みなくさらさらと描かれた蒔絵です。

蔦の蔓は基本的には連続しています。

写実的ではありませんが、感じの良い蒔絵です。

黒塗り部分には微妙な凹凸があります。



朱漆は比較的油の多いもの(油分が多いと光り方が強い)で、明治中期以降の製作ではと思われます。

木地に狂いはないですが、若狭塗と比較するとやや厚いです。

一方二方桟の作りはとても丁寧で繊細です。


こちらは瓢箪型の切り込み。かわいらしい雰囲気です。

型枠は薄く丁寧な作りです。



BACKDRAFT
2022/11/26 - 編集済み昼飯用ということは、こちらに実際に料理を盛り付けして食べる、ということでしょうか?
スゴイですね❗️盛り付けも見てみたいです
11人がいいね!と言っています。
グリーン参る
2022/11/26BACKDRAFTさん、
実情は食材が「しょぼい」ので器だけは、という感じなのです。
私の昼食をご紹介できず申し訳ありません。
若狭塗のお重にプロが盛り付けるとこんな感じになります。
14人がいいね!と言っています。
BACKDRAFT
2022/11/26いやー残念
拝見したかったなぁ
ショボいとの謙遜ですが、当方の朝食グルメ活動に比べれば、よっぽど豪華なことでしょう(笑)
写真はおせち料理ですかね?
いやはや豪華絢爛です
9人がいいね!と言っています。