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昭和9年に3号自動式・共電式卓上電話機が登場しますが、卓上型にやや遅れて、昭和12年に壁掛型の3号自動式・共電式壁掛電話機が登場しました。
てれふぉんミュージアム
アメリカの電話機にならい、昭和8年に開発されました。3号電話機以降は、壁掛型でなく、卓上型が標準となりました。
機種の統一化を図るため、4号電話機は当初卓上型しかありませんでしたが、壁掛型を望む利用者の声も多く、昭和30年になって壁掛型の4号自動式・共電式壁掛電話機がつくられました。
3号形までの電話機は、外国の模造の域を出なかったが、4号形は、戦後の国内の技術を結集して誕生した世界水準をしのぐ電話機であった。流線型のデザインが特徴。
「明治30年製」の銘板をもつ我が国最初期のソリッドバック電話機です。国産化される前の輸入期のものでありたいへん貴重なものです。
富士電機がシーメンスから輸入した富士型卓上電話機(後に国産化)が人気を博していたため、それに対抗すべく沖電気が製造したものです。受話器の金属プレート装飾が印象的です。
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