Japonoscutellum japonicum

0

「日本のスクテラム」と名付けられたスクテラムの頭鞍の標本です。見慣れていないと、これが三葉虫の一部であると気が付かないような標本です。スクテラムの仲間はモロッコ産で多産するイメージがありますが、モロッコに於いても相対数は少なく、それは国産に於いても同様の貴重度であります。更に珍しい所として、スクテラムは後世のデボン紀に繁栄しましたが、シルル紀におけるスクテラムの仲間は、産出例が横倉山以外では世界的に見ても少なく、初期のスクテラムの仲間の姿として注目すべき存在に思います。

Default
  • File

    Trilobites

    2020/6/21

    citarius 2018年03月23日 23:22
    シルル紀のスクテルム類としては、日本では本種のほかに Illaenoscutellum, 中国で Ciliscutellum, Leioscutellum, Sangzhiscutellum, ロシアで Octobronteus, ドイツで Stoermeraspis, チェコで Avascutellum, Decoroscutellum, Kosovopeltis, Planiscutellum, カナダで Ekwanoscutellum, オーストラリアで Australoscutellum などが知られているそうです。

    ORM 2018年03月24日 17:45
    時代こそ違いますが、hidascutellumと並んで(?)、本邦の有名なスクテラムの内のひとつですね。モロッコ産ばかり見ていると、それなりに数が出ている気がしてしまいますが、hidascutellumも非常に稀産で、日本産を集めるとスクテラムのrarityを実感できますね。

    2018年03月24日 21:59
    > citariusさん 
    貴重な情報ありがとうございます。名前だけ聞いても先ず見かけないですし、産地としてもコレクションできるような標本はなさそうですね。シルル紀のスクテラムというのは、やはり世界的に貴重だと認識できます。

    2018年03月24日 22:02
    > ORMさん 
    モロッコなど最大産地でも希少なので、日本でスクテラムの仲間が見つかれば、それがどれ程珍しいのか考えると見かけ以上に凄さがわかると思います。福地などのスクテラムも比率としては少ないですよね。

    返信する