パリ陥落1940 フランス電撃侵攻戦

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1940年5月10日、ドイツ軍は西部戦線で大攻勢を開始した。フランス戦役の始まりである。
当初ドイツ軍は第一次世界大戦で失敗したシュリーフェン・プランを焼き直した作戦を計画していたが、事故により敵国に情報が漏洩したために、40年に入って計画の変更を余儀なくされた。この時、天才的な閃きを見せた一人の人物がいた。その男、エーリッヒ・フォン・マンシュタインは、当時大規模な機械化部隊の移動が不可能とされていたアルデンヌ森林地帯に装甲部隊を集中させ、連合軍が予測していない地帯からの突破を計画したのである。戦いはマンシュタインの思惑通りに進行した。ディール計画に従いベルギーへ進出した連合軍はドイツ軍に捕捉され、アルデンヌを突破したドイツ装甲部隊は大した抵抗を受けることなくミューズ川を渡河、連合軍の背後に回り込んだ。こうして、フランス戦役は事実上の幕を閉じた。しかし、これは歴史の可能性のひとつにすぎない。長年戦われ続けてきたドイツとフランスとの戦争のひとつの終局の形に過ぎないのだ。
1940年の西部戦線で、ドイツ軍は、そして連合軍は何をなしえたのか?そして、やられ役としてしか見なされてこなかった中小国が果たす役割が戦争の推移にどのように影響するのか?詳細な戦史研究記事とシミュレーションゲームとで検証する。
「パリ陥落1940」は、1997年にXTR社から発売された「BLITZKRIEG1940」の日本語版です。オリジナルには1939年シナリオ(連合軍によるドイツ侵攻)とそのためのユニットが収録されていましたが、日本語版では割愛されています。(後にコマンドマガジン日本版に収録)
ゲームシステムは移動~戦闘、または戦闘~移動を繰り返すシンプルなものですが、1940年のフランス戦役を再現するための特別ルールが用意されており、当時の雰囲気を感じ取ることができます。ルールが簡単なだけにプレイヤーは作戦立案に没頭することができ、また、史実に囚われない様々な可能性を試してみることができます。同梱冊子が48ページ中ルール部分がたった10ページ、残りは全て戦史研究記事という構成でヒストリカルな出来事を確認しつつ、新たな可能性を試すプレイができるというゲームになっています。
#フランス侵攻
#ファルゲルプ
#ファルロート

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  • 初めまして。日本語版のマップが不評で,後のコマンドマガジンでリニューアルされていましたね。

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      ちょこ大佐

      2019/12/9 - 編集済み

      コメントありがとうございます。よくご存じで。そうなんですよね、ゲーム自体は米コマンド誌の付録ゲームでしたが、ウォーゲームがよくわからない会社に外注したためにトンデモデザインのマップになってしまったという、いわくつきのゲームです。今でも貴重なウォーゲームを刊行してくれているありがたい国際通信社ですが、拙速は巧遅に勝るを逆で行くことがままあり、私もこのトラップによくはまりますw。尤も、このゲームに関してはトンデモマップの噂を先に聞いて、どれ、そんなにひどいのならひとつ買ってみようかという自ら地雷を踏みに行ったのですがw。

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