プレッピーブームとは?

プレッピー(Preppy)とは、お金持ちの子息の俗称であり、名門私立校のプレパラートリー・スクール(Preparatory School、略してPrep School)を指す言葉の略でもある。
アイビーが大学生中心の着こなしなのに対して、より若々しいカジュアルな着こなしが目立った。ファッションとしてのプレッピーの歴史は古いと言われているが、日本には1979年頃にアイビーと同義語で上陸。当初、日本の場合はアイビーやトラッドという言葉が先行し、「マリンプレッピー」など、プレッピーという言葉は限定的に使われた。
1981年に皮肉を込めて書かれた『オフィシャルプレッピーハンドブック(True Prep: It's a Whole New Old World)』が翻訳され、日本で発売されるとようやくプレッピーという言葉が定着した。
1980年代のプレッピーは、ボタンダウンシャツを重ね着したり、エルエルビーン(L.L.Bean)のビーンシューズをチノパンに合わせたり、素足にデッキシューズを履いたり、上質のアイテムをわざと着崩したり、汚して着たりなど、知性と蛮カラを融合させた着こなしが特徴的であったが、日本ではきれいめのアメリカンカジュアルのイメージが強い。

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メンズファッションに通じる倉野路凡さんが今気になるモノ、従来愛してやまないモノについて綴る連載です。初回は倉野さん自身が影響を受けたファッショントレンドやブランドについて。なにやら話は多感な中学生時代まで遡るようで……。

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原点のファッションがあるから、素材や違いをより楽しめる。クラシッククロージングを語る【鼎談 番外編】

春夏のクラシッククロージングについて語る鼎談・番外編。

集まったのは、過去から現在までのクラシッククロージングを知り尽くす服飾ジャーナリストのおふたり、飯野高広さんと倉野路凡さん、何よりもあらゆる素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松です。

前後編と2記事にわたりお届けしてきた当企画ですが、まだまだ記事に入れられなかった熱いトークがあります。

今回は番外編(雑談編?)として、3人のファッションのルーツや当時のセレクトショップでの思い出などをお届けします。ぜひ後編の最後から続けてお読みください!

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会うたびに異なる色柄のストールを巻いていたり、トラウザーズの裾からカラフルなソックスがチラりと見えたり。初対面の人でも、特にファッションの話をしようと思っていない人でも「それ、キレイな色ですね」と自然に言わせてしまう。

倉野路凡さんの小物使いは、人の緊張感を解いてパッと明るくしてくれる。

長年、服飾ジャーナリストとしてクラシッククロージング業界で活動し、2020年には『The three WELL DRESSERS』を執筆。日本のテーラー界でも名が知られており、倉野さんに取材をしてもらいたいと依頼がくるほどだ。

今回は、そんな倉野さんに春夏に使う美しい色柄の小物コレクションを紹介してもらった。ページ後半では、倉野さんのファッションルーツの鍵となるアイテムも登場。

いつだったか「もし僕が道端で倒れても、可愛いモノを身につけていれば助けてもらいやすいでしょ?」と笑いながら話されていたのを思い出す……。コレクションを見ると、その冗談も的を得ているような気がしてくる。