Primaspis girvanensis

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Odontoplleuroidea科に属する三葉虫は、オルドビス紀からシルル紀、デボン紀と長期に渡り、その姿をほとんど変えずに生存し、かつ化石は世界中で見つかります。有名なものは、モロッコ産のレオナスピスや、オクラホマ産のケトネラスピスです。Girvan産の当標本も小さいながらも頬まわりの細かな棘などその特徴は良く判ります。母岩からそのまま割って取り出したのか、一部欠けはありますが、仮に自分で採掘した際に、プレパレーションなしで化石の全容が出てくるときっとワクワクする事でしょう。

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    Trilobites

    2021/07/23

    Primaspisは、世界各地のオルドビス紀からデボン紀まで広い年代で見つかるものの、数は極僅かですね。カリメネと同じ位、長い間デザインを変えずに生き継いでいたのは、同様に完成したデザイン故と感じます。日本の福地からも幻種として産出しましたが、完全体など見かけないレベルだったと思います。

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    tatsutoy

    2021/07/23

    日本でも近年(といっても数十年のスパンですが)随分とバラエティに富む三葉虫が同定されていますね。Primaspis tanakaiが岐阜県高山(旧吉城郡)デボン紀地層から産出している事、資料を見ました。完全体が発見されればすごいですね。完全体といえば、面白い資料があり、2016年ユタ州地質学協会がWheeler層で産出された三葉虫化石の分類を行い、完全体の頻度はたったの6.1%。日本だと何%でしょうね。きっとゼロコンマの世界でしょう。一方、種別ではエルラチア23.4%、アグノスタス36.5%と、これはこれで飽きてしまいそうです。

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    trilobite.person

    2021/07/24 - 編集済み

    これまたこの産地の大変珍しい種ですね。オハイオ州のKope formationの同属標本が私の手元にありますが、最後端の尾部の4本の棘がこちらの方が長い気もしますね。それにしても、GirvanのPrimaspisの完全体などは初めて見ました、貴重なものを有難う御座います。

    日本産の岐阜のPrimaspisに関しては、部分化石でしたが、確か数年前の立松コレクション展で実物を見た記憶がありますね。

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      tatsutoy

      2021/07/24

      オハイオ州のPrimaspis crosotusは外殻が硬質で綺麗な標本ですよね。また、両種の違いについてコメント有難うございます。

      立松コレクションはまだコンスタントに開催されているのですね。10年以上前ですが、一度見に行った時にその数のすごさに驚きました。日本のPrimaspisも展示されているとはすごいですね。

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