土田麦僊「舞妓林泉」

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切手趣味週間
1968年

土田 麦僊(1887年2月9日 - 1936年6月10日)は大正~昭和期の日本画家。ルノワールやゴーギャンに傾倒し、伝統的な日本画に西洋絵画の重厚なマチエールや合理的な空間把握、幾何学的な構図などを取り入れた新たな絵画の創造を目指していました。1921年渡欧し、約1年半に亘り、西洋絵画の研究と制作を行っています。コレクターとしての一面もあり、渡欧中にルノワール、セザンヌなどの西洋絵画を収集しています。現在、大原美術館にあるセザンヌの『水浴』は麦僊旧蔵品で、自らへの刺激とするため常に画室の壁に掛けていたものであるといいます。1927年、フランス政府よりレジオンドヌール勲章シュヴァリエ章を受章しました。

「舞妓林泉」は、1924年の作品。踊り子といえばドガの名が思いだされるように、舞妓といえば麦僊の名が浮かぶほど、麦僊は多くの舞妓の絵を描いています。この絵では、新緑の南禅寺天授庵を背景に、着飾った舞妓が、あたかも人形のように表現されています。欧州から帰国した翌年、緻密で厳格な画面構成を試み、第4回国画創作協会展に出品した作品です。古今東西の様式を取り入れつつ、写実と装飾の融合を目指した代表作です。

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    オカユちゃん

    2019/7/24

    赤、緑、青、それと白い顔がキラキラと眩くて、素敵な絵ですね。
    手のひらで楽しむ15円の芸術。いやー切手って、本当にいいもんですね。

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      ts-r32

      2019/7/25

      素敵なコメントありがとうございます!いただいたコメントを読んで、子供の頃、切手に魅了された感覚が蘇り、ずっと持っててよかったと思わせていただきました。😊ありがとうございます。
      切手ってホントそうですね!

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