1968 Fiji オウムガイの切手

0

オウムガイが絶滅しなかった理由は「1963 New Hebrides オウムガイの切手」でアップしましたが、100-600メートルぐらいの海底に棲むのも理由の一つだったかも、と言われているようです。
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/605?theme_id=48541

海底で育ち、死んだのちに殻だけが砂浜に上がるというのも神秘的ですね。

フィジー共和国はオーストラリアの東に浮かぶ諸島国ですが、この切手が発行された時はイギリスの植民地でした。このシリーズは太平洋の独特な野生動物を描き、たとえば画像3と5の蛾はフィジー独特の種類のようです。子供が松明を持っているのは、それで誘導して蛾を捕まえたのでしょうか。最後の一枚はタカラガイ科の巻貝で、wiki記事に載っている写真は卵の黄身のようです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Callistocypraea_aurantium

発行国:フィジー
発行時期:15 July 1968
図案:Local Motives and Queen Elizabeth II
 2c: Nautilus pompilius
 3c: Reef Heron
 4c: Hawk Moth, Psilogramma jordana
 5c: Reef Fish, Heniochus
 9c: Tiger Moth, Asota Woodfordi
 19c: Black Marlin
 30c: Golden Cowrie shell, Cypraea aurantium

制作者:design & engrave: W. O. Cernohorsky

#切手 #頭足類の切手 #フィジーの切手 #フィジー #オウムガイ #頭足類 #海洋生物 #stamp #cephalopodonstamp #cephalopod #postagestampfiji #fiji #nautilus #marinelife

1963 New Hebrides オウムガイの切手
オウムガイは3センチぐらいで生まれ、深海で中生代白亜紀末期の隕石衝突以後の気候変動を生き延び、今でも存在(拍手👏🏼)。さらに、触手が8本か10本だったらしいアンモナイトとちがい、オウムガイの触手は90本ある!というのには驚きました。(ウィキ日本語↓) https://tinyurl.com/yfhm4e4z 一年前のニューカレドニアの切手と比べて少し稚拙?と思ったけれど、この切手のオウムガイには、その多数の触手も描かれていて、実は丁寧な描写でした。 ニューヘブリディーズは、1980年にバヌアツ共和国の一部となって独立するまではフランスとイギリスの共有地で、それが切手右上のRFとERで分かります。この切手はフランスの凹版印刷ですね。 画像2枚目はニジハギで、これはやはり、描写が稚拙かも。。パリの切手印刷所で、新人たちの練習用だった印象です。 発行国:ニューヘブリディーズ 発行時期:25 November 1963 図案: 30f: Nautilus 50f: Acanthurus lineatus 制作者:design: A. Larkins, Turrell & Thomas, engrave: Government Postage Works, Paris #切手 #頭足類の切手 #ニューヘブリディーズの切手 #ニューヘブリディーズ #オウムガイ #頭足類 #海洋生物 #stamp #cephalopodonstamp #cephalopod #postagestampnewhebrides #newhebrides #nautilus #marinelife
https://muuseo.com/tomonakaazu/items/605

Default