映画「嘘八百」武正晴監督の小道具を作った。

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映画「嘘八百監督」武正晴監督、主演中井貴一さん、佐々木蔵之介さん。
なぜかこの作品の重要な小道具作成のお手伝いをさせていただきました。

この副主人公野田誠治(前野朋哉さん)はジオラマのプロを目指す引きこもりがちな青年。
その誠治が作るジオラマをすこっつが作らせていただきました。

普段オファーがある場合、作成した作品は最終的に保管を前提にしたものですが、この場合、いわば映画の一部分小道具として使われるものです。
しかも映画の前編から後編に至る間に、ジオラマ作成も進捗していき最終的には完成するという前提です。

そのため、神戸の自宅で撮影スケジュールに合わせ、ジオラマを作製し、堺のロケ地で撮影。
終了後、再度神戸でスケジュールに合わせてジオラマを進捗、再度ロケ地で撮影。
このような段取りで作成することになりました。

2か月ほど(だいたい異業種からのオファーはタイトですw)で完成、いざ撮影待ち・・・と、なったところで予定が多く変更。
天候とキャストのスケジュールの関係で1週間での撮影予定が3日に短縮されました・・・
すなわち、すこっつの作業は2倍速で行わなければならないことに・・・・

おりしも本業も繁忙期、仕事に穴を開ける訳にはいきません、結果どうなるかと言えば・・・
睡眠時間を削って作成する以外にないということです。

本業を終え、作業→堺にジオラマ搬入
次の日早朝、堺のジオラマを引き取り、夕方→境に搬入
これを繰り返すこと3日、途中連絡不足で、堺から神戸空港に搬入場所が変わったりとなんともまあ映画業界は容赦がありません。

撮影は無事に終わり、人生初の映画のエンドロールに乗せていただく栄誉を得ることもでき、当時は気が付かなった現在大ブレークの森川葵さんとじかにお話しできたり、前野朋哉さんにジオラマ作成演技指導をしてみたり、いろんな貴重な経験も出来ました。
そして何より、トップ俳優さんの演技に対する真摯な姿勢、撮影現場のヒリヒリとした緊張感、本当に良き人生経験となりました。

また、ご依頼があったなら、ぜひ・・・・
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いや、もうたくさんです、寿命が縮まりました(汗)

1/35スケール
2017年2月作

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