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ORIENT クオーツクロノグラフ STDAG001B0
レクタンで安いのを…と考えて探してたら見つけた一本。ラグがブリッジ式になっておりパット見はかなり高級感がある。ハッタリを効かせるには丁度いい時計じゃないか。 アワーマーカーやハンドはなかなかいい感じのものが使われていて、ギョーシェ(風)のダイアルもそれっぽい雰囲気が漂う。クロノの各カウンターの配置も私の好きなデザイン。 全体的にシャラシャラして重量感には乏しいが、その分装着性は高い。顔見知りのご年配の方が同じものを愛用していたが、老紳士のカジュアルといったコーディネートにうまく溶け込んでいて素敵に見えた。気兼ねなく使える普段使いの時計なのは確かだと思う。
ミネラル・ガラス 幅34ミリ ORIENT ステンレス・スティール砂布巾
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SEIKO SEIKO5SPORTS SNZF22JC
いい意味での下品な時計が欲しくて探した結果これを見つけた。総ゴールドのケースとブレス。艶のあるブラックダイアルの組み合わせはまさしく「下品」…になるはずが、実は普通にカッコよかった。 ベーシックなダイバーズの意匠をしっかり守りつつも、シティーユースのための配慮がそこかしこに見受けられる。リューズがねじ込みでないのは惜しいところだが、カレンダーが黒地に白文字というニクい作りだったりして、なかなかにワクワクさせる時計だ。 ベゼルが見るからに安っぽいのだが、このモデルのMODを多数見つけたので、いつの日か改造に挑んでみても面白いかも知れない。ヨットマスターみたいになるかも?っていう感じのパーツもあった。 「太陽にほえろ!」の刑事たちが好んで身に着けそうなセンスの時計だが、実際に巻いてみると何やらいい感じ。YGも案外落ち着いた輝きなのでひねりの効いたビジネス時計として職場に着けていっても良いかも知れない。 万が一何か言われても「5ですから!」で許されそうだから(゚д゚)
ハードレックス 幅43.5ミリ SEIKO ステンレス・スティール砂布巾
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IWC Pilot Watch Automatic36 IW324002
お爺ちゃんになっても使える現役の時計が欲しくて入手。現行の「マーク XVIII」のファミリーという位置づけだが、その特徴は何といっても幅36ミリという小ささ。 これは1948年に作られた「マーク11」サイズへの回帰でもあり、近年のIWCではダントツに小さい時計ということになる。 十分な耐磁性を軟鉄のインナーケースにより担保するなど、現代の様々な磁気に晒された環境においても信頼性の高さは折り紙付き。 美観面ではダイアルのスレート仕上げが特に美しい。完全なブラックだと「パイロット・ウォッチ」然としてハードになりすぎるところを、サンレイの美しいスレートグレーのダイアルにすることでラグジュアリー・ウォッチとしても存分に使える雰囲気に和らげている。因みにブルーのダイアルと最後の最後まで悩みに悩んだ。決めては「お爺ちゃんになったらどっちが似合う?」の一点。 35111ムーブメントはセリタの改良品だが、IWCのエボーシュへのモデファイ要求は尋常じゃないとの噂なので「セリタポン」と呼ぶには語弊があるだろう。実際惚れ惚れするようなリューズの感触、姿勢差もほとんど計測できなかったので、かなり追い込んである良いムーブメントだと思う。 ブレスモデルとストラップモデルでは9万円ちょいの価格差が生じるが、それだけ良いブレスということだろう。確かに着け心地は非常に滑らかだ。 腰が曲がって歩行に杖が必要になっても、腕には「IWCのパイロット」。なかなか渋いと思うのだが…どうだろう。
サファイアクリスタル 幅36ミリ IWC SCHAFFHAUSEN ステンレス・スティール砂布巾
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CASIO G-SHOCK G'MIX GBA-400-1AJF
スマホにインストールしたアプリでスマホの各種機能(特に音楽プレーヤー)を操る「スマートフォンリンク」を搭載した初期のG-SHOCKの一つ。 いわゆるG-SHOCKのデザインを崩すことなく複雑な機能追加に対応している。これも一種のハイブリッド型スマートウォッチと呼べるかも知れない。時計としての機能はさすがに円熟を感じる安定感。独自のデザインコードに基づいた複雑なダイアル周りの作りも丁寧で、各種情報の視認性にも高い配慮がなされている。 一番期待したスマホとのリンク機能であるが、かなり限られた機種でしか使えないことは確か。私の場合も3台のスマホでリンクを試みたが、繋がったのはギャラクシーNOTE8だけだった。公式の情報でサポートを謳われていないスマホとの接続は難しいかも知れない。 ただ、一度繋がってしまえば、腕時計から音楽を選んで再生する楽しさは格別。現在では格安スマートウォッチですら持つ音楽の再生中継機能だが、ほんの数年前にはごく一部のデバイスに限られたお楽しみだったわけだ。 テクノロジーの進化速度の早さに置いていかれた感のあるこの「G'MIX」だが、G-SHOCKとしては何ら欠けるところのない完全な時計なので、今後も普通に使っていきたい。
ミネラル・ガラス 幅51.9ミリ CASIO 樹脂砂布巾
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ORIENT SEM70002CG
コロコロと可愛らしい「オリエントスリースター」の70年代風レトロデザイン時計。ラドーのダイヤスターによく似た鉄仮面型のケースに、視認性を大幅に犠牲にした雰囲気重視のカットガラス風防を装備。身に着けるだけで数十年の過去を容易に遡らせる支配力の強さは、同時にこの時計の持つ魔性を現している。 特にシャンパンゴールドのダイアルは、近年あまりお目にかかれない種類の美しさ。古臭いオリエントのブランドロゴもこの時計の場合はとても雰囲気にマッチしている。アワーマーカーやハンドも高級感とは程遠いショボい作りなのだが、安っぽいというよりは陳腐化した過去を懐かしむような…そんな風に哀愁を帯びて見えるのだ。気のせいかも知れないが。 手巻きが無いムーブメントだったり、カレンダー送りはプッシャーを押し込むスタイルで面倒くさかったり、巻板ブレスの長さ調整が鬼のようにやり辛かったり…使ってみれば言いたいことは色々と出てくるのだが「可愛らしさ」の一点で全ての短所に勝る。「七難隠す」というヤツだ。
ミネラル・ガラス 幅40ミリ ORIENT ステンレス・スティール砂布巾
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ROREX DATEJUST 16233
親父の形見のド派手なDJ。オメガコレクターだったオヤジだが、当のオメガは生前に形見分けで友人に贈ったらしい。という訳で親父の手元に最後まで残っていた貴重な時計である。 私が預かった時点では相当ガタが来ていたので、とりあえずオーバーホールへ。ダイアルのクスミや僅かな腐食はそのままにしてもらった。それでも汚れが落ちた外観は輝きを取り戻して、本来のド派手さを遺憾なく発揮している。 タイピンもカフスも、そして全ての時計が「ゴールド」で統一されていたオヤジの持ち物の中では、SSとYGのコンビモデルであるこのDJは、まだしも控えめな見た目だったかもしれない。 正直、地味な私には似合わない時計だが、着けてみると(手首のサイズはオヤジと同じだった)余り派手さを感じない落ち着きがある。ジュビリーブレスも流石というか…定番の時計と言われるはずである。
サファイアガラス 幅36ミリ ROLEX ステンレス・スティール砂布巾
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Knot CS-36 & SQ-32
お世話になったご夫婦が転勤で東京に行ってしまう際に、引越しのお手伝いに伺うタイミングでプレゼントしたのが「Knot」の時計。身内以外で人さまに腕時計をプレゼントするなんてめったにない機会なので、むしろ私の方が思い出に残る経験をさせてもらった。 当初の私の計画では、シルバーのラウンドケーススモセコにシルバーのミラネーゼ。イエローゴールドのカレにブラックのミラネーゼを合わせて貰うつもりでペアのセットを見繕ったのだった。しかし奥さまの方がイエローゴールドのカレにシルバーのミラネーゼをまさかのチョイス!「こっちの方が可愛いよ」と言われて恐る恐る見てみたら、確かにそっちの方がハイセンスだった。負けた… 思いの外喜んでもらって、その笑顔で元がとれたと感じた。美男美女のご夫婦なので腕に巻かれるKnotの時計も満足だろう。
サファイアガラス 幅36ミリ(オーバル)幅32ミリ(スクエア) Knot ミラネーゼ(ステンレス・スティール)砂布巾
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FOSSIL GRANT FS5297
買ったはいいが数回しか使わず、もったいないので若い知り合いに差し上げた。なかなかお洒落なデザインで絵になる時計だったのだが…私のローテに割り込むほどではなかったのだ。 「あちこちでお洒落な時計してるね!って言われますよ」とは件の若い知人。体躯もデカイので44ミリの時計がよく似合っていた。
ミネラル・ガラス 44ミリ FOSSIL レザー砂布巾
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ROTARY Canterbury GS05333/21
ベネディクト・カンバーバッチがドラマ「SHERLOCK」で身に付けていたROTARYのクラシカルな3針時計。その意匠を継承したのが「カンタベリー」シリーズだ。 ラ・ショー・ド・フォンで創業したロータリーだが、その本領はロンドンに本拠地を移した後に発揮された。今ではすっかりイギリスの国民時計として親しまれる庶民的なブランドである。そして現在は幸か不幸かCitychampの傘下。 さて、このカンタベリーだが、見た目はぶっちゃけ「ブレゲ」。いや、1メートルも離れたところから見ればブレゲにしか見えないと思う…とまぁ、そんなことは置いておいても、相当高見えする時計であることは確かだ。 まず、ダイアルが秀逸。このお値段でここまできれいに見えるクル・ド・パリを施せるとは…ローマ数字のアワーマーカーやブレゲ針(!)もクラシカルな味が滲み出るニクい作りで、じ~っと凝視しても安っぽさは皆無だ。 ケースやリューズ、プッシャー関係も手抜きなし。かろうじて4万円ちょいの時計であることを教えてくれるのは、1秒1ステップで可愛く動く秒針の存在くらいだろう。ジャケットにチノみたいなラフ目のビジネススタイルでも、カンタベリーを巻いているととても上品に見えるらしい。妙齢の女性からのウケが最高に良いのも特徴だ。 こういう安くて魅力のある時計に出会うと、「時計沼」の深さと広さがよく解って面白いなぁ(〃∇〃)
サファイアクリスタル 40ミリ ROTARY レザー砂布巾
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"The Royal Scam" Steely Dan
スティーリー・ダンの名声を広く世界に知らしめた傑作「Aja」の前作アルバムがこの「The Royal Scam」だが、洗練の極致とでも言うべきAjaの完成度と比較すると拙い部分が多く見受けられる。 とはいえ、腕利きのギタリスト達を全面に押し出した構成や、後に磨きがかかることになる実験的な収録、難解で皮肉たっぷりな歌詞はこのアルバムを時代が無視できない曲者中の曲者に仕立てていると思う。 特に1曲めの「Kid Charlemagne」は私にとって棺桶に持っていきたいほどの名曲。かのラリー・カールトンが担当するギターは何度聴いても身震いするほどにカッコいい。そして思わせぶりな歌詞が、フェイゲンの音域の狭い苦しげなボーカルにマッチしてセクシー極まる。 「コイツら天才だわ!」と思ったのは「Haitian Divorce」を聴いた時。全然キャッチーでも何でもないのに、やたらと耳に残るフレーズとメロディーの集合体なのだ。しかも「ちゃちゃっと録りましたよ」みたいな軽さもある。ロックじゃないしロックを作ってるつもりもなさそうだけど…あれは立派なロックだと思う。 余談だがだいぶ昔の話、アメリカで起きた無差別殺人で犯人が感化されたとされる曲がこのThe Royal Scamの中のにある。「Don't Take Me Alive」がそれだ。確かに心が弱っている時に聴いたら、何かしら心が揺れるかもしれないなぁとは思う。良かった英語が苦手で。 そう、スティーリー・ダンの真価は良かれ悪しかれ「歌詞」にある。 Amazon覗いたらレコード盤「52,051円」って!ありえない! 1.Kid Charlemagne - 4:38 2.The Caves of Altamira - 3:33 3.Don't Take Me Alive - 4:16 4.Sign in Stranger - 4:23 5.The Fez (Walter Becker, Donald Fagen, Paul Griffin) - 4:01 6.Green Earrings - 4:05 7.Haitian Divorce - 5:51 8.Everything You Did - 3:55 9.The Royal Scam - 6:30
Steely Dan "The Royal Scam(邦題=幻想の摩天楼) ABC→MCA砂布巾
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CASIO PROTREK PRT-30
現在は電池切れだが動作に問題はない状態。 当時のG-SHOCKと比べて高級感があって(と思っていた)高度計など面白い機能も初めてだったので、十分に遊べて楽しい時計だった。今でも見た目的にそれほど傷んでいる感じもないので、ストラップを換えるなりすればまだまだ現役で使えると思う。 電池を新しくするたび、当たり前のように動作するのは何気に凄いことだと思う。一般的にはクオーツ時計の寿命は10年位だと思うが、カシオに限っていえば通電する限り動くんじゃないかとさえ思わせる。根性があるというか…しぶとい時計だ本当に。
幅46.8ミリ CASIO ウレタン クオーツ砂布巾
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SEIKOのクオーツ時計
亡きオヤジの自室を片付けている時に発見したセイコー。舶来にしか興味がない人だと思っていたので「セイコーも持ってたんや」と意外に思った。型番も何も解らないので、どういうシリーズモデルか見当もつかない。シャリオっぽいなぁ~と思ったりもするのだけれど…
SEIKO クオーツ砂布巾
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SEIKO SEIKO5SPORTS SKZ209JC
「5スポーツ」の中でも世界中で屈指の人気を誇る「ブルーアトラス」の愛称を持つ本機。「7S36」搭載の性として手巻きもハックも当然ない。 だがこの存在感は何物にも代え難い。2万円の時計でこの完成度、この質感。厚みが多少気になるが、ケースサイズも適正で装着した際の収まりはすこぶる良い。 そして何よりインナーベゼルのコンパス機能だろう。9時位置のリューズで操作するのだがこれが楽しい。回転が軽すぎて簡単にクルクル回ってしまうのだが、むしろ率先してクルクル回したくなるメカメカしさ。時刻調整用の4時位置のリューズはスクリュー式だ。200メートルの防水性能は普段使いに於いても心強いもの。そして独特の位置にあるリューズを守るガードの形状が、アトラスのケースデザインを特徴的で印象的なものにしている。 奇抜なアシンメトリー形状の外観を持ちつつも、どこかクラシカルなアトラス。その落ち着きは各アワーマーカーの見事なバランスによるものだと思う。回転ベゼルにインナーベゼルが重なる41ミリは、当然のことダイアルの面積が狭くなるのだが、最大限の視認性を確保するためのデザインが完成している。ハンドのデザインも全体の雰囲気を崩さないものが選択されていると感じる。 デザイン、機能、価格、それぞれが全てにおいて「最適」なアトラスは、数ある「5SPORTS」の中でも記憶に残る一品だろう。
ハードレックス 幅41ミリ SEIKO ステンレス・スティール砂布巾
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SEIKO SEIKO5SPORTS SRPB37K1
オレンジ色ダイアルの「SRPB39K1」の色違い、ステンレスブレスモデルだが、その印象はただの色違いでは済ませられない大きな違いがある。そもそもなんで同じシリーズのモデルを2つも買っちゃんたんだろうか…買った当時の気持ちが思い出せない(゚д゚) 当然、機能的には全く同じなのでその辺りは「SRPB39K1」の項を参照していただくとして…見た目の話だけをさせていただく。 ベゼルとダイアルのブルーがかなり唐突な配色だと感じる。まずダイアルだが、ぶっちゃけ下品系のブルーなのだ。はっきりいって日本人が好む色ではないと思う。ただサンレイは鮮やかで美しく下品な色使いだからといって安っぽく見えるわけではない。 そしてベゼル…アメ車のミニカーでこんな色持ってたなぁ~と思い起こさせるアメリカンなブルー。とてもケミカルでインダストリアルな強烈な着色がなされている。それを丁寧な加工でまとめているものだから、初めて見た時は「真面目にこのセンスか!?」という混乱と目眩を感じたものだ。 正直、どんな服にも合わせるのが難しくコーディネートに苦労する。ただ間違いなく個性的なので、そこを重視する人には勇気を持ってチャレンジしてもらいたいと思う。 作りの良さは折り紙付きだし視認性も最高だ。ただ、ラバーストラップ仕様のSRPB39K1でも重かったのにSRPB37K1はブレス仕様だ。即ちメチャメチャ重いのである。
ハードレックス 幅47ミリ SEIKO ステンレス・スティール砂布巾
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ORIENT ORIENTSTAR WZ0121DK
オリエントの中でプレステージラインとして存在する「オリエントスター」。WZ0121DKはその中でも比較的シンプルな3針時計である。 しかし、この時計最大の特徴は標準装備されたストラップにある。「ソメスサドル」。日本で唯一の馬具メーカーとして知られる革製品のプロ中のプロのストラップが贅沢にも最初から付いているのだ。 それは圧倒的で重厚な存在感。革の質もそうだが、縫製の強度も凄まじいレベルの仕事がなされている。ぶっちゃけ時計を支えるだけならこんなに強度は必要ないと思う。とある時計修理の職人さんなどは「これはソメスが本体ですね!」と感想をもらすほど。言われてみれば確かに…(゚д゚) 時計自体だが、上質な仕上げで各パーツが纏まっており、さすがに無印のオリエントとは格が違う。クラシカルなデザインのケースに鮮烈なグリーンのダイアルがよく似合う。精度もある時点で測ってみたが、まぁそこそこ…といったところだった。日常生活で使う分には全く困らないだろう。 リューズの感触も良い。キリキリと気持ちよく巻き上がる成果をパワーリザーブメーターで確認する楽しさもある。不満点の少ない良い時計だ。幅40ミリくらいだったらなおの事よかったのだが、これより小型だとソメスサドルのボリュームを受け止められなかっただろう。 現在はソメスサドルのストラップを外しNATO化している。これ以上汗を吸わせたくなかったからだが、お蔭で主役の座が時計本体に移ったように感じる。また何れソメスに戻すときも来るだろう。その時、何かしら印象の変化があるだろうか。
サファイアクリスタル 幅44ミリ ORIENT ブライドルレザー砂布巾