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CAFE PARIS
山形/鶴岡にあったCAFE PARISのマッチラベル。テンプレ的デザインで似た図柄のカフェーマッチは多い。
マッチラベル 山形県鶴岡市 戦前 カフェーshowa_express
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カワシンのマッチラベル
熊本にあったカワシンという飲食店のマッチラベル。グラスを指でつまむデザインはカフェーに多いが、出前至急と謳っているこのカワシンがカフェーであったかどうかはナゾ。
マッチラベル 熊本市 戦前 戦前showa_express
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鈴木屋履物店のマッチラベル
池袋駅前にあったという鈴木屋履物店のマッチラベル。下の方に武蔵野線前と書いてあるが、この武蔵野線は今のあの武蔵野線ではなく、西武池袋線が西武になる前の武蔵野鉄道のこと。
マッチラベル 東京/池袋 戦前 衣料品店showa_express
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日劇のマッチラベル
現在、有楽町マリオンがある場所にたっていた日本劇場(日劇)のマッチラベル。近日開場と書いてあるので昭和8年ものか。解体は昭和54年。
マッチラベル 東京/有楽町 戦前showa_express
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京成聚楽のマッチラベル
昭和11年3月に完成した京成の聚楽ビル。じゅらくビルと平仮名で書いてある例も多い。もともとは京成の上野公園駅だったものがその後、京成の本社ビルとなり、現在はヨドバシカメラ・マルチメディア上野になっている。全館飲食店のビルで、当初は5階建て。 外回りの山手線が上野駅を出発するとすぐ右手に見えた幅が狭く薄汚れたビルでしたが、存在感は抜群でした。
マッチラベル 東京/上野 戦前showa_express
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撞球場「一楽」のマッチラベル
名古屋のビリヤード場「一楽」のマッチラベル。八台設備とあるのでビリヤード台が8台置いてあったのでしょう。この手のマッチラベルには「清潔」とか「雰囲気の良い」という謳い文句とともに撞球台の数が記載されていることが多いです。 所在地である島退(しまのき)電停は鶴舞(つるまい)駅からやや南にあたります。後の東郊(とうこう)通三丁目電停ですが名古屋の市電は全廃されています。
戦前 名古屋/昭和区 戦前showa_express
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三日月食堂(大森)のマッチラベル
東京/大森にあった三日月食堂のマッチラベル。店の前に車が止まってますね。 所在地として八景坂と記載されているとおり、建物も坂の途中に建っている様子が伺えます。 八景坂は大森駅前を通っている池上通りの坂道ですね。 そちら方面は全く詳しくありませんが、初代歌川広重が八景坂鎧掛松という絵を描いているそうです。
マッチラベル 東京/大森 戦前showa_express
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疲労回復薬「オフナール」のマッチラベル
オフナールという疲労回復薬のマッチラベル。回復は「恢復」という文字で表現されています。 発売元は大日本製薬で、現在の社名は大日本住友製薬。 バットを振り回せるほど疲れが回復する…という意味でこの図柄が選ばれたのでしょうか。 ○の中にPと書かれたマークは大日本製薬の戦前ものパンフレットにも使われており、たぶん同社のマークと思われます。
マッチラベル 大阪/道修町(本社) 戦前showa_express
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理髪店「パリヂアン」のマッチラベル
戦前の理髪店のマッチラベルはセンスのいいデザインが多いです。 男性の頭を斜め上から眺めた図柄や、赤と青の特徴的なサインポールが描かれているものが多いですが、このように男女の描かれたものもそこそこ存在します。やはり、デートや身だしなみを意識した図案ということでしょう。 「パリヂアン」という店名はおそらくパリジャンだと思います。 店の所在地は書かれていませんが、「パリヂヤン」という一字違いの店が東中野に存在しました。
戦前 不明 戦前showa_express
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映画「巴里祭」のマッチラベル
1933(昭和8)年公開のフランス映画「巴里祭」の宣伝マッチ。 今なら読み方は「ぱりさい」となるところですが、ウィキペディアによると当時は「ぱりまつり」と呼ぶのが主流だったようです。 映画/演劇系のマッチラベルは非常に多いですが、この「巴里祭」のように映画のワンシーンの写真を図柄に利用している例は邦画も含め、そこそこ存在します。
マッチラベル 日本 戦前showa_express
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和泉橋舞踏場のマッチラベル(その1)
帝都舞踏場、國華舞踏場と並び、東京で有名だった和泉橋ダンスホールのマッチラベル。 「帝都で一番広い床」が謳い文句で、場所が神田(正確には岩本町)のため御茶ノ水方面の学生街も近いという事情で、昼間は学割もあったようです。 ダンスホールのマッチラベルは踊る男女やハイヒールを履いた女性の脚が描かれたものが比較的多いですが、今回の和泉橋は生バンドの指揮者が描かれており、なかなかにかっこいいです。
マッチラベル 東京/岩本町 戦前showa_express
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不二家洋菓子舗のマッチラベル
名古屋の伏見町にあった不二家のマッチラベル。 スペッシアルなサンデーということで、売る方も食べる方も力が入りますね。 不二家に限らず明治製菓や森永製菓は各地に直営店を展開しており、菓子の販売だけでなく、食事や喫茶・軽食を提供している店も多くありました。 所在地の伏見町は現在の伏見。広小路というのは今でも名古屋中心部を貫くメインストリートです。
戦前 名古屋/伏見 戦前showa_express
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銀座通連合会のマッチラベル
毎月5のつく日は奉仕デーと謳っている銀座通連合会のマッチラベル。 やっぱり「連合」というのは「聯合」って書いてある方が連合っぽく感じるのは私だけだろうか。 銀座ということで、柳の枝も描かれてますね。
戦前 東京/銀座 戦前showa_express
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「ロシヤ美人」のマッチラベル
経営者が同じなのかどうか分からないけど喫茶店、ロシヤ美人、おでんの店名が羅列してあるマッチラベル。 それにしても、ロシア、いや、ロシヤ美人とは。 もう亡くなって久しい親戚に満州引揚者がおりまして、満州にはロシア人も結構いたらしく、生前「ロシア人の女は本当に美人だった」としみじみ語っていたことを思い出しました。 で、ロシヤ美人という店は何なのか。フィリピンパブのロシア人バージョンなのかキャバレーかなんかなんですかねえ。 新宿に2軒、数寄屋橋に1軒と合計3つもお店があることを考えると、それなりに需要もあって儲かっていたのでしょうか。 なお、おでん屋は学生さんも歓迎って書いてありますね。
マッチラベル 東京/新宿、数寄屋橋 戦前showa_express
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カフェー/レストラン TORIKINのマッチラベル
ダンスを踊る男女の脚を描いたテンプレデザインのマッチラベル。 これはダンスホールにも、カフェーのマッチラベルにもよく使われてます。 このお店はカフェーとレストランと謳っているけど店名は「TORIKIN」。 漢字で書くと鶏金? あるいは鳥金? 鶏料理の店から転換したのかどうか今となっては分かりませんが、エデンとかローズとか外国語に走るよりは潔いというか、なんというか、まあいいや。
マッチラベル 不明 戦前showa_express