NHK大河ドラマ・ストーリー 草燃える

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 1979年1月10日発行。昭和54年に放映された大河ドラマ「草燃える」(原作:永井路子、脚本:中島丈博)のガイドブックで、同フロアに展示の『黄金の日日』のそれと同様の本のサイズ、同様の構成で、このガイドブックシリーズの編集スタイルが何か定まったのか、というのが、本書を手にしたときにまず感じたことでした。
 ということでこの大河ドラマ、そこそこ期待して観始めたのですが、どうも馴染めませんでした。ただ、この頃その魅力にハマっていた松坂慶子が出演していたので、その姿を見たい一心でダラダラ観続け、その出演が終了した時点で観るのをやめたのですが、その後に別の役で出演していたことを知り、とても悔しかったのを覚えています。もっとも、同年に松坂慶子はバニーガール姿が眩しい『水中花』というドラマに出演していたので、それほどの飢餓感はなかったですが…。
 話が脇に逸れました。馴染めなかった理由はいくつかあるのですが、やはりキャスティングでしたかね。源頼朝が石坂浩二、北条政子が岩下志麻はいいとして、義経が国広富之というのは我慢できても、静御前が友里千賀子というのは観るに堪えませんでした。別に個人攻撃しているのではありません。彼女は前述の『水中花』で松坂慶子の妹の役だったのですが、それには特に不満はなかったので、要するにこの段階では時代劇での大役をこなすだけの力量が圧倒的に不足していたのに、こんな重要な役をやってしまった、という不満でしたかね。もちろん、個人的かつ勝手な思い込みです。
#大河ドラマ #永井路子 #中島丈博 #草燃える #石坂浩二 #岩下志麻 #国広富之 #友里千賀子 #松坂慶子 

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    グリーン参る

    2022/06/10 - 編集済み

    woodsteinさん、
    一年通してこのドラマを見ましたが、加もなく不可もなくという感じです。友里千賀子がほとんど存在感を感じさせなかったのは、おっしゃるとおり彼女がまだあまりに経験の少ない女優さんだったからだと思います。松坂慶子、最高に美しかったですね。
    私は「新・平家物語」の志垣太郎の義経があまりに素晴らしかったので、今でも義経といえば彼しか思い浮かびません。

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      woodstein

      2022/06/15

       グリーン参るさん、コメント有難うございます。友里千賀子は前年(1978年)の連続テレビ小説『おていちゃん』のヒロインだった流れでの起用なのは明らかで、そんなキャスティングではどうしようもないですかね。もっとも、このドラマと同年に劇場公開された映画『あゝ野麦峠』ではそれなりの存在感があったので、返す返すも残念な配役でした。
       九郎判官義経については司馬遼太郎の小説『義経』の影響を受けたせいかどうも好きになれず、この手のドラマでもあまり注目しない癖がついてしまっているので、義経の出番は何か気が抜けちゃいますね。志垣太郎氏についてはこの2年前の大河ドラマ『花神』での久坂玄瑞も印象的でした。

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  • Animals 16

    Jason1208

    2022/06/15 - 編集済み

    頼朝役の石坂浩二と、付き人的な安達盛長役の武田鉄矢の掛け合いが、結構面白かった記憶があります。
    このドラマでは、頼朝の死は単なる落馬による事故としていました。
    鎌倉時代の最も謎とされる事件ですが。(正史であるはずの吾妻鏡もその時期が欠けている)

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      woodstein

      2022/06/23

       Jason1208さん、コメント有難うございます。返事が遅くなり申し訳ありません。頼朝の死因が吾妻鑑の記載の落馬となったのは、永井路子の原作がそうだったから、ということなのでしょう。ただ、所詮はテレビドラマですから、中島丈博氏はもう少し冒険して新解釈を披露しても面白かったかな、とも思えますね。ですが、それをしなかったのが、結局このドラマが、本文にも示したとおり、それほど魅力的に感じなかった遠因だったのかもしれません。

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