-
ミスト(2007/アメリカ)
原題:THE MIST 監督:フランク・ダラボン 出演:トーマス・ジェーン マーシャ・ゲイ・ハーデン ローリー・ホールデン ジャンル:SF・ホラー 時間:125分 【STORY】 のどかな田舎町を突如襲った正体不明の”霧”。それが街を包んでいく中、身動きが取れずスーパーマーケットに取り残された人々。その中にはデヴィッドと息子ビリーもいた。霧の中には”何か”がいる。次第に明らかになっていく戦慄の事実の数々。生き残るためには、店内の人々が団結する他に術はない。しかしデヴィッドと彼の賛同者たちは、霧の中に潜むこの世のものとは思えない恐ろしい生物の群れと戦うと同時に、狂信的なミセス・カーモディ率いる店内の人々とも対峙しなければならなかった。そんな中、かすかな希望を抱いて最終決断をするデヴィッドたちに待っていた驚愕の結末とは? 【COMMENT】 胸糞映画の代表格といえばこの『ミスト』じゃないでしょうか。とにかくラストがヤバイ!主人公のデヴィッドが選択したことがすべて裏目にでてしまい、そしてラストがあの結果。マジ最悪なんですが、個人的には最高の終わり方でした。あまりオススメできないですが、いつもと違った映画が観たい人はどうぞ。 【私的評価】95/100
映画ソフト ポニーキャニオン ¥3,800 (税別)take
-
ミッション:8ミニッツ(2011/アメリカ)
原題:SOURCE CODE 監督:ダンカン・ジョーンズ 出演:ジェイク・ギレンホール ミシェル・モナハン ペラ・ファーミガ ジャンル:SF・サスペンス 時間:94分 【STORY】 シカゴ行きの通勤列車が爆破され、乗客全員が死亡。米軍のスティーヴンス大尉は、政府の極秘ミッションとして、特殊なプログラムを用いて乗客が死ぬ直前8分間の意識に侵入し、爆破の犯人を暴いて次なるテロを阻止する任務を課せられる。何度も犠牲者の意識に送り込まれ、死んではまた甦る、という悪夢のような<8分間>を繰り返し、少しづつ犯人に近づいていく一方で、スティーヴンスの心には次第に疑惑が膨らんでいく。爆破を防ぐことで乗客の命は救えるのか?そして、秘められた謎と禁断の事実に迫っていく彼を待ち受けていたのは・・・。 【COMMENT】 『月に囚われた男』の監督ダンカン・ジョーンズの作品で、監督はあのイギリスのロックスター デヴィッド・ボウイの息子さんです。当時は、才能の高さが伺え、将来有望な監督と思ってましたが、2018年以降新作を撮っていないのはどうしたんでしょうか。 本作の煽り文句が『警告:このラスト、映画通ほどダマされる』と謳ってますが、ドンデン返し系ではないですね。確かに考察しがいのあるラストだと思いますが、個人的には乗客の笑顔でラストを終えたほうがよかったかな。 【私的評価】75/100
映画ソフト ウォルト・ディズニー・ジャパン ¥2,380 (税別)take
-
コードネーム U.N.C.L.E.(2015/アメリカ)
原題:THE MAN FROM U.N.C.L.E. 監督:ガイ・リッチー 出演:ヘンリー・ガビル アーミー・ハマー アリシア・ビカンダー ジャンル:スパイ・アクション 時間:116分 【STORY】 冷戦まっただ中の1960年代初頭、危うい世界のパワーバランスをさらに危うくする謎の国際犯罪組織が出現。CIA工作員のナポレオン・ソロとKGB工作員のイリヤ・クリヤキンはひとまず互いの遺恨を忘れ、結束して最悪の事態を阻止しなければならない。組織に潜入するためのキーマンは、ひとりのドイツ人科学者。唯一の手掛かりから行方不明の彼を捜し出そうと、エリートスパイ同士がデッドヒートを繰り広げる。 【COMMENT】 ガイ・リッチー監督の長編映画第9作目にあたる本作『コードネームU.N.C.L.E.』は、1960年代のドラマ『0011 ナポレオン・ソロ』のリメイク作品になります。『スパイもの』×『バディもの』と二大面白要素にガイ・リッチーのスタイリッシュな映像が加わればハズレることはなし!スパイものの面白さである敵との駆け引きや仲間の裏切り そして、バディものの面白さである、お互いにいがみ合いながらも絆を深め共闘していく展開など、本作ではすべての要素が織り込められており、面白いです。 【私的評価】75/100
映画ソフト ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント ¥3,990 (税別)take
-
陪審員2番(2024/アメリカ)
原題:JUROR #2 監督:クリント・イーストウッド 出演:ニコラス・ホルト トニ・コレット J・K・シモンズ ジャンル:スリラー 時間:114分 【STORY】 家族思いの男、ジャスティン・ケンプは、世間の耳目を集める殺人事件の審理の陪審員に選ばれ、倫理的葛藤に苛まれる。彼の決断しだいで、殺人罪に問われている被告の裁判の判決を、有罪に導くこともできれば、無罪にすることもできるのだ。 【COMMENT】 巨匠クリント・イーストウッド監督のおそらく最後の作品になると言われている『陪審員2番』は、監督ならではの重厚な法廷スリラーに仕上がっています。クリント・イーストウッド監督の作品はいつも鑑賞後何か考えさせられる要素が多く、本作においても『正義とは一体なんなのか』『真実が正義とは限らない』などいろんな人と議論したくなっちゃいますね。とにかくすっきりしないラストなんですが、これでよかったのかなと思っちゃいます。 【私的評価】75/100
映画ソフト NBCユニバーサル・エンターテイメント ¥4800 (税別)take
-
バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985/アメリカ)
原題:BACK TO THE FUTURE 監督:ロバート・ゼメキス 出演:マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド リー・トンプソン ジャンル:SF 時間:116分 【STORY】 親友の科学者ドクの発明したタイムマシンで、1985年から1955年にタイムスリップしてしまった高校生のマーティ。彼はそこで自分の両親になるはずのロレインとジョージに出会う。だが内気なジョージは彼女に告白できないまま、乱暴者のビフにこき使われる毎日。しかも、ロレインがマーティに恋してしまい・・・。 【COMMENT】 不朽の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』散りばめられた伏線の張り方や見事なその伏線の回収、そしてハラハラドキドキするような展開など秀逸な脚本と監督の演出に『パーフェクト!』と称賛したくなるような完璧な作品です。誰に勧めても満足してくれること間違いなし! 【私的評価】95/100
映画ソフト NBCユニバーサル・エンターテイメント ¥3,400(税別)take
-
ラスト・クリスマス(2019/アメリカ)
原題:LAST CHRISTMAS 監督:ポール・フェイグ 出演:エミリア・クラーク ヘンリー・ゴールディング ミシェル・ヨー ジャンル:ラヴ・コメディ 時間:103分 【STORY】 ロンドンのクリスマスショップで働くケイトは、きらびやかな店内にいても仕事に身が入らず、生活も乱れがち。ある日、不思議な青年トムが突然現れ、彼女の抱える問題を見抜き答えに導いてくれる。ケイトは彼にときめくけれど、距離は一向に縮まらない。そんな時、彼女は彼の真実を知ることになる・・・。 【COMMENT】 wham!の名曲『ラスト・クリスマス』からインスパイアされて製作された本作。オープニング早々『ラスト・クリスマス』から始まり、ワムの名曲『EVERYTHING SHE WANT』や『WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GO』他にジョージ・マイケルのソロ曲『FAITH』に『PRAYING FOR TIME』などワム!好きにはたまらないラインアップの曲が次々と挿入されており、もうこれだけで気分は最高です。 【私的評価】75/100
映画ソフト NBCユニバーサル・エンターテイメント ¥1,886 (税別)take
-
パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)
原題:기생충 監督:ポン・ジュノ 出演:ソン・ガンホ イ・ソンギュン チョ・ヨジュン ジャンル:スリラー 時間:132分 【STORY】 過去に度々事業に失敗、計画性も仕事もないが楽天的な父キム・ギテク。そんな甲斐性なしの夫に強くあたる母チュンスク。大学受験に落ち続け、若さも能力も持て余している息子ギウ。美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない娘ギジョン… しがない内職で日々を繋ぐ彼らは、“ 半地下住宅”で 暮らす貧しい4人家族だ。「僕の代わりに家庭教師をしないか?」受験経験は豊富だが学歴のないギウは、ある時、エリート大学生の友人から留学中の代打を頼まれる。“受験のプロ”のギウが向かった先は、IT企業の社長パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった——。パク一家の心を掴んだギウは、続いて妹のギジョンを家庭教師として紹介する。更に、妹のギジョンはある仕掛けをしていき…“半地下住宅”で暮らすキム一家と、“ 高台の豪邸”で暮らすパク一家。この相反する2つの家族が交差した先に、想像を遥かに超える衝撃の光景が広がっていく——。 【COMMENT】 第72回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞に第92回アカデミー賞最多4部門受賞ほか数々の映画祭で賞を獲得し日本でも大ヒットしたポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』韓国の格差社会や貧困層をテーマにしたヒューマンドラマでもあり、ブラックユーモアやスリラーも入った第1級のエンターテイメントに仕上がっています。とにかく脚本や演出が素晴らしく各賞を総なめしたことにも納得なんだけど、個人的には合わなかったのが正直な感想です。 【私的評価】70/100
映画ソフト バップ ¥7,800(税別)take
-
ターミネーター(1984/アメリカ)
原題:THE TERMINATOR 監督:ジェームズ・キャメロン 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー マイケル・ビーン リンダ・ハミルトン ジャンル:SF アクション 時間:108分 【STORY】 西暦2029年の未来社会。そこではスカイネットというミリタリー・コンピューターが地球を支配していた。スカイネットに戦いを挑む人間側のリーダーはジョン・コナー。ジョンの存在を恐れていたスカイネットは、彼の存在自体を彼がこの世に生を受ける以前に消すことを画策。彼の母となる女子大生サラ・コナーを抹殺するために、殺人マシーン、ターミネーターをタイムスリップで現代に送り込んだ! 【COMMENT】 空前の大ヒット作である『ターミネーター2』の原点であり、俳優として駆け出し始めたシュワルツェネッガーを一躍スターダムに引き上げたのが本作『ターミネーター』公開当時は、予想に反し低予算ながら空前の大ヒットを興し、日本でもブームになりました。あの世界観は魅力的だし、悪役のシュワちゃんもめちゃくちゃカッコイイし、そりゃヒットしますよね。ストーリーは面白いことに間違いはないのですが、ただ低予算のため未来の特撮映像やラストのT-800の挙動が今観るとチープすぎて悲しくなります。 【私的評価】80/100
映画ソフト 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント ¥4,700 (税別)take
-
A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017/アメリカ)
原題:A GHOST STORY 監督:デヴィッド・ロウリー 出演:ケイシー・アフレック ルーニー・マーラ ウィル・オールドハム ジャンル:ファンタジー 時間:92分 【STORY】 アメリカ・テキサスの郊外に住む若い夫婦のCとMは幸せな日々を送っていたが、ある日夫Cが交通事故で突然の死を迎える。妻Mは病院でCの死体を確認し、遺体にシーツを被せ病院を去るが、死んだはずのCは突如シーツを被った状態で起き上がり、そのまま妻が待つ自宅まで戻ってきたがーー。 【COMMENT】 ひじょーーーーに評価が難しく不思議な作品。深く考察していけばこの作品のメッセージ性の高さや奥深さが理解できるし、批評家も絶賛するのも納得できる完成度だとは思いますよ。ただ、映画をエンタメとして期待する人にとってはとっても退屈なストーリーで途中で寝ちゃうこと必至です。 とにかく詩的で人によって解釈や受け取り方が異なる作品だと思います。セリフや映像1つ1つにきっと意味がありいろいろと考察したくなる作品に違いはないと思いますが、簡単に映画を観たい人には不向きなので人を選ぶ映画になるのかな。 【私的評価】60/100
映画ソフト ハピネット ¥4800 (税別)take
-
アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング(2018/アメリカ)
原題:I FEEL PRETTY 監督:アビー・コーン マーク・シルバースタイン 出演:エイミー・シューマー ミシェル・ウィリアムズ ローリー・スコーベル ジャンル:ラヴ・コメディ 時間:110分 【STORY】 自分の容姿にコンプレックスがあり、仕事も恋も積極的になれないレネー。ある日、自分を変えようと通いはじめたジムでハプニングに見舞われ、頭を打って気を失ってしまう。そして目覚めると、絶世の美女に変身していたのだ(とただの勘違い)!見た目はそのまま、超絶ポジティブな性格に生まれ変わったことでレネーは自信に満ち溢れ、仕事も恋愛もすべてが絶好調になるが・・・!? 【COMMENT】 めちゃくちゃハッピーで元気になれる作品です。特に、自己評価が低くネガティブ思考の方には絶対に観てほしい作品です。この作品を観ると、つくづく自己肯定感を持つことの重要さ、ポジティブシンキングが自身の人生を豊かにすることを教えてくれます。そして、人は見た目じゃない、中身なんだと。コメディですが、ラストはしっかり泣かされます。本作は心に響く名言が多いけど、特にラストのレニーのスピーチには最高です!ぜひ、あなたの眼で観て、聴いてほしい、絶対心が揺さぶられるはず! 【私的評価】 80/100
映画ソフト バップ ¥4800 (税別)take
-
アメイジング・スパイダーマン(2012/アメリカ)
原題:THE AMAZING SPIDER-MAN 監督:マーク・ウェブ 出演:アンドリュー・ガーフィールド エマ・ストーン リス・エバンス ジャンル:アメコミ 時間:136分 【STORY】 ピーター・パーカーは、ちょっとサエない高校生。正義感は強いが、女子にはモテない。両親は彼が幼いときに謎の失踪をとげ、以来ベンとメイの伯父夫婦に育てられてきた。ある日ピーターは父の消息を探るため、オズコープ社で遺伝子を研究するコナーズ博士を訪ね、実験中の蜘蛛にかまれてしまう。翌日、ピーターの人生は激変する。蜘蛛のように自由自在に動き回れるパワーとスピード、超感覚で危険を感知する”スパイダーセンス”を身につけたのだ。ピーターはその能力で悪と闘い、”スパイダーマン”と呼ばれるスーパーヒーローとなる。 【COMMENT】 サム・ライミ版『スパイダーマン』後にリプート映画として製作されたマーク・ウェブ版『スパイダーマン』の第1作目となります。好きな監督の一人であるマーク・ウェブが監督するということでかなり期待値が高かったんですが、ちょっと思ったのと違ってました。マーク・ウェブらしく映像がスタイリッシュでドラマとしては面白い。でも、主役のピーター・パーカー役アンドリュー・ガーフィールドがなんかイメージと違ってました。高身長でカッコよすぎましたね。 【私的評価】75/100
映画ソフト ソニー・ピクチャーズエンタテインメント ¥4,743(税別)take
-
イット・カムズ・アット・ナイト(2017/アメリカ)
原題:IT COMES AT NIGHT 監督:トレイ・エドワード・シュルツ 出演:ジョエル・エドガートン クリストファー・アボット ライリー・キーオ ジャンル:スリラー 時間:92分 【STORY】 森奥深く、ある一家が夜にやってくる”それ”の感染に怯えながらひっそりと暮らしていた。もはや人類は残り少ないのかもしれない世界で、父ポールにとって外部はすべて脅威。家族以外の人間や世界のことは頭にない。自分の家族を守るという強い使命感によって生きていた。ある夜、一家の元に恐れていた来訪者がやってくる。感染者かと思われたその男はウィルと名乗り、妻と小さな息子がいること、水を手に入れるために人気のなさそうなポールの家に侵入したことを打ち明ける。一触即発の雰囲気の中、ウィルから水と食料の交換の交渉を持ちかける。食料が欲しいポールはその交渉をのみ、ウィルの指示のもと、80キロ先の廃屋に身を潜めるというウィルの家族のもとへ車を走らせるのであった。 【COMMENT】 結局"それ"って何だったんでしょうね。怪物が襲ってくるのか?、あるいは未知のウイルスからの感染なのか? ”それ”の明確な答えがないままエンディングを迎えるためすっきりしない感情になってしまいますね。肩透かしを食らったようなラストはモヤモヤするけれど、きっと本作品の本質は"それ"を明確にすることではないと思います。こういった映画に共通する「人間の狂気性」を描きたかったんじゃないでしょうかね。 【私的評価】60/100
映画ソフト ギャガ ¥2,000 (税別)take
-
カセットテープ・ダイアリーズ(2019/イギリス)
原題:BLINDED BY THE LIGHT 監督:グリンダ・チャーダ 出演:ヴィヴェイク・カルラ クルヴィンダー・ギール ミーラ・ガナトラ ジャンル:ドラマ・青春 時間:117分 【STORY】 1987年、イギリスの町ルートンで暮らすパキスタン移民の少年ジャベド。音楽と詩を書くのが好きな彼は、日々の生活の中で鬱屈と焦燥を抱いていた。閉鎖的な町の中で受ける人種差別や、保守的な父親との確執など、彼の悩みは尽きない。だがそんなある日、モヤモヤを全てぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングティーンの音楽と衝撃的に出会い、彼の世界は180度変わり始めていく。 【COMMENT】 青春×音楽映画にハズレはないです。気分が落ち込んだ時や嫌なことがあった時には必ず観たくなる!音楽映画は気分をアゲアゲさせてくれる清涼飲料的な映画です。本作も、軽快な音楽のなか画面いっぱいに周囲の人を巻き込みながら唄い踊るシーンは何度観ても爽快で気分がよくなります。ただ、軽快な青春音楽映画と思っていたらテーマ自体はかなり重たいです。移民差別やムスリムの習慣など扱っており、そういった知識があればとても考えさせられる作品です。 【私的評価】 75/100
映画ソフト ポニーキャニオン ¥4,700 (税別)take
-
プラトーン(1986/アメリカ)
原題:PLATOON 監督:オリバー・ストーン 出演:チャーリー・シーン トム・ベレンジャー ウィレム・デフォー ジャンル:戦争 時間:120分 【STORY】 1967年、激戦のベトナムに若い志願兵クリスがやってきた。少数民族や貧しい者たちからの徴兵に憤った彼は名門大学を中退してベトナム行きを志願したのだ。だが、いきなりの最前線小隊『プラトーン』に配属された彼を待ちうけていたのは、想像を遥かに超えた過酷な戦争の現実だった。戦争の名のもとでの殺人、疑惑と憎悪、そして人間性の喪失との戦い・・・。彼はやがてベトナム人への虐殺・略奪・強姦など、戦争の狂気とその現実を体験していく。 【COMMENT】 戦争を題材にしているだけにストーリーはかなり重く気が滅入る鬱映画ですが、あの生と死の間で戦っている兵士たちの緊迫感は、観ている者も引き込まれ同じようにドキドキするような緊張感がハンパないです。当時は、ベトナム戦争を題材にした作品が多かったですが、今ではベトナム戦争を知っている人も少なく、メインはイラクとの湾岸戦争なんですよね。なんか年を感じます。80年代の映画ということで映像が古臭くチープですが、今でも普通に面白く観れます。否、よりリアルで今の戦争映画にも匹敵するほどの緊迫感あり、ベスト戦争映画といっても過言じゃないです。 【私的評価】95/100
映画ソフト 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント ¥2980 (税別)take
-
シャークネード(2013/アメリカ)
原題:SHARKNADO 監督:アンソニー・C・フェランテ 出演:アイアン・ジーリング タラ・リード ジョン・ハード ジャンル:サメ・パニック 時間:88分 【STORY】 太陽が照りつけるカリフォルニアのビーチは、いつもの賑わいを見せていた。一方、史上稀にみるハリケーン”デビッド”がメキシコ沖から急速北上。急激な海流の変化で、突如としてサメの大群がビーチに現れる。サーファーのフィンは、サメの出現にいち早く気づき人々を避難させるが、荒波と共に迫ってくるサメの猛威は凄まじく、ビーチは地獄絵図と化す。だが、その恐怖はまだ始まりに過ぎなかった。大量のサメを巻き込んだ3本の巨大竜巻が発生。ロスの都市部にもサメの脅威が襲い掛かる。ビーチから何とか逃げ出したフィンは、ロスに住む妻子の元へ向かうが・・・。 【COMMENT】 昔からマニアックな人気を誇っているサメ映画、この作品を観てから人気の理由がわかったような気がします。ぶっちゃけストーリーがぶっ飛びすぎて真面目に観るのがバカバカしくなりますが、逆にそれが癖になっちゃいます。とにかく突っ込みどころ満載で突っ込みながら観ていくのがベストです。最初はありえない設定や演出にバカにしながら観てましたが、ここまでエンターテイメントに振り切った展開に最後は夢中で観ていた自分がいました。最低に(※誉め言葉です)面白かったです。 【私的評価】 60/100
映画ソフト アルバトロス ¥1,650 (税別)take
