三葉虫マニアックス 〜三葉虫綱9目の魅力とその見分け方〜 (The Maniacs Series)

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三葉虫を収集開始するコレクターのために、三葉虫解説書が発行されました。世の中に三葉虫コレクターがどれ程いるか分かりませんが、継続的に収集しているコレクターなど日本に精々100名いるか位のニッチな分野で、世間ではその様なコレクターが存在している事を知っている人も限られると思いますので、少しは認知されているという事でしょうか?シリーズ化されているようなので、他にどんなシリーズがあるか検索してみると、今のところ「航空自衛隊F-4マニアックス」と2つだけのようで、これからどんな分野が取り上げられるのか興味があります。内容ですが、私としては新たな発見がある様な内容ではないのですが、三葉虫についての基礎解説以外に目毎の標本紹介があります。9目分類は今となっては少し古いのですが、科博の展示基準や学名から来ている様なので、仕方ないかもしれません。標本自体は、科博の標本が大部分を占めていますので、これらをフルカラーで見れる図鑑として重宝できそうです。標本自体は、やはり古い標本が多いことから、経験のあるコレクターには少し物足りなさはあります。面白い所では、化石商のインタビューや3Dプリンターでのレプリカ作成、三葉虫と関係ありませんが、最近話題となったチバニアンの解説まであります。全体で200ページを超える読みごたえは十分の内容で、この手の本では貴重な日本語というのが嬉しいですね。

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    Trilobites

    2020/6/12

    ORM 2020年03月28日 14:00
    へぇ~、こんな本が出たんですね!
    全然知りませんでした。予期せぬところから、思わぬ本が出たなという感想です。日本語書籍は貴重で、我々的には嬉しいですが、ターゲットを絞り過ぎていて採算が取れるのだろうかと少し心配ですね。
    掲載標本もさながら、化石商のインタビューが特に気になります。早速、買ってみようかと思います。

    2020年03月28日 18:43
    > ORMさん 
    一般書なので採算的には気になりますが、コレクターだけが購入層という訳でもないでしょうから、織り込み済みなんでしょうね。三葉虫に限らず、化石に視野を広げても日本語の丁寧な示準書は、ありそうで無いですから、ベテランコレクターであっても参考に出来ると思います。この様な一般書によって三葉虫収集という分野が脚光を浴び、コレクターの裾野が広がれば嬉しいですね。

    爆裂する紅伝説2020年03月28日 23:58
    なるほどです。上野の科博と山形県立博物館の標本を紹介するために、これらの写真を用いたわけですね。大型書店の科学本コーナーの目立つところに出ていました。ぼく的には、こうした本がきっかけで、三葉虫ファンが増えてくれればなーと思います。

    2020年03月29日 18:42
    > 愛と令和の爆裂娘さん 
    標本の質という所は、レベルの高い標本はコレクターの方が博物館より何倍も上ですからね。科博の標本ももう少し多く掲載してほしかったですが、紙面にも限界があるので仕方ないとこですね。ぜひ多くの人に手に取ってもらい、三葉虫コレクターが増えてほしいと私も思います。

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