Reedops cephalotes hamlagdadianus

0

この化石をじっくり見ると、三葉虫コレクターでも気持ち悪いと目を逸らす人もいるかもしれません。無数の巻貝が三葉虫の周辺を蠢いている訳ですから、無理もありません。三葉虫の化石として見た時も、醜い異物として邪魔な存在でしかないので、普通のプレパラーターでしたら、奇麗に取り除いていると思います。ただHammi氏は、当時の環境を伝える価値を理解していますから、非常に手の掛かる、この様な産状の化石を残してくれているのです。巻貝は常に共存していたというより、この三葉虫の死後、腐敗する前に集まってきた掃除屋なのだと個人的には想像していますが、他に理由を考えてみるのも楽しいです。

Default
  • File

    tatsutoy

    2022/01/21 - 編集済み

    古生代海底の食物連鎖を想起させる様な標本ですね。現代でも巻貝は歯舌を用いて、硬組織を難なく削り取り捕食するので、Trilobitesさんの推論には説得力があると思います。それにしても、母岩も有機物を沢山蓄えている様に見える不思議な質感ですね。私が化石を集めていた頃は聞いた事のない産地名です。

    返信する
    • File

      Trilobites

      2022/01/22 - 編集済み

      この2年位前からHammi氏から提供される、これらの三葉虫は、完全体というよりは少し崩れた様な産状で、見た目は脆そうに見えますが、結構緻密で硬い石です。この緻密な石質が巻貝の様な小生物まで保存できた要因かと思います。産地情報少し修整しました。Mdâourと呼ばれる地区で新産地だと思います。今までのモロッコ産に無い新たな発見が出来そうな情報を秘めていて注目しています。

      返信する