バブアーとは?

バブアー(Barbour)は、1894年ジョン・バブアー(John Barbour)により、イングランド北東部・サウスシールズで創業した英国のアウトドア・ライフスタイルブランド。
北海の不順な天候の元で働く水夫や漁師、港湾労働者のために、オイルドクロス(雨を防ぐために油を染み込ませた生地)を提供したのが始まり。オイルを染み込ませたその生地は耐久性が高く、第一次・第二次世界大戦では英国軍に防水服を提供していた。
1970年代に入ると、ハンティングや乗馬など英国の伝統的なアクティビティとリンクし、カントリー・ジェントルマンの装いを彩ってきた。ロイヤルワラント(王室御用達)の称号を持つ。

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どちらのコートもユニークなディテールを備えているが、それにはちゃんと理由がある。

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昭和なんだけどおしゃれ。石油ストーブを集め続けた尾田さんが感じる「Stove & Peace」

石油ストーブと宇宙船。
全く関係がなさそうな2つの言葉だが、石油ストーブの写真を眺めると、近いものを感じる。まるで、今にも石油ストーブが空に向かって飛び立つかのような錯覚になるのだ。
「スペーシー(宇宙的)な感じが好き」
そう語るコレクション・ダイバーの尾田さんは、昭和の古い石油ストーブを集め、冬の暖房器具として現在も利用をしている。25台の石油ストーブを集めた尾田さんに、石油ストーブの魅力を詳しく訪ねてみた。

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王道であり革新的でもある。「ラルフローレン」の奥深さ。

どこの古着屋にも必ず置いてある、Ralph Lauren(ラルフローレン)の古着。

今なおアメリカントラディショナルの第一線を走り続けているブランドとして知られているが、一概にラルフローレンと言っても、そこには多種多様なコレクションラインが存在する。

そこで、自身のお店でもラルフローレンを豊富に取り扱う古着屋「PEG」のオーナー・冨田広志さんに、各ラインの歴史と古着で探すことの意義を語っていただいた。