ウルトラセブン VOL.10

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 第41話「水中からの挑戦」は満田監督が最終回を意識して、「ノンマルトの使者」とともにアンヌ隊員をロングヘアーにしたこと以外、あまり見どころの無かった作品ですが、桑田次郎氏によるこのエピソードのコミック作品は、実写とは全く違うテイストで、私は結構気に入っています。ネタバレになってしまうので、ここではコミックの内容には触れませんが、ストーリーのコンセプトは現代でも、というよりも現代だからこそ問い直してみたいテーマを採り上げているので、機会があればぜひ読んでもらいたいですね。
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    A-chan

    2020/11/2

    連続失礼します。
    「ノンマルトの使者」これは「セブン」いえウルトラシリーズの一番の問題作ですね。地球の先住民・ノンマルトが居住地である海を守る為に侵略者である人間に攻撃をしてくる話。
    もし人間が宇宙からの侵略者だったとしたら、何故文明が衰退してしまったのか?恐らく、チャンスを窺っていた内部の穏健派が侵略派の隙をついて彼らを一掃。勝利した穏健派は過ちを繰り返さない為にそれまでの文明を破棄して一からやり直した・・・・・・。
    だとしたら、ノンマルトは文明を無くした人間達と和解して共存している筈なんですけど?
    人間の少年を使者に選んだという事は、全ての人間が敵では無いという事を把握しているという事。海の居住地を荒らされたくないのだったら、一般人の少年を使者にするよりも自分達の存在を示して直接訴える方が効率が良いのは分かる筈ではないですか?

    実のところ、私はあの連中をノンマルトと思っていません。人間は海底開発の準備を始めただけで、ノンマルトの居住地に危害を加えた訳ではありません。
    ノンマルトを名乗る連中は何をしたという訳でも無い海底開発のスタッフ達を殺害し、明確なコミュニケーションを取る為に真市少年の身柄を確保しようとする地球防衛軍の隊員達を殺害し、挙句の果てには何の関係も無い一般の町々を破壊しました。そこに住む何も知らない多くの善良な人々、子供達や赤ちゃんも犠牲になった事でしょう。
    ノンマルト(?)は爆弾や火器のような兵器は所持していないようですが、暗躍により兵器を奪ったり、ガイロスのような生物兵器を生み出す技術は持っています。セブンの加勢が無ければウルトラ警備隊も危なかったかもしれません。
    コミュニケーションも取らずに一方的な殺戮を繰り返す以上、ウルトラ警備隊はノンマルト(?)を殲滅せざるを得なかったのです。

    仮に過去の人間がノンマルトを滅ぼした事実があったとしても、過去は過去。セブンは今現在の善良な人々を守っているのであって、侵略者を守っているのではありません。
    ただ、その純な心をノンマルトを名乗る連中に利用されたと思われる真市くん(の霊)は可哀そうだと思いますけど。

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      woodstein

      2020/11/9

       A-chanさん、コメント有難うございます。御指摘のとおり、本作は先住民問題がテーマで、それについて思うところもあるのですが、私自身がこれについて語り出すと、どうしてもこの古くて新しいテーマについて政治的なことを言及せざるを得ないようです。ただ、私はこのMUUSEOという趣味の場にそのような政治的な話を持ち込みたくはありません。ですので、これ以上は深入りしないことにさせて戴きます。申し訳ありません。それでも一言付け加えるならば、A-chanさんの「過去は過去」という言葉には癒されました。

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