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Achlysopsis
Achlysopsis Spence Shale, Utah, USA Middle Cambrian 全長 13.5mm Amecephalus idahoenseに似ています。しかし、目が大きく、寄り目である事などで区別できます。なかなか珍しい種類です。
Ptychopariidae Achlysopsis Ptychopariida カンブリア紀Sanchan
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Bergeroniellus
Bergeroniellus gurarii Sinsk Formation, Village on the Lena River, Jacutia, Siberia, Russia Lower Cambrian 全長 23.5mm 産地は世界遺産に登録されたので、新たな標本を得るのは大変に難しくなっています。背棘はreconstructionですが、やむを得ないことでしょう。この産地の至準化石のひとつとなる種類の様です。Bathyuriscellusと共産する、貴重な標本です。
Ellipsocephalidae Bergeroniellus Ptychopariida カンブリア紀Sanchan
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Bathyuriscellus
Bathyuriscellus siniensis Sinsk Formation, Village on the Lena River, Jacutia, Siberia, Russia Lower Cambrian 全長 61mm 産地は世界遺産に登録されたので、新たな標本を得るのは大変に難しくなっています。背棘はreconstructionですが、全てではありません。第5体節から背部に小さな穴があいていますので、背棘は全部で11本あったと考えられます。Bergeroniellusと共産する、大変立派な、貴重な標本です。
Jakutidae Bathyuriscellus Corynexochida カンブリア紀Sanchan
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Bondonella
Bondonella sp. Issafen, Morocco Lower Cambrian 全長 57mm おそらく左右から軽度の圧縮を受けていると思われ、若干細長くなっています。しかし、綺麗な完全体です。尾板は少し大きめ。一般にBondonellaとして流通している個体と、ちょっと特徴が異なるところがあると思うのですが、信頼できる供給元からの情報をそのまま示しています。
Neltneriidae Bondonella Redlichiida カンブリア紀Sanchan
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Protolenus
Protolenus cf. termierelloides Issafen, Morocco Lower Cambrian 全長 46mm 少し斜めに圧縮されていますが、綺麗な完全体です。尾板が小さく丸っこいのが特徴です。この次に展示してあるProtolenusより体の幅があり、体節が少し少ないです。背棘もありませんし、頭鞍部の大きさも異なるので、別種と思います。このあたり、同じ様な個体が違う名前で市場に現れる事があったり、違う個体に同じ名前がついている事があったり、素人には一寸分かりにくい状況があります。
Ellipsocephalidae Protolenus Ptychopariida カンブリア紀Sanchan
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Pseudosaukianda
Pseudosaukianda lata Issafen Formation, Issafen, Morocco Lower Cambrian 全長 140mm 圧縮•変形がほとんど無い、バランスの良い大型標本です。全体的に棘が発達している種類で、特に体節後方の数本の背棘が特徴的です、この個体は、その背棘が長い部類です。もっと長い一本の背棘を有する個体は、Longiandaと呼ばれて市場で流通しています。しかし、時にはこの個体と同様なものがLongiandaとして売られている事があり、紛らわしい状況にあります。
Saukiandidae Peudosaukianda Redlichiida カンブリア紀Sanchan
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Chlustinia
Chlustinia keyserlingi Kataoua Formation, Tezarine, Morocco Upper Ordovician 最大幅 35.5mm, 背まわり:約57mm 希少種のハーフ•エンロール標本です。頬棘を振りかざしたダイナミックな感じです。母岩は非常に固く、この様に棘を掘り出すのは、大変な事だったでしょう。頭鞍部があまり凸凹しておらず、体が長めで、頬棘•尾棘がCeraurusの仲間かと思ってしまう様なパターンで発達しており、一寸他のオドントプレウラ科の三葉虫とは違う、特徴的な姿をしています。
Odontopleuridae Chlustinia Odontopleurida オルドビス紀Sanchan
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Trinucleus abruptus
Trinucleus abruptus Llanvirn Series, Mid-Wales, United Kingdom Ordovician 全長11.3mm トリヌクレウス科の名前の元となった種類です。小さいですが、なかなか綺麗な完全体です。トリヌクレウス科は、頭部の縁の幅や形、棘の有無等で様々な種類に分かれます。
Trinucleidae Trinucleus Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Phillipsia ohmoriensis
Phillipsia ohmoriensis 岩手県大船渡市日頃市町 Lower Carboniferous 貴重な石炭紀の三葉虫は、日本からも産出します。上方からの圧縮によって、平板になっていますが、ほぼ完全体です。部分化石が多いので、そういう意味でも貴重な標本です。 左側: 全長 32mm, ポジ 右上: 全長 20mm, ネガ
Proetidae Phillipsia Proetida 石炭紀Sanchan
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Burmanites
Burmanites Baoshan, Yunnan, China Ordovician 全長 51mm 写真1〜5: ポジ 写真6: ネガ 雲南省保山市産。 あまり市場に出回らない種類かと思います。いかにもアサフスの仲間といった姿。綺麗なポジネガ標本です。
Asaphidae Burmanites Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Isotelus maximus
Isotelus maximus Arnheim Formation, Near Cincinnati, Ohio, USA Ordovician 全長 114mm 大型化する種類として知られます。25cmを超える最大級の良い個体になりますと、物凄く高価です。これは中くらいの大きさの個体で、頭部に少し圧縮がありますが、それでも、ここまで整った標本はなかなか出ません。オハイオ州のstate fossilです。
Asaphidae Isotelus Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Iberocoryphe
Iberocoryphe Ktaoua Formation, Agdez, Morocco Upper Ordovician 全長 195mm 大型化する種類です。サイズに目を奪われてしまいがちですが、頬棘あり、側葉が尖っており、小さな背棘もあり、「トゲトゲ」という特徴もあります。大変に立派な標本です。
Homalonotidae Iberocoryphe Phacopida オルドビス紀Sanchan
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Pseudoasaphus janischewskyi
Pseudoasaphus janischewskyi St. Petersburg Region, Russia Ordovician 全長直線 111nm ‘pseudo-‘は「偽の」という意味で、「Asaphusに似ているが違う種類」という事だと思います。頬棘があるのが特徴。大型の立派な個体です。
Asaphidae Pseudoasaphus Asaphida オルドビス紀Sanchan
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Protolenus
Protolenus Jbel Wawrmast Formation, Jbel Ougnate Area, Morocco Middle Cambrian 全長 64mm 典型的なカンブリア紀三葉虫の姿をしています。よくありそうですが、なかなかそうではありません。結構珍しい種類の綺麗な完全体です。
Ellipsocephalidae Protolenus Ptychopariida カンブリア紀Sanchan
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Platyscutellum
Platyscutellum massai Jbel Issoumour, Morocco Middle Devonian 背周り 73mm, 最大幅 56mm 頭部の幅が広く、尾板が丸っこいのが特徴。Scutellumの仲間の中では、特に珍しい。大型の立派な標本です。細かい皺まで観察できます。
Styginidae Platyscutellum Corynexochida デボン紀Sanchan
