Sphaerexochus hiratai

0

高知県にある横倉山は、かつて国内では数少ないシルル紀の化石産地として知られました。ここから産出する三葉虫は国内採取者の憧れの存在であったと聞きます。今は採取できないため、この産地の古い標本は入手が難しい状況です。Sphaerexochusという種類は、シルル紀からオルドビス紀にかけて生息したファコプスの仲間ですが、どちらの時代でも世界的にも産出量が少ないと言えます。特にシルル紀のSphaerexochusは、世界各地で産出はするものの完全体は図鑑の中の存在でしかありません。本標本は、最大の特徴である丸く膨らんだ頭鞍だけの部分化石ですが、愛嬌のある顔を想像することができる標本です。

Default
  • File

    Trilobites

    2020/6/20

    citarius 2018年03月23日 23:19
    知らない人はまちがいなくこのコブを目だと思うでしょうし、知っている私にもこれが目にみえてしかたないという、非常にトリッキーな姿かたちをしておりますね。私はレプリカで楽しんでいますが、見れば見るほど奇妙な味わいがあります。

    ORM 2018年03月24日 17:55
    前提知識さえあれば、十分にスフェレキソクスのそれだと分かる保存状態が素晴らしいですね。特に頭鞍後方のOcciiptal ringあたりまで出ている所が良いです。日本でこのような特徴的な種が出るのは嬉しい事ですね。

    2018年03月24日 22:11
    > citariusさん 
    これだけでは全体像が分からないので、一般の人は三葉虫ということが信じられないレベルでしょうね。登頂部が少し剥げた様になっていますが、最初はここだけしか露出していなかったと思われます。これだけを見て三葉虫と分かり、掘り進んだ採掘者の目利きに驚きであります。

    2018年03月24日 22:15
    > ORMさん 
    世界的に貴重な本種が日本で採掘されていたことが三葉虫コレクターとしても嬉しい所ですよね。横倉山であってもそれほど多くは採掘されていないと思いますので、その一つを手にすることができ、感激しております。

    返信する