MUUSEO SQUARE
ホーム(home)は「家」、スパン(spun)は「紡いだ」という意味で、手紡ぎ(てつむぎ)または手織りのスコッチをはじめとするツイードの総称。発祥は1800年代のスコットランドやアイルランドで、寒さ厳しい地域の農民や漁師の防寒着として、各家庭で糸を紡ぎ織物を織ることが冬の時期の仕事の一つとされていた。そのため、元々は家庭で紡いだ糸で織った織物の総称だったが、現在は太い紡毛糸を使用した粗い目の織物のことを指す。
「ツイード」の歴史と種類。奥深い服地の世界へ
スーツ・ジャケットをオーダーする前に知っておきたいあれこれ。連載 服を仕立てる前に知りたい「生地」のことでは、服地一つ一つの起源や特徴、種類などを詳しくお届けします。今回は、服地「ツイード」について。ツイードとはどんな生地か?と問われれば、「秋冬の代表的な生地」「ジャケットやコートなどに使われている」「ハリスツイードのマーク」など、誰もが何かしらを思い浮かべることができると思います。そんな身近な存在の生地ながら、原料となる羊毛や産地、歴史などを調べていくと奥深い世界があるんです。
メンズ・ウエア素材の基礎知識 毛織物編
ポーター&ハーディング
ツイル
スコティッシュ・ボーダーズ
ホームスパン
カラー・ネップ
経糸
緯糸
ノル
季節なんて関係ない。1000枚のアロハシャツを所有する料理人、森野熊八流アロハの嗜み方
夏、海、リゾートなどワクワクするイメージが浮かぶアロハシャツ。肌触りがよく風が抜けて涼しいので、夏のオフタイムはアロハで過ごすという人も多いだろう。料理人、森野熊八さんもアロハシャツを愛する一人。一年中アロハシャツで過ごすようになってから約15年。気付けば所有するアロハシャツは1000枚に迫る。愛好家とも呼べる熊八さんに、アロハシャツの魅力やコーディネート法などを伺った。
1人のお客さんに対し8本の包丁を使い分ける料理人・橋本幹造さんが信頼する「有次」の包丁たち
美味しい料理をつくる人はきっと、とっておきの調理道具があるに違いない。そんな期待を胸に今回お話を伺ったのは、ミシュランの星を獲得した日本料理の名店「一凛」のオーナー、橋本幹造さん。さまざまな用途に応じた約400種類の包丁を所有するという橋本さんから飛び出す熱い包丁トークとは?
<町田忍コレクション>ご当地薬の世界
薬と歴史。薬の歴史は長く、その歴史的背景の面白さに惹かれてご当地薬を集めている町田さん。「薬」という漢字は草冠に「楽しい」と書く。集めていて楽しいと語る、町田さん。35年前、全国を回っている時に京都の薬局で知らない薬があったことがきっかけで、ご当地薬を集め始めたという。
履きこむほどに味わい増す。BRASSに聞くブーツのお手入れ。
愛用しているアイテムとは、長く付き合っていきたいもの。当連載では、大切に使い続けるためのお手入れのコツをご紹介します。今回は、ブーツのリペア、カスタム、オーダーメイド、販売などを行う「BRASS」でお手入れのポイントを聞きました。