とり・みきの映画吹替王 別冊映画秘宝VOL.3

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 2004年9月16日発行。主な構成はCSで放映されたインタビュー番組を中心にまとめられた22人の声優との対談集ということになりますが、もうどれもこれも面白かったです。これはとり・みき氏の吹替への愛情と知識、そして各声優に対する限りないリスペクトのなせる業であることは疑いようもなく、素晴らしいインタビューをしてくれました。また、登場した声優の方々、表紙の帯には「22人のマエストロ」と表現されていましたが、今となっては「22人のレジェンド」と言っても過言ではない方々の受け答え内容も興味深い話題の目白押しでした。何か褒めてばかりですが、要するにこんな本を読むのは吹替を好物としている人種が殆どで、そういう人たちは吹替に関する知識をある程度持っているから前提抜きにインタビュー記事に入っていける、そういう事情があるわけで、そういう意味では多少敷居の高い内容の本かもしれません。
#吹替 #とり・みき

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    オマハルゲ

    2018/8/31

    昔の名作映画の吹き替えは新規収録は難しいと思います。たまに新規の吹き替えが作られてますが、どうしてもしっくりいきません。
    となると、当時の音源を収録することになりますが、カットされた部分をどうするか、これが問題。欠落したままでも仕方ないですが、カット部分を同じ声優さんで吹き替えて補ってもらう、そういうケースもありますね。
    しかし、もう亡くなられた方も多く、代わりの声優さんで収録となるとそこだけ違和感が生じます。似ている声の声優さんを見つけるのは難しいですし。
    そんな中で、多田野燿平という人が山田康雄さんの声にそっくりで、クリント・イーストウッドの映画の補完をされてますね。
    違和感がなくてビックリしました。

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      woodstein

      2018/9/1

       カット部分の吹替を補う際のことを言及されていましたが、これは特にテレビドラマではよくあることのようです。海外のテレビドラマのDVDは少ししか所有していないのであまりエピソードは持ち合わせていないのですが、例えば「謎の円盤UFO」は吹替の追加収録がなされておらず、カット部分は言語そのままで字幕でした。ただ、このドラマの大ファンの私の友人は、ドラマの最後の部分で登場人物が会話しているのに吹替版では矢島正明氏のナレーションが被ってその内容が分からなかったが、DVDでその内容が確認できてよかった、と言っていました。吹替の追加収録で印象深かったのは「宇宙大作戦」(スター・トレック)ですかね。カーク船長の矢島正明氏は御本人が追加録音に参加されていたのに対し、ミスター・スポックの久松保夫氏はすでに鬼籍に入られていたので菅生隆之氏が追加収録をしたのですが、ミスター・スポックの場合は別人であるにもかかわらずそれほど違和感がなかったのに対し、カーク船長の場合は年齢による声の変質は避けられず、続けて聴くと別人かと思われるくらいの違和感がありました。飽くまで個人的感想ですが。
       吹替に関する話は尽きることはありませんね。また、機会があれば続きを行いたいものです。

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      オマハルゲ

      2018/9/1

      ありがとうございます。
      吹き替えについて語る機会が少ないもので、熱くなってついつい長文になってしまい、申し訳ないです。
      矢島さんを例にされてましたが、自分がショックだったのが「夕陽のガンマン」の追加収録の納谷さんでした。
      「俺は○○だぜ」というようなセリフの箇所で、「わしゃ○○じゃよ」と言っている風に聞こえてしまう声質でした。
      その納谷さんも弟さんと共にアチラにいかれましたねぇ。

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