映画を聴く 映像とサウンドの旗手たち 河原晶子著

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 1981年4月28日発行。15人の映画監督が自らの作品の音楽に対してどのようなアプローチをしているか、についての解説と考察が繰り広げられています。それぞれ面白かったのですが、特に興味を引いたのがフェデリコ・フェリーニ監督の項で、前年に盟友のニーノ・ロータを失ったことによる危惧が、稿の最後に述べられていたのが印象的でした。
#映画音楽 

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  • 曲を聴けば映画のワンシーンが蘇るってとても心地の良い感じです。
    タイアップ曲ばかりが印象に残るビジネス映画作品とは違う劇伴音楽の魅力がありますよね。
    昔はサウンドトラック盤のレコードが当たり前のようにあったのに今では殆ど見かけなくなりました。
    残念。

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      woodstein

      2020/8/3

       「ポピー キングザウルス」さん、コメント有難うございます。映画には上映された時期、すなわち時代性という要素もありますので、その作品の音楽、それは必ずしも劇伴音楽に限らず、魅惑的な主題歌を聴くことで、作品自体のことのみならず、観たときの自分の状況なども思い起こさせる効果があります。もちろん、先頃逝去されたエンニオ・モリコーネを始めとしたいわゆる映画音楽作家の作品が興味の対象の主流ですが、「映画音楽」というのは例えばクラシックやジャズなどの音楽もその範疇に包含する間口の広さ、懐の深さもあり、それがまた魅力の一つでもあります。
       あと、最近サウンドトラック盤のレコード、さらにはCDを見かけなくなったということですが、そんな印象もありますかね。私としては、魅力的、かつ実力のある映画音楽作家が少なくなった、という印象ですが…。

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