Rusophycus Pudicum

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Rusophycus Pudicum(三葉虫の休息痕)とされる化石であり、所謂、「三葉虫の巣穴」です。泥の中で脚を動かしていたので、左右に分かれる特徴的な形状になります。主が居なくなった後に泥に埋まり保存されるのですが、不思議な事に一緒に三葉虫本体が埋まっている化石を見た事が無いので、本当に三葉虫のものなのか疑問は残ります。周辺部も良く見ると小さな生物が這って回った状態が、そのまま残されており、化石化する事の無かった軟体生物の痕跡である事が分かります。Waldron Shaleという事で、DalmanitesやCalymeneの可能性はありますが、これらの三葉虫が産出するエリアとは違う場所の化石であります。

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    tatsutoy

    2022/6/1 - 編集済み

    古生代のアメリカインディアナ州の海底は余程穏やかな環境だったのでしょうか。三葉虫の巣や、生きていた時の姿そのままのウミユリの化石などを見ると、その保存状態に驚きます。恐らく化石化した後も地層の変性も少なかったのかもしれません。

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      Trilobites

      2022/6/1

      穏やかな環境かどうかは実際には分かりませんが、生物種の豊富な海域であった事は事実だと思います。この生痕化石をみていると、そんな一場面を切り取ったかの如く、当時の状況が良く残されていて、興味深いです。地層の圧縮なども無いので、化石化するにも最上の環境があったのは間違いなさそうです。

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