Balizoma(Encrinurus) variolaris

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Dudleyといえば三葉虫研究発祥と言ってよい歴史的な産地、ただ近年は保護もあり、周辺エリアを含め既に取り尽くされたのか新たな産出は難しい状況と推察でき、実際に余り情報が上がってきません。この標本自体が、どれほど前に採取されたかまでは分かりませんが、18世紀や19世紀のDudleyでは、この標本の様に、シルル紀のサンゴ礁の多様な生き物が濃縮された標本が多産したと思われます。この標本には、この地の代表種と言ってよいイチゴ頭のBalizomaの頭部が残されています。この様な標本は、三葉虫の完全体標本と比較すると非常に安価で入手できるのですが、化石としての面白さが詰まっています。

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    tatsutoy

    2021/9/4 - 編集済み

    かつてダドリーで、建材や製鉄目的で採掘されていた石灰岩そのものですね。沢山の種類のコケムシに覆われており、カルシウムの塊に見えます。昔も三葉虫の部分化石は研究者を除き人気がなく、完全体でない限り掘り出された後はそのまま溶鉱炉行きだったのでしょう。今やEncrinurusは部分化石ですら貴重なのでなんとももったいない話しです。

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      Trilobites

      2021/9/4

      英国の産業革命を陰で支えた功労者とも捉えられる石灰岩だと思っています。当時のDudleyのシルル紀の化石が豊富な生命にあふれたものだったか良く分かる標本ですよね。完全体以外は、工業的に使用されてしまってますから、今となっては、この様な標本は価格以上に価値があるものと個人的には感じますね。

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    trilobite.person

    2021/9/9 - 編集済み

    Balizomaの完全体を既にお持ちだったと思いますが、二体目を入手されたのですね。生物密度の高い、本種の生きていた当時の海底環境が分かる面白いプレートですね。このような標本を見るにつけ、市場価値を見出されず、破棄されてしまうような部分化石がもっと出回ればなぁと感じます。

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      Trilobites

      2021/9/9

      BalizomaやDudleyにはどうしても惹かれてしまいますね。他にも同じような同地の標本を集めて楽しんでいます。完全体は勿論代え難いですが、この様な様々な生物の中の三葉虫が残る部分化石は大変魅力的だと思います。完全体しか集めないコレクターも多いので、少しでもこの様な部分化石が脚光を浴びてほしいので、これからも紹介を続けていきます。

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