ディシプリン / キング・クリムゾン

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1981年リリース。
1974年のRed をもって解散したクリムゾンが突如として復活。キング・クリムゾンという名での復活には色々と逸話があるようだが、私は当時のフリップのソロ作品を聴いていなかったので、とにかく驚いたのを覚えている。
アメリカ人が2人いる事で、これはクリムゾンではない、という声は多くあったのは確かで私も実際そう思っていた。サウンドも随分と変化してミニマル・ミュージック的なアプローチだが、フリップとブリューの複雑なリフの掛け合い、初めて聴くレヴィンのスティックの音、ブルフォードの変拍子の嵐から、有り難くクリムゾン王の復活を歓迎した。そしてこのアルバムでは、初めてインプロヴィゼーションが収録されていない。
しかも初来日までして、今は無き浅草国際劇場でその姿を見ることができ、レッドや太陽と戦慄の演奏に狂喜した。

Discipline
https://youtu.be/en5YRCvppIA?si=pAOfugILM9JA_Nji

#音楽CD

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